サンダーエイジ

韓国のアイドルとか音楽についての自分が後で読み返ししたい記事のふんわり訳と覚書。

【ize訳】101人がデビューするその日まで

【ize訳】101人がデビューするその日まで

 

2018.04.09
http://m.ize.co.kr/view.html?no=2018040823067238661

 

2,016,187。Mnet「プロデュース101シーズン2」出演者たちと関連のあるアイドルたちの2017年のアルバム販売量h(GAONチャート基準)を合わせた数字だ。 このうちWANNA ONEが販売した1,355,618枚を除くと、660,569枚が残る。 そのうちNU'EST Wが30万枚を、残りの30万枚をJBJ、MXM、THE BOYZ、チョンセウン、サミュエル、ヨングク&シヒョンが持っていった。 2015年の年間アルバム販売量決算チャートで100位に入った新人アイドルは3グループで、SEVENTEENとiKON、UP10TIONだけだった。 2年間でデビューと同時に人気を得ている新人アイドルチームが2倍ほどに増えた。 すべて「プロデュース101」の出身か、またはここに出演したメンバーが含まれているケースだ。 その他にはいない。

 

この数値は、2018年にいわゆる「プデュ出身」アイドルたちが着実に新しいアルバムを出したり、デビューできる原動力だ。 2018年に入ってJBJ、チョンセウン、MXM、サミュエルなどが次々と新曲を発表し、「プロデュース101シーズン2」の人気練習生として挙げられていたジュハクニョンが含まれているTHE BOYZも最近カムバックした。 今年デビューしたRAINZとフリーデビューの形を取るヒョンソプ×ウィウンをはじめ、既にデビューしていたThe East LightやN.Flyingにも「プデュ出身」メンバーたちがひとりずつ追加投入されて活動している。 デビューを目前にした新人グループNOIRとソロであるユソンホにおいては「プデュ出身」というタイトルが最も重要な広報手段だ。 「プロデュース101シーズン2」で注目されたメンバーたちが大勢含まれたあるアイドルチームの広報担当者A氏は、「他の新人グループよりも広報が楽というのがかなりの長所」だとし、「一度露出された履歴があるのでやはりその話を書くしかなく、それで楽な時がある」と話した。 依然として「プロデュース101」に出た練習生達を引き連れ新しいアイドルチーム制作に没頭する製作者たちがいる理由だ。 ある企画会社の関係者B氏は「基本的にファンドムが保障されるということを目で確認できたので、最初から露出されていない練習生たちよりはその番組に出演した子たちを連れて何かしらをしてみようと思う」と打ち明けた。「率直に言えば、いわゆる『プデュバル(プデュ祭)』というものはすべて終わったことはわかっている」と言いながらも、アイドル市場の激しい競争構図の中で少しでも優位を占めるためには仕方がないということだ。 関係者の間でも「このままだと101人全員デビューする」という冗談まで出ている。

 

このような希望的な過程が、逆に企画会社の足をとる場合もある。 中堅アイドル企画会社の関係者C氏は「普通は新人を製作する時にはアルバムがほとんど売れないという前提を置いて作っている。 ところが『プロデュース101』で自信を得たプロダクションたちの中には、アルバム販売量が当然高いだろうと仮定する場合がある」「期待値が高いため、制作費も平均以上になっていくしかない」と話した。 上がった期待値は容易に離れない。 しかも「国民プロデューサー」出身で以前より積極的に自分の意見を表すファンが多くなり、従来とは違った部分まで考慮しなければならない。 B氏は「ほんの少し品質が落ちてもファンが怒ってフィードバックを求めたり、他のグループに突き進んでしまう場合があるが、『プロデュース101』にはあまりにも練習生が多かったため移動は簡単というのが目に見えるほどだ」と説明した。 そうなると残るのは「メンバーの士気の低下」だけだ。 これを憂慮したいくつかの会社の中には「『プロデュース101シーズン2』で見せてくれた少年イメージを最大限使った後、次第に大人に成長していく姿を示すように」プランを立てているところもある。 練習生と少年というイメージから浮かぶ稚拙イメージを活用しながら、若干の猶予期間をやっと作っているのだ。 メンバーたちと会社はずっと進むところがあるという希望を得て、ファンは彼らの成長を見守りながら待つことができる。

 

