サンダーエイジ

韓国のアイドルとか音楽についての自分が後で読み返ししたい記事のふんわり訳と覚書。

【質問箱】アイドルコンテンツにおける「王子と姫」コンセプトについて

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https://odaibako.net/detail/request/903f0d06-d2c3-40d6-9220-7f7342f32558

 

まず、問題そのもの以上に、この事に付随して起こった二次被害があまりに酷すぎるのでは...という感想を持ちました。こういう流れそのものが、まさに今のマイノリティの人権を取り巻く環境や社会的な状況そのものをそのまま反映しているようにも見えます。

 

男性同士〜の発言についてはシンプルに差別的な表現だったと思います。
王子と姫コンセプトについては個人的にはアイドルジャンルでいちばんどう接していいかわからないノリなので、自分だったら居心地は良くないしもしグループのファンでも場合によっては見ないかもしれないです。特にTREASUREは第4世代のアイドルの中では曲のリスナーに性別や年齢の偏りが少ないというデータもありますし、KPOP業界でも最近はファンダムネームをなるべく性別(ジェンダーセクシャリティ)が限定されないようなものにしたりという風潮はありますので、このご時世にわざわざターゲットを狭めるようなコンセプトをやる意味はあったのかな?とは思いました。特に何周年というような記念の配信はファンなら全員見たいような大切なものだと思うので。

 

とはいえ、普段の自分の個人的な対処法としては「単に自分の趣味に合わない」コンセプトだけなら「趣味じゃない(not for me)から見ない」で済ませられます。でも、このケースの場合は先述の明確に差別的な発言が同じコンテンツの中でされてしまったことで、ただ「趣味ではない」で済ませてはいけないのではないかという意見が出てもおかしくないのではないかとは思いました。

 

過去に歌詞の中の「シンデレラ」などの表現が問題とされたことがありますが、シンデレラに限らず姫や王子というシチュエーションをヘテロノーマティブなもの(恋愛や肉体関係において男女の関係性だけを「普通」とみなす価値観)ととるか、もっとオープンなものとして解釈できるかどうかは、前後の文脈に相当左右されるのではないかと思います。
例えば、某鉄道会社のSEXY ZONE中島健人がCMで主演していた「お客さまはお姫様」キャンペーンでは、男性にも全く同じようにバックハグする演出によって「(女性に限らず)全てのお客さまをお姫様のように扱います」というメッセージが読み取れたと思います。なにわ男子の「初心LOVE」には「2人はめげないロミジュリ」というフレーズが出てきましたが、男子高校生同士の恋愛がテーマだったドラマの主題歌として使われることで、ロミオとジュリエットは性別に限らず「なかなか結ばれない2人」というシチュエーションだけを象徴するものという解釈も可能でした。

 

つまり、「姫と王子コンセプト」も、ただそれだけでは排除的なものとは言えないと思います。男の子だってお姫様になれるってプリキュアで言ってましたし、女の子だって王子様になれるってプリティリズムで言ってましたしね。今となっては状況次第でそういう幅広い解釈が出来るシチュエーションになったと言ってもいいと思うのですが、それゆえにそこに「男同士は変」という価値観が乗っかってしまうと、途端に「若い男性アイドルは王子様的であるべきだし、そのファンはお姫様扱いされたい女性が多いはずだ」というようなヘテロノーマティブな価値観を持ったものに見えてしまいかねないということでもあると思います。

そして、そのような価値観の発言があった場で本来「アイドルとファン」というもっとオープンであるはずの関係性がむしろ狭くなるような限定的なコンセプトで表現されたことを、「排除」と感じるファンもいるだろうと思いました。

 

何より事務所側(韓国事務所には連絡が取れなかったようなのでJAPANの方ではないかと思うのですが。その辺別の組織なので結構重要ではないかと思いましたが、現時点ではわからないまま書いております)も差別的な表現だったと認めたということですので、最初から排除しようと言うような差別的な意図はなかったとしても、結果的にはそういう意図(異性愛的な男女関係のみを想定していた)があったと受けとられても仕方ないコンセプトだったし、それは彼らが表現するにあたっては良くない表現だったとコンテンツを出した側も今現在では認識して受け入れているということだと思います。

 