「プロデュース101」が起こしたアイドル産業の変化は、今年再び「プロデュース48」を通じて再現される予定だ。 6月から放送される「プロデュース48」に練習生を出したD氏はすでに心配している。 「今、準備中のガールズグループがいるが、今回我々の練習生たちの中に最終合格するメンバーがいたとしたら、長い間準備した企画を変えなければならない」からだ。 有名なTVプログラムを通じ、メンバー自身が自分のキャラクターを掴んでくればかえってグループ活動にプラスになる。 しかし、それは認知度を得て再び元の企画会社に戻ったときの話だ。「なんとかファイナルラウンドで脱落したら良いだろう」という彼の言葉は「『プロデュース101』の最大恩恵者は12位」と言われていた関係者たちの窮屈な心境を少しだけより直接的に描く。 「出したくないのに、出ないわけにもいかない」まるで「残酷な競争は嫌いだけど、応援する練習生がよくできたら良いので投票する」というファンたちの嘆きのように。もちろんそのおかげで、今年も「プロデュース48」のすべての出演者が活動する可能性もある。D氏は言う。「9月頃にプログラムが終われば、3ヵ月以内におびただしい数のガールズグループたちがあふれ出てくるだろう」すでに今から目に見える未来だ。

 

文 パクヒア
校正 キムヨンジン

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ファイナルラウンドで落ちたらいいとか思われてたら頑張って出てる練習生もやるせないというか...それなら最初から出すなという。
でももうこういう風になっちゃったからには競争力の低い事務所にとっては乗るも地獄乗らぬも地獄、救われるほんのひと握りに入るしかないという事なのかもしれません。

【おしらせ】Real Soundで韓国の若手アイドルラッパーについての記事を書きました

Real Soundさんで韓国の若手アイドルラッパーのソロ活動についての記事を書かせて頂きました。

「Block B、iKON、WINNERなどのメンバーも 韓国で盛り上がる“アイドルラッパー”のソロ活動」という記事です。

 具体的には以下のアイドルについて書いています。

 

ZICO(Block.b)

Bobby(iKON)

MINO(WINNER)

バンヨングク(B.A.P)

Ravi(VIXX)

Vernon(SEVENTEEN)

Mark(NCT)

 

Stray Kidsも少し紹介しています。

 

 

細かい内容確認の必要があり今までで一番時間がかかりましたが、字数の関係もあり、ジュホンやイルフンなど割愛せざるを得なかったラッパーもいたのが少し心残りでした。

ちなみにBTSに関しては3人いるので別立てで記事にしてはどうでしょうとご提案があり、今回は入っておりません。

Real Soundさんでは隔週の月曜日に定期的にKPOPの記事を更新する計画があるそうで、現在は試運転中との事です。自分の記事は他のライターの方と順番に掲載になるかと思いますが、読んでくださる方が多ければKPOP記事の定期更新が本決まりになるかもしれません。

(あくまで予定との事ですが)

【idology訳】コンチュルモク(芸能人目撃談・写真)」を止揚しますか?

【idology訳】コンチュルモク(芸能人目撃談・写真)」を止揚しますか?

 

byシムデャン 2018/04/06
http://idology.kr/10217

[この文は、2018年3月23日から25日まで西橋芸術実験センターで行われた〈一行も書いていません〉(企画パクジュンウ・チョンデハン)にて展示されました。]

 

この頃ファンドムを分かつ新たな単語がある。 「コンチュルモク」がまさにそれだ。 コンチュルモクというのは、空港写真、出勤写真、目撃談を表す単語として、韓国の芸能人好きであれば自然に接する代表的な情報のこという。 ファンドム内で芸能人のプライバシー保護を目的にこれを止揚(一旦立ち止まって考える事)する人が生じ、これを超えてDispatchを含めたマスコミの過度なパパラッチ行為や卒業写真、過去写真など、より幅広い方向で芸能人のプライバシーを消費しないようにするというケースもたびたび見られる。 コンチュルモクの中で、空港写真に限定してこれと関連した話をひもといてみたい。

 

2017年からSNS上で新しいファン文化としてに浮上した「コンチュルモク止揚」は、特にアイドルファンドムの間で起きた。 コンチュルモクの中で、空港写真は別名「空港ファッション」という名で消費されてきたコンテンツであり、情報と言える。 空港写真の前提条件はアイドルに向けられた関心、つまりは熱い需要だ。 アイドルが出国もしくは入国をする度に、空港で写真を撮るホムマ(ホームマスター)と、芸能人を見るために集まったファンで陣取られている。空港はステージ以外で芸能人を近くで見られる場所だ。 空港で捕捉した彼らの自然な姿とこまごまとした日常などを理由に、空港写真はファンドム内において最もホットなコンテンツの一つと言える。 彼らが何を食べているのか、何を着るのか、どんなことがあったのかなど、持続的な関心に対してアーティストはメイクをはじめ、服を選んで着始め、更に服の協賛を受けて記者に写真を撮られ、「空港ファッション」という新たなコンテンツが生産され始めた。

 

しかし、空港写真を撮影していると空港内の混雑を避けられない。 実際にアーティストが出入国現場でセクハラを受けたり、怪我をしたケースもしばしば見ることができる。 ファンドムが最も簡単に共感するのはアーティストの負傷だけではない。 ファンたちは空港写真のすっぴんを通じて、プライバシー侵害という弊害を直視した。 多数のカメラが空港内で休息を取っているアイドルを撮影している様子が公開された。 この理解できない風景の結果物が私が好きな空港写真だなんて、とファンドムは当惑した。 その結果、アイドルのプライバシー侵害と関連された談論が登場しており、これにプライベート消費の代表格である「コンチュルモク」という単語を作ってこれを止揚するという流れにつながった。


コンチュルモク止揚というタイトルを掲げた結果、ファンドムは従来のファン文化とKPOPシーンの悪習についてもう一度考えてみるようになる。 容易に過熱される投票狂風とストリーミング戦争に疑問を提起し、徹夜文化から始まったファンドムに向けられる関係者の冷遇についても見直すようになった。 また、ファンドム内のサイバーブルリン(ネットいじめ)はもちろん、2016年からファンドムが敏感に反応しているアーティストの女性嫌悪表現とコンテンツ内に存在する嫌悪を敏感に捉えて積極的に釈明を要求しているなど、多方面で談論を形成した。

 

もちろん新たなこの流れは、「コンチュルモク止揚」という名称であまりにも多くの談論を抱いているという指摘を避けられない。 コンチュルモクを止揚しておいて、コンサート写真や動画撮影で侵害される著作権についてはまだ大きく公論化されないのが実情だ。 アーティストとファンドムの人権には敏感だが、その他のKPOPシーンを健全に形成するいくつかの部分には鈍感だ。一方、KPOPがブームを引き起こす可能性のある要素の一つであるファンメイド(fan made)をどこまで否定するべきか、これに対する代替品が存在するのかに関するジレンマも存在する。

 

継続されているファンドムのコンチュルモク消費を巡る議論に影響を受け、製作者からも変化が起きた。 アーティストの卒業式や空港写真撮影を禁止したり、ガイドラインを設定するなど、アーティストの人権に配慮する案をまとめ始めたのだ。JYPの場合、空港や宿所の近くなど非公式の日程を追いかけたり、録音、撮影する行為全般をする場合にスケジュール関連で不利益を与える「ブラックリスト」制度を施行している。 逆に、製作者は未だにコンチュルモクを消費するファンドムを人気の指標としている節もある。SMの場合、一部のVAppコンテンツやYouTubeコンテンツにおいて、空港で待っているファンドムを映像で見せ、「デビュー前なのに膨大なファンがいる」と言うように肯定的に評価する。


従来のファン文化とKPOPシーンを構築する消費行動と反する「コンチュルモク止揚」は確かに大変な運動だ。 ただ、ファンドム自らがアーティストのプライバシーの侵害に共感し消費を止め、ファンドムと制作者に対して特定の要求をするのも、また違う意味でのファンメイドと見ることができるだろう。 ファンドムの新しい声コンチュルモク、あなたはどう思いますか? コンチュルモクを止揚しますか。

 

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コンチュルモク「공출목」とは空港(공항)+ 出勤路(출근길)+目撃談(목격담)の略語でアイドルファン用語です。
韓国でもスケジュール以外のプライベートで写真を撮ることは禁止されていますが、海外スケジュール移動のための空港での写真撮影やスケジュール出退勤時の写真(音楽番組出勤時やいわゆる出待ちなど)の写真はグレーゾーンとして長年幅広く消費されてきました。芸能人のプライバシーを割と尊重する傾向のある(守れてない人もいるけど、一般的に守る事が良識とはされている)日本のファンが最初に戸惑う部分のひとつではあるかも。
韓国のアイドルファンは非公式でアイドルの写真を撮ったりそれを見たりして消費する事に慣れすぎていて、それをファンとしての当然の権利であると思っていたりむしろ広報になってやってると思ってる節もあるかも。ファンとしての欲望>アイドルに対する人権意識という矛盾があるわけです。


アイドル側もいわゆる「空港ファッション」や音楽番組出勤時コスチューム等という形で要求に応えてきてしまったという事実もありますが、数が多すぎて現実的に警備員やSPやスタッフでは制御しきれないという現実があり、どうせ撮られるならアピールの場として使おうという一種の防御策とも言えるかもしれません。

 

止揚小池百合子知事で有名になった「アウフヘーベン」の事。
矛盾をはらむ出来事について一旦立ち止まって考え、よりよい状態に導いて行くこと、との事です。この表現韓国語の記事では割と見るんですけど、日本語ではあまり使わないですよね。「再考」と大体同じ使われ方だと思うんですが、完全に同じ意味ではないので難しいです。

 

【GQ KOREA訳】アイドル消費者は王様なのか?

【GQ KOREA訳】アイドル消費者は王様なのか?