ですから、「王子と姫というコンセプトで企画をやるのは良くなかった」というより、王子と姫というコンセプトでやった企画の中で、一定の層を排除する差別的なシチュエーションだと取られかねない状況があった、ということを企画した側も認識しており、その時点でそれはすでに当初の意図はどうあれ『差別的なもの』になってしまっている、ということだと思います。差別的だったと認めなければセーフということではなく、あくまでこのケースでは差別的であるという指摘が発信側の認識によっても更に補強されているというという意味です。

 

繰り返しになりますが、王子と姫のコンセプトそのものが「悪」とかそういうことではないですが、その場の雰囲気やそこで起こったことによっては差別的なシチュエーションだったり「良くないもの」になってしまうこともある、ということだと私は解釈しました。「王子と姫」という部分だけ切り離して固執しても、問題の本質は見えにくい話なのではないかと思います。

 

※「初心LOVE」の歌詞を間違えていたため修正しました。

※その後この件で声を上げた当事者の方から連絡がありましたが、差別的であると認識して謝罪したのはYG JAPANの方であるとの事でした。本国に方からはレスポンスなしだそうです。

【聯合ニュース記事】「aespaの世界観」を作る職人たち…「SMの社屋に秘密の設定集があります」

'에스파 세계관' 빚는 장인들.."SM 사옥에 비밀 설정집 있죠"

「aespaの世界観」を作る職人たち…「SMの社屋に秘密の設定集があります」

https://m.yna.co.kr/view/AKR20220708056500005?section=search/news

(ソウル=聯合ニュース)イ·テス記者=

「世界観を作っておいても構成員の考えはそれぞれ違うため、誤解が出る場合があります。 それで設定集のような資料を作って教育もします。 誤った方向にコンテンツを一度作ってしまったら、取り返しがつきません」(モ・ナリ責任者)


MZ世代で最も「HOT」なガールズグループとして挙げられるaespaには、自分だけの切り札がある。 アバターをコンセプトに2020年のデビュー時から築いてきた緻密なストーリーだ。


現実のaespaと4人のメンバーのアバター「ae」、彼女たちの連結(SYNK)を妨害する悪の勢力「BlackMamba」、aespaを助ける助力者「navis」、ストーリーが繰り広げられる空間である「KWANGYA」。


SMエンターテインメントは曲の歌詞、ミュージックビデオ、世界観の映像などを通じて、このような不慣れな設定をSMCU(SMCultureUniverse)という巨大な世界として緻密に織り成すことに成功した。


このようなSMならではの仮想世界は、全世界のKPOPファンの「オタク心」を狙撃し、aespaを一気にトップクラスのガールズグループに押し上げた。

最近、ソウル聖水洞のSMエンターテインメント社屋でパク·ジュンヨン理事、モ・ナリ、キム・ヒョヌ責任者などSMCU製作陣にインタビューした。


モ・ナリ責任は「この建物のどこかには(世界観の)設定集が秘密裏にある」と言い、「ストーリーが出てこなければ(これを基盤とする)アルバム作業にならないため、デッドラインを決めていつまでにストーリーの作業をやり遂げなければならない『悪い役割』を担っている」と冗談交じりに紹介した。

 

モ責任者が言及したように、歌とダンスが主を成して世界観がついてくる他のアイドルとは異なり、エスパはストーリー確立を最優先に置いた。 SMは過去にもEXOやNCTなどがそれなりの世界観を構築してはいたが、本格的なSMCUストーリーラインを計画したのはaespaデビューの前だと語った。

 

パク·ジュンヨン理事は「このようなストーリーが出てくるためにはかなり前から準備されなければならない」として「あらかじめ準備された企画の下でデビューすることになったaespaたちが新人チームにアバターというコンセプトを付与してSMCUを自然に知らせようと言った」と話した。

それと共に「aespaのアバターは誰が誰なのか区分されるのはもちろん、4人各自のキャラクター性を付与しようと努力した」と付け加えた。


aespaは2枚目のミニアルバム「Girls」の発表を控え、2枚目の世界観ムービー「NextLevel」を公開して好評を得た。 20分近い長さの映像はハリウッドアニメに劣らない水準を見せてくれた。