 

2018.03.29
http://www.gqkorea.co.kr/2018/03/29/아이돌-소비자는-왕인가/

 

アイドルコンテンツの消費者という理由だけで、REDVELVETのアイリーンにどのような本を読めとか読まないでなどと言うことはできない。

 

REDVELVETのアイリーンは、小説「82年生まれキム・ジヨン」を読んだと語った。 2016年に出版されて以来今まで50万部以上が販売されたこのベストセラーは、1982年に生まれ、結婚と出産でキャリアの断絶を経験して育児うつで苦しむキム・ジヨンの人生を時間順になぞりながら、女性たちが毎瞬間経験しなければならない性差別をよく表している。これまで気づかなかった女性の現実を不快なまでに生々しく描写したため、分類するとしたらフェミニズム小説であり、まさにこの部分が一部の男性ファンの機嫌をそこねた。 REDVELVETのファンコミュニティにおいて、彼らは「俺たちが金を使うおかげで生きている」ガールズグループメンバーのアイリーンがフェミニズム小説を読んだということに怒った。 アルバムに入っていたアイリーンのフォトカードを破って写真で認証した者もいる。「消費者である自分は怒っている」という表現であり、「2度とあなたにお金を使わない」という意思表示であった。 この騒ぎには何重もの問題が重ねられている。 ガールズグループは自分の考え方を表明せず、ただ見目が良くきれいに存在しなければならないという考え方。フェミニズムは悪いものだという偏見。そしてもうひとつ、ファンはすなわち消費者であり、消費者は王様であるという意識だ。

 

ファン達はアイドルにお金を使う。 ガールズグループであれ、ボーイズグループであれ同様だ。 グッズを買ってアルバムを買ってコンサートを見に行く。 音源の順位を高めるために一生懸命にストリーミングを回したりもする。 アイドルをめぐる何かを消費する文化は以前から存在してきたが、今のアイドル企画会社はファンを消費者待遇する事にはるかにもっと積極的だ。 シーズンごとにいろんなグッズを作って休む暇なく販売し、音楽チャート番組と各種の授賞式で1位になれるように投票してほしいと呼びかけている。 メンバーが公式にSNSアカウントに自ら文字を上げることもある。 写真集、アルバム制作などに向けてクラウドファンディングで資金を集める場合もある。 内需市場が小さい韓国で最大値の利益を出すには、お金をたくさん使うコアファンドムを増やさなければならない。 ファンがアイドル製作にどのような形であれ関与するというやりがいを感じるようにすることこそ、忠誠度の高いコアファンを確保する方法だ。

何よりも、アルバムを販売する方式が露骨だ。 好きなアイドルメンバーと顔を見て疎通できるファンサイン会はアルバムを購入すれば応募できる資格が与えられ、通常はアルバムを何枚も買うほどに当選確率が高くなる。 お金を使うほど待遇を受ける消費者は特別な消費者になる。 「ファンサイン会に行けば、アイドルがとてもよくしてくれます。 お金をたくさん使ってここに来たファンたちだからです。 サイン会を始める前に企画会社で事前に教育しているのではないかと思います」あるボーイズグループのファンは話す。当然、ガールズグループの場合も変わらない。 ファンサイン会では非常に短い時間でもアイドルと目を合わせて対話を交わすことが可能だ。

 

給料を使ったとしても、アイドルという人間を購買するわけではない。 しかし、アイドル産業は基本的に人を商品化するとても特殊な産業である。 だからファンたちを消費者と命名した瞬間、錯覚が発生する。 アルバムを何枚か買えば、アイドルに勝手に対面することができる権利が与えられるように思う人々が現れる。Mnet「プロデュース101」は、そのハードルを相当引き下げた。 1票あたり100ウォン程度の文字の投票だけしかしていなくても、お金を支払った消費者としてアイドルについてどうこう言うべき権利が生じた。 しかも、インターネット投票は無料だったにもかかわらず、練習生たちはきちんと視聴者たちを「国民プロデューサー様」と呼んで頭を下げて挨拶をしており、番組はアイドルのデビューを「国民プロデューサー様」が決定すると絶えず強調した。 何の消費活動をしなくても、もっと正確に言えば番組を見ただけでも消費者としての資格を付与したのだ「プロデュース101」と関連する有名なエピソードがある。 I.O.Iのメンバーであり、現在はgugudanで活動中のキムセジョンのある男性ファンが他のファンたちと資金を集め、デビュー祝いの贈り物を準備する状況で「最初から高い物を使うと行儀が悪くなる」として手頃な物を買うべきだと主張した。 一人の意見に過ぎなかったが、当該男性が募金に「銃床的に(自己犠牲的に)」乗り出したという点、募金過程で資金を横領した情況が疑われるという点のために論難は大きくなった。 彼の主張は「自分はキムセジョンのデビューを手助けした消費者であり、しかもキムセジョンは若い女だから」人間性にも口出しする権利があるという言葉と変わらなかった。

 