パク理事は「aespaのメンバーがブラックマンバの『幻覚クエスト』を遂行する話を表現するにあたって、最適化された絵柄と作画について悩んだ」として「2D部分は一種の詩のように簡素化されたヨーロッパ風の絵柄」と紹介した。


モ責任者は「ブラックマンバは人間とアバターの連結を断絶しようとする、観念的・実体的性格を全て備えた存在」とし、「教授の形をしたホログラムや黒い蛇で表現した。aespaに集中しているため、なぜブラックマンバがそのようなことをするのかについて、まだ解決できなかった話がある」と話した。


それと共に「『Girls』以後にもエスパの話は続く」とし「今後もブラックマンバと似た存在かも知れないが、aespaの世界観ストーリーになくてはならない助演クラスの悪党は出てくるだろう」と耳打ちした。


aespa世界観2作目の映像「Next Level」のワンシーン

 

事実、SMがメタバース(仮想世界)あるいはアバターのような「あの向こう側の世界」に関心を持ったのは、思ったよりはるかに古い。


2000年、BoAはデビュー曲「ID;PeaceB」を通じて「私だけのネットワーク世界」を周知させ、これより2年前の1998年、S.E.S.の2枚目のアルバムタイトル曲「DreamsComeTrue」のミュージックビデオには宇宙仮想世界が登場していた。


メタバースガールズグループ」aespaが昨年12月「ドリームズ·カム·トゥルー」をリメークして発表したのは偶然ではなかったわけだ。


パク理事は「S.E.S.『Dreams Come True』の時から私たちはアバター、また別の私の自我という概念を持っていた」として「それが宇宙人であれ何であれ、私たち以外にまた別のユニバース(世界)があるという話題を投げかけた」と強調した。


続けて「イ・スマン総括プロデューサーがこのように昔から持っていた考えを20年余りの間整えてきた」とし「aespaというアーティストが出てきたことを契機に話を確立し、体系化したのだ。 所属アーティスト同士でユニバース(世界)をどのようにつなげるかを悩み、整理しながらコンテンツとして紹介している」と付け加えた。


「イ・スマン総括プロデューサーは歌の中にメッセージを込めようとしています。 科学と技術が発展した未来の世の中が来た時、文化はどのようにこれを受け入れるべきか常に悩んでいました。 『未来の文化』を悩みながら、音楽などのコンテンツを通じてメッセージを大衆にどのように投げかけるか考えたのです」(キム·ヒョヌ責任)


エスパの世界観、そしてこれを越えてSMCUの核心空間は「KWANGYA(広野)」だ。aespaがアバターと統一を成し、ブラックマンバを打ち破ることになるところだ。


パク理事はこの「KWANGYA」について「シーン(Scene・場面)ごとに固定されたのではなく、無定型·無規則の空間」とし「デジタルのピースが組み替えられる空間」と紹介した。

 

SM総括プロデューサーのイ·スマンは「人々が面白く多様に楽しめる世界が『KWANGYA』として具現されてほしい」と助言したと話した。

世界の「枠」が固定されていては面白くないので、想像の幅を広げてみようと制限のない「開かれた世界」を導入したという意味だ。


想像には規格がないが、技術には限界があるという点は製作スタッフとしても大きな悩みだった。 S.E.S.時代よりは映像技術は驚くほど発展したが、依然としてアイデアを全て具現するには制約が伴うという。


パク理事は「率直に言ってまだ多くの技術が足りないし、費用もあまりにも多くかかる」として「技術的制約がなければ平面的ではなく事実的立体映像でさらにリアルに具現してみたいし、視覚と聴覚以外に『また別の感覚』を刺激する4D技術を具現して、自分が本当に『KWANGYA』に入ったような感じを出してみたい」と話した。


SMは歌·ミュージックビデオとユーチューブ映像だけでなくストーリーを巨大知識財産権(IP)としてウェブトゥーン·ゲーム·映画·ドラマなどに拡張する構想も持っている。


パク理事は「当然ゲーム化の可能性も視野に入れている」としながらも「中途半端にするよりは『手堅く』しようとするので急いで進めることはない。 どんな風に完成度の高いコンテンツにして大衆が共感させられるか、すなわち感情移入の可否が重要だ」と指摘した。