特に、ガールズグループはボーイズグループよりはるかに広範に消費される為にあちこちで消費者のふりをしようとする者がいる。自分が好きで関心を持つから君が食べていけるんじゃないかと、だからいつもにこにこ笑って愛嬌をしなければならないと消費者の権利について話す人々が多い。 実際にアイドルを制作するのは、彼らのそれぞれのプロダクションだ。 アイドルは誰かにとってよく見えるためではなく、職業がアイドルである為にステージで歌ってダンスをするという自分の仕事をする。 ファンがお金を使って購入するのはアイドルという人ではなく、アイドルと関連された無形あるいは有形のコンテンツだ。 そのコンテンツに100ウォンを使おうと1000万ウォンを使おうと、倫理的に間違っていない事に関して消費者の権利を主張し、アイドルを非難してもいい人は誰もいない。 彼/彼女がどんな本を読んでいようと、どんな携帯ケースを使おうと、言うとおりに愛嬌を振りまいてくれないとしても、そうなのだという意味だ。 アイドルは商品ではなく人間だ。 このように当たり前のことを、2018年にも言わなければならないとは思わなかった。


文 ファンヒョジン(コラムニスト)

 

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「82年生まれキム・ジヨン」は少女時代のスヨンも読んだと言っていたと思います。この前にAPinkのナウンが使っていたスマホケースに「Girls Can Do Anything」と書かれていたことだけでフェミニストだとバッシングを受けるという事があり、この件へのカウンターとしてGirls Can Do〜の文言をプロフに書く事でフェミニストだと宣言しているのをよく見かけるようになりました。


韓国ではここ数年人文関係書で一番売れているのがフェミニズム関連だったりブームと言っていい現象が起こっているようですが、一部行きすぎた行動への反動でフェミニズムミサンドリー(男性嫌悪)と即時見なされたりする弊害なども出てきているようです。
(もちろん両者はイコールではないのですが、他国と同様一部の過激派ラディカルフェミニストの言動や活動が殊更取り上げられて本来の意味が歪んで捉えられつつある部分もあるという事です)

 

この件ではフェミニズムでしたが、確かに過干渉の家族みたいにアイドルにこうあるべきとかこれは失望したとかやたらと進言したがる人はいるな...と思いました。そもそもこの件もアイリーンはただこの本を読んだと言っただけで、だから彼女はフェミニストだと言い出したのはフェミ寄りのファンであり、それによってアンチフェミの男性ファンが騒ぎ出したという流れだったと思います。女性アイドルがフェミニストである事は勿論問題であるはずがないですが、本人が語る以上の事を勝手に本人以外がレッテルづける事自体は、それがどのようなレッテルであれいい事のはずがないと思います。
これはセクシャリティ等にも言える事ですが、他の人が見せているある面だけから人格や考え方の深いところまで省察して断じるのは、それがどういうものであれ割と身勝手な行為のように自分は感じます。思ったり妄想するのは自由でそれもファン活の一部ではありますが、それが一個人の妄想や推察やジョークを超えてあたかも唯一の真実であるかのように発言したり振る舞うのは正しいとか「良いファン」の行動とは思えません。

 

しかし事務所がファンに消費機会を与える事はむしろ双方に良いことのはずで、問題はお金を使う側の意識が大きいとは思います。アイドルから形にならないものを受け取る「お礼」であったり自分が見たいから・聞きたいから・会いたいからその為にお金を使うのであって、「自分たちの使った金で生活してる」とか、自分が自主的に消費した金額に物理的なもの以上の見返りを期待するのは、もうアイドルファン向いてないとしか言いようがない気が...基本的には「アイドルのため」じゃなくて「自分のため」に消費するからこそ楽しいし気持ちよく消費できるんだと思うし、変な見返りも求めないんだと思うんですけどね。日本ではそれがほぼ基本的な考え方になってきてるので(そうじゃない人が問題を起こす事もありますが)よほどのケースでなければ販売スタイルが一番の問題ではないと思うんですよね...心弱い人は踊らされがちなシステムだとは思いますが。

サイン会での態度だって、個々のファンに接する機会があれば大抵のアイドルは誰にでも同じ程度よくしてくれるんじゃないかと思いますし、積んでる客だからその中でも特にやさしくしてる訳でもないだろうと思います。人気のあるアイドルの場合は、個別に対面する機会はどうしても消費金額に比例してしまう事になるかもしれませんが。

 

 

【ize訳】WANNA ONE、叙事の光と影

【ize訳】WANNA ONE、叙事の光と影

 

2018.03.26
http://m.ize.co.kr/view.html?no=2018032604577272960


叙事の力は強い。 世の中に起承転結がきちんと整った没入度の高い物語に勝てるものはほとんどない。 ここでは、私たちが足で立っているこの現実が更に一重に塗り替えられる。すでに限界を超えた状況やストーリーをとても愛し、ニュースにも芸能にも全て挿入してしまう韓国の特性まで加わる。 これは取り返しがつかない事だ。

 

ボーイズグループWANNA ONEは、そのような意味で見るとすでに始めから膨大なアドバンテージを背負って出発した。 彼らを誕生させたMnet「プロデュース101はアイドル練習生のデビューに向けた切々とした切実さ、彼らをめぐる惻隠の情を動力にしたプログラムであり、これは生ける叙事の終末の王そのものだった。 何より「リアル」というのが有効だった。 先立って数多くのアイドルグループが、様々な企画を通じて自分だけの叙事詩を積もうと努力したが、失敗するしかなかったのは、それがほとんど放送局や製作者によって「作られたもの」だということがすぐにバレたからだった。 しかし、WANNA ONEの叙事は違った。 彼らの流した涙たちと喜怒哀楽は、サバイバルという番組の形式を通じて徹底的にそのまま大衆に渡されたり、伝わるように巧みに演出された。

 

このように、あきれるほど成功した敍事から生まれたグループが、自分自身をアルバムに溶け込ませないことは職務遺棄の罪だろう。 何でもない自分があなたの選択によって初めて意味を持つことができた。その自分は0であり、そのおかげで初めて生まれた自分、そしてひとつになった私たちを1として生まれた各種の方程式は、そのままアルバムタイトルになった。 1x1=1、1-1=0、0+1=1。この数字の根底に何が敷かれているかわからなければ、皆目見当もつかないこの修飾が持つ意味は、そのままWANNA ONEのアルバムが持つ最大の価値になった。 そしてWANNA ONEのアルバムが抱える限界も、全てそこから始まる。

WANNA ONEの3枚目のアルバム「0+1=1(I PROMISE YOU)」は人生の頂点を称する「ゴールデン・エイジ(Golden Age)」をまず掲げる。今、私たちの生涯で最も輝く時期。間違った言葉ではない。 生まれつきの話題性はもちろん、アルバム販売量、音源チャートなどWANNA ONEは指標と数字で表すことができる歌謡界全ての記録においてデビューしたばかりのグループとしては信じられない数値を記録し、出世してきた。唯一従えられないものはたった一つ、彼らの音楽だ。

 

新しい歌「Boonerang」はデビュー当時、タイトル曲として選択されなかった「Burn it up」を称えるために用意された、一種の恨を晴らすようなものに感じられる。 最近の1、2年間のポップシーンで最も頻繁に接することができるトラップサウンドを基盤としたEDMトラック系列であり、何よりもパフォーマンスを支えるのに最適化された曲だ。 しかし、それ以外の大きな特徴はない。 導入部のエレクトリックギターサウンドをポイントとしてさわやかに抜き出したダンスポップ「GOLD」も、アルバム発売前に先行公開されて大きな注目を受けた「約束します(I.P.U.)」も、かすかな感傷を盛り込んだポップスバラードナンバー「君の名前を」も、シングルとして特別だったり魅力的な部分を快くあげにくい。 まるで「ポップ・サンプラーA to Z」で適当に分別したサンプルを一つの曲として拡張させたような歌は、とても悪くはないがとても良くもない。 一言で言えば「WANNA ONEだから」今注目される事が可能だった曲だ。

 

WANNA ONEだから出来る」という言葉は「WANNA ONEでなければいけない」という意味を同時に抱く。 二度繰り返すこともなく明確なのは、このグループの出自とアルバムに書かれた基礎的な飾りだけであり、その中に盛り込まれた音楽は、それ自体のみではWANNA ONEというグループについて何も説明してみせる事はできない。 せいぜい「ソンポッキ(訳注:ダンスの基礎練習の一種)」」しか分からなかったひよこの練習生であったがデビュー組として瞬く間に身分が変わったメンバーたちの目に見える成長や、プログラムを通じて2番目のデビューを立派に成し遂げたメンバーたちの高い能力値など、すでに準備されている強みを強調させるにとどまって、限りなく怠惰なだけだ。この世に2つとないチャンスをつかんで人々よりずっと先の地点で始めることができたが、その開始点を除いては(今のところ)まだ何も残っていない叙事。この話の最後に、何が待っているのだろう。 ただ甘いだけのハッピーエンドだけではなさそうだ。

 

文 キムユンハ(大衆音楽評論家)

 

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叙事=実際にあった出来事をそのまま記述する事。
韓国の記事ではよく使われる言葉であり表現ですが、ドキュメンタリー+ポエムのような感じ?日本語の文章ではそれほど頻繁にこのような使い方はされないように思いますので、訳では「ストーリー」とか「物語」と置き換えたりみたりていますが、この文章ではまさに「叙事」が主役なのでそのまま訳しました。
要するにフィクションではなく、ノンフィクションの出来事を文学的に表すものとしてよく使われる様です。