「なぜ私たちが、だからといって、例えば『SMCUドラマシリーズ』のようなものを望まないのでしょうか?aespaの話を皮切りに、徐々に進んでベースストーリーを作っていくんです。 私たちはテキストで書いておいた今後の話が「これだけ」あります。 ここで詳しく解くことはできませんが。 ハハ」(パク・ジュンヨン理事)

 

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NCTのネオカルチャーテクノロジーもそうですが、SMはイ・スマンのアイデアというかわりと昔からやりたいことが明確にあって、それを時代に沿って実現していくという芯があるのかなと思いました。

KWANGYA(広野)=광야は元々ネトゲ用語で「フィールド」のことらしいです。

「또 다른 감각(もうひとつの感覚)」というのは言い換えればthe 7th sence(NCTのデビュー曲)とも言えるかも。

【聯合ニュース】K-POPのDNAを融合させ、日本で大ヒット…「韓流ファンの子供たちがKPOPを消費」

K-POPのDNAを融合させ、日本で大ヒット…「韓流ファンの子供たちがKPOPを消費」

2022-05-01 07:00

プロデュース101日本版グループJO1・INIを企画したLAPONEチャン・ヒョクジン本部長

「最初はダンス・歌の実力不足…驚くべき速度で急成長」

 

(ソウル=聯合ニュース)イ・テス記者=ハードルの高い日本の音楽市場、その中でも気難しいことで有名な男子アイドルの分野で「KPOPのDNA」を活用して大ヒットした現地のグループがいる。

韓国のCJENMと日本の有力芸能事務所吉本興業との合弁会社「LAPONE」所属グループのINIがその主人公だ。

 

INIは数年前、国内でセンセーションを起こした有名オーディションプログラム「プロデュース101」の日本版シーズン2で輩出されたグループで、日本人10人と中国人1人で構成された。

彼らは昨年11月デビューシングル「A」を発売初週だけで50万枚売りさばき、今月20日に発売した2番目のシングル「I」は、初週の販売量58万枚以上を記録してオリコンチャートトップに上がった。

INIはもちろん、「プロデュース101ジャパン」シーズン1出身のJO1まで企画したチャン・ヒョクジンLAPONE事業本部長(COO)は1日、連合ニュースインタビューで「『KPOPのDNA』を融合させ、パフォーマンス面では高い完成度の『カル群舞』で、音楽的にはヒップホップジャンルを基盤に他の日本のグループと差別化した」と成功の秘訣を指摘した。

 

チャンCOOは「日本のKPOPファンにはすでによく知られた『プロデュース101』の日本版から輩出されたため、始めから相当なファンダムを持ってデビューすることができた」として「INIの音楽は日本のアイドル音楽としては非主流だが、一枚のシングルアルバムの中でダンスからバラードまで多様なジャンルを消化して高い評価を受けている」と付け加えた。

INIは従来、WannaOne、IZ*ONEなど人気KPOPスターを育てた経験のあるCJENM音楽コンテンツ本部のノウハウを積極的に活用しているが、厳密に言えばKPOPグループではない。 メンバー全員が韓国人ではなく、日本で現地語で歌うからだ。

INI自身も関連の質問を受けると、自分たちの音楽は「KPOPでもJPOPでもないINIポップ」と答えている。

 

釜山港に帰れ」をヒットさせたチョ・ヨンピルからBoA東方神起を経てBTSNCTに至るまで、数十年間KPOP企画会社の日本市場への進出方式は、韓国内で完成したアーティストが現地でアルバムを出す方式だった。

しかし、JO1とINIは韓国のノウハウと日本の芸能産業ネットワークを結合した新しい形態の市場進出であるため、アイデンティティが多少曖昧にならざるを得ない。

チャンCOOは「INIは世界市場で最もホットなジャンルの音楽をするアイドルグループ」とし、「今はKPOPが世界音楽市場で最もホットなジャンルであるため、韓国のエンジニアとコレオグラファーが多く関与していてJPOPらしくないように聞こえる」と強調した。

 

「プロデュース101」日本版が初めて電波に乗った時、心配する目線も多かった。 すでに完成型に近い韓国の練習生と違って、日本版の出演者たちはダンスや歌の実力がやや足りないからだ。

(注:韓国版の出演者は事務所でトレーニングを受けている練習生が基本だが、日本版は逆に事務所に所属していないことがエントリー条件だった)