【ize訳】NCTの世界

【ize訳】NCTの世界

 

2018.03.22
http://m.ize.co.kr/view.html?no=2018032122447227853


NCT 2018」、あえて説明するならば「NCT」というブランドと「2018」という特定の年度を合わせた名前が初めて目についたのは、「NCT 2018 Yearbook」が登場した1月末だ。 2つの映像は、NCTの個別活動の単位に関係なく18人全体のメンバーを紹介した事がすべてだ。 「Yearbook」という形態は、1年間あるいは一定の期間内に現れた事柄や成果を記録又は記念する事が目的ではないのだろうかと少々不思議に思ったりもする。 もちろん、カムバックを控えて出たティーザーを目にすればあまりにも心配する必要はない。 「Yearbook」の数日後、18人全員が登場するライブストリーミング、「ウェルカムNCT 2018」を行った。それと同時に「NCT 2018」というプロジェクトが公開された。NCT U、NCT 127、NCT Dreamがすべて参加して、同じ名前のアルバムにつながっていく。

 

このぐらいになると、もっと気になる事がある。SMエンターテインメントが最初に提示したように、NCTは最初から固定的なメンバー構成に縛られず、音楽と活動地域などで多様な組みあわせが可能な一種のブランドに近い。 実際に、「Yearbook」を通じて3人の新しいメンバーを紹介している。 「新しいメンバー」という概念がこのように何の抵抗もなく受け入れられるようにしたというだけでも、芸能産業でも珍しいことだ。 昨年すでに「NCT 2018」に参加している3つのグループが皆それぞれの活動を行っており、ブランドの概念は機能しているように見えり。ユニットと歌によってメンバーは自由に変わり、SMエンターテインメントNCTという正体が残った。 そのおかげで、少なくともNCTという「テクノロジー」を開発した目的の一部、あるいは絶対に避けたかったアイドル業界のメンバー問題はある程度解消したと見てもいいくらいだ。

 

同一のブランドを共有する多数のグループがひとつのプロジェクトに集中する事ももちろん可能だ。 大衆文化において「スーパーグループ」あるいは「合体」のストーリーはいつでももっともらしい。 NCTの世界観を披露するという「NCTmentary」はその過程を無理なく提示するための概念設定である。 この映像シリーズは「夢を共有する」というテーマのいくつかの言語に始まり、すぐに続いて「NCTは接近性と拡張性に重点を置くグループであり、グループのメンバーの制限がなく、多様な組み合わせが可能である」と説明する。 そしてレム睡眠に対する描写が続く。 この映像は「世界観」を強調するという面で印象的だ。

 

まず、グループの出発点となる「産業的概念」、一般企業なら製品あるいはブランドのコンセプトと言ってもいい内容がそのまま「世界観」の柱になる。 会社あるいは企画の存在感を薄くさせて一連のストーリーとキャラクターを付与することが世界観を付与する作業だとしたら、もうその必要はないとでも言うようだ。 もしくは、我々の時代の世界観自体がビジネスの為であるということなのか。もちろん、映像シリーズ全体を合わせた概念は「夢を共有する」あるいは「夢にコネクトする」というものに近い。 異なるグループのように見えるが、各グループが夢でつながるという構造設計が目的とみられる。 しかし、実際に登場する話は「夢を持った少年たち」だ。 過去のアイドルの世界観における困難の一つは、もっともらしい物語とキャラクターを最終的には音楽とステージに連結させることだ。 今回はそのような複雑な過程を取り上げ、デビューの夢と家族とファンに対する愛を音楽とステージに関連付けている。 Mnet「プロデュース101」はただのTVショーであったり、期限つきグループ2個を作っただけで終わったわけではない。 「歌手になりたい」または「舞台に立ちたい」という切実さが、アイドルの情緒的な背景だけではなくコンテンツ自体を作った。「類似恋愛」の感情はファンタジーではなく、現実の舞台で完成される。

 

だから、この世界観は音楽に影響を及ぼさない。 誰が選ばれるかはわからないが、とにかくグループがデビューするTVショーと同じことだ。 TVショーが競争構図の中で自然に獲得した「夢見る少年/少女像」を、また別に説明しなければならないことを除けば。「NCT 2018」という名の下で、「BOSS」「Baby Don't Stop」「Go」「Touch」につながる活動が、昨年に見たものと何か殊更変わった部分があるだろうか。 この美麗なトラックとパフォーマンスが、惜しくも大衆的な波及力を発揮しないというもどかしさも含めて。 SMエンターテイメントが一時そうだったように産業と芸術が調和する優雅さを発揮することに対して、世の中がとても厳しいようだ。


文 ソソンドク(音楽コラムニスト)
校正 キムヨンジン

【MKニュース訳】「防弾」の力!BigHit(大ヒット)、SM・JYP・YGを抜いた

【MKニュース訳】「防弾」の力!大ヒット、SM・JYP・YGを抜いた

 

2018.03.22
http://m.mk.co.kr/news/headline/2018/185776

 

ボーイズグループ防弾少年団を掲げたBigHitエンターテインメント(代表バンシヒョク)が、昨年営業利益でSM・YG・JYPなどのエンターテインメントビッグ3メーカーをこぞって抜いた。 創業12年ぶりに、名実共にエンターテインメント業界の新興強者として浮上したのだ。

 

22日、BigHitは昨年1年間で売上高924億ウォン、営業利益325億ウォンを記録したと金融監督院電子公示システムに発表した。 これでビッグヒットは2017年の年間営業利益基準でSM、YG、JYPなど、従来のエンターテイメント3強を全て引き離した。一週間前にエンタメビッグ3が提出した連結監査報告書によると、昨年の年間営業利益でSMは109億ウォン、YGは252億ウォン、JYPは195億ウォンなどを記録した。BigHitはライバル会社3社より少ない売上高を記録していても、良好な収益性をもとに最高の営業利益を収めたものと分析される。 最も充実しつつ最も重要な営業をしたわけだ。 昨年基準でビックヒットは924億ウォン規模の売上を上げたが、これはSM(3654億ウォン)、YG(3499億ウォン)比4分の1、JYP(1022億ウォン)と比較すれば90%水準に過ぎない。 しかし、BigHitはエンタメ業界では記録的な35%の営業利益率をもとに、ライバル社を打ち負かすことができた。

 

BigHitが名前(ビッグヒット)のように大ヒットを打つことができた秘訣は、全面的に防弾少年団の力にあるというのが業界内外を問わない分析結果だ。

 

2013年にデビューした防弾少年団は、しばらくの間は大手芸能事務所の競争グループたちの影に隠れていたが、昨年国外で人気が急上昇し、国内でも独歩的なグループになった。 特に昨年ビルボードミュージック・アワードでKポップグループ初のソーシャルメディアアーティスト部門を受賞し、アイドルグループの夢である米国の大衆音楽市場に定着することになった。 実際、BigHitは防弾少年団効果に乗って売上高、営業利益、当期純利益を含むすべての部門の実績が前年より3倍近く増えた。

 

資産と資本も612億ウォンおよび405億ウォンとそれぞれ前年比221%、160%づつ増加した。 BigHitは「金融機関からの借入金がなく、堅実な財務構造を示している」と自評した。 上場企業ではないBigHitは、資産が120億ウォンを超える会社は実績を公開しなければならないという株式会社などの外部監査に関する法律(외감法)の規定によって実績が明らかになった。 同日、BigHitは防弾少年団が上げた業績も一緒に発表した。 昨年防弾少年団の「Love Yourself承'Her'」アルバムは149万枚(Gaonチャート2017年公式基準)以上を販売し、国内最高記録を打ち立てた。

 

国内でアルバムが1ヶ月で120万枚以上売れたのも、2001年のgod 4thアルバム以後16年ぶりだ。 さらに、防弾少年団の国内外のファンドムが急激に増加し、ほとんどの分野で発行部数的売り上げが大幅に増加した。 防弾少年団が昨年から進めたワールドツアー(「防弾少年団ライブトリロジーエピソード3:WINGSツアー」)は毎回座席が売り切れ、全体の観客動員55万人を超えた。

 

これにより、BigHitの誘致競争もいっそう激しくなる見通しだ。 先月、SMとJYPはSKテレコムとの年内新規音源プラットフォームのローンチを開始する計画を発表し、パートナーとしてBigHitを含めていた。

 

国内のある企画会社の関係者は「当時はより業界歴が長い企画会社ではなくBigHitと手を握ったことを不思議に思った」「同日発表された実績を通じて、エンターテインメント業界が従来の3強構図を超えて4強に再編されたことを確認することができた」と話した。

 

BigHitのコスダック上場もさらに注目されるようになった。 BigHitは昨年末に上場したいという意向を明らかにしている。 会社は下半期の韓国取引所で上場予備審査を受け、来年初めにも証券市場に入城する日程を推進中だという。

BigHitの関係者は「2017年は防弾少年団の国内外で成功が財務的成果に帰ってきた一年だった」「単純に売上高などの外形だけが成長したのではなく、収益性と売り上げの多角化など、質的成長が伴って鼓舞されたのだと思う」と明らかにした。

[パクチャンヨン記者]


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売上高・純利益・営業利益については昨年の記事訳をご参照ください。

 

 

ちなみに2016と2017の営業利益を比較すると、

SM:207億ウォン→109億ウォン

YG:319億ウォン→252億ウォン

JYP:138億ウォン→195億ウォン

となっております。

 

2017の売上高順では

SM→YG→JYP→BigHit

営業利益の順では

BigHit→YG→JYP→SM

という事でした。