チャンCOOも同様に、この部分ではうなずきながら認めた。 制作者の立場からも、この部分を心配しながら番組を見守ったという。

彼は「放送が進行されていくにしたがって、この子たちは本当に驚くほどの速度で成長した」として「本人たちが不足していることを認知しており、互いの短所を補完した。 その姿を見ていて努力がどれほど重要なのかが分かった」と話した。

 

BoAが日本現地で大きな成功を収めてからすでに20年が経ったが、依然として日本は見過ごせない市場だ。アルバム・音源・公演を合わせて年間6兆5千億〜7兆ウォンに達する市場規模は、米国に続き世界2位だ。

チャンCOOは「韓国でアイドルグループ1組を育成してデビューさせ、成長させるためにはかなり多くの投資が必要なため、グローバル市場を意識せざるを得ない」として「日本市場が持つサイズは韓国の音楽事業者にとっては魅力的」と指摘した。

彼は「LAPONEのような合弁方式の日本進出が増えそうだ」と展望し、「KPOPのDNAがあるという点でKPOPファンも抱え込むことができ、現地グループという点で日本のメジャー市場のアイドルファンも誘引できるためだ」と説明した。

実際、INIファンの年齢層は10〜20代が約70%だ。 彼らはデジタルカルチャーはもちろんKPOPに慣れている世代で、ファンダム内に既存のKPOPファンが相当数存在するという意味だ。 現在は彼らの他にも、KPOPとは関係なくINI自体が好きなファンもかなり集まっている雰囲気だという。

 

ここ数年間冷却された韓日関係にも関わらず、日本ではKPOPブームが激しかった。 JO1とINIはもちろん、BTSNCT、TWICEなどのKPOPファンダムが揺れない理由を尋ねると、「韓流ファンダムの世代交代」という答えが返ってきた。

チャンCOOは「韓日関係が文化事業に大きな影響を及ぼさなくなったのは、コンテンツを享有する世代が若くなったため」とし「現在KPOPを消費している1020世代は過去韓流ブームを楽しんだ人々の子供たちで、彼らは文化と政治を別に考える」と分析した。

続けて「母親が韓流ドラマを見ていたため娘たちも慣れ、その対象がドラマからKPOPに移ってきてコンサート現場で母娘が一緒に楽しむ姿を多く見ることができる」と付け加えた。

 

彼が携わったLAPONEは韓国式の練習生制度も運営している。 JO1とINIが成功し、予想よりはるかに多い志望生がオーディションの扉を叩くという。

チャンCOOは「COVID-19の余波で海を渡って韓国の所属事務所に入るのが難しくなり、KPOPと最も似た音楽をしている我が社に入りたかったという動機が多い」と耳打ちした。

 

INIの韓国活動計画に対して彼は、「日本のメジャー市場で確実に定着することが最初の目標であり、その次がグローバル市場」とし「この『グローバル』には韓国ももちろん含まれるだろう」と可能性を残した。

 

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「韓日関係が文化事業に大きな影響を及ぼさなくなったのは、コンテンツを享有する世代が若くなったため」というのは少し違う気がしていて、逆に世代交代しないでずっと同じジャンルが好きという人たちが前のKPOPブームだった2011前後からまだ市場を支えているからなのでは?と思ってます。大手事務所や人気のグループほど先輩グループのファンが後輩グループをそのまま支えているので、若いグループの現場に行ってももちろん若い子も多いけど、人気のグループほどいろんな世代がいるのが日本の現場という感じですね。

(CJENMは前のブームの時にKPOP事業をしてなかったのでその辺の繋がりの発想がないのかもですが)

デビューしたてや人気が出始めだったりという若いグループの現場には10〜20代が多いけど、キャリア3年目からの中堅だと20〜30代の割合が多くなってくるのでは。

 

「親が韓流ドラマ(冬のソナタとか)や東方神起のファンで自分も好きになった」というのは自分と同世代でも10年前から既に結構いたので、そのサイクルもすでに2週目に入ってるんじゃないかと思います。EXOの時にかなり日韓関係を切り離して考えるファンダムが多く流入してきた印象がありますが、それももう10年前ですし。

「サバイバル番組が好きな層」とか「サバイバル番組出身のグループを応援する層」というのは全体的に若い傾向はあるかもしれないと思います。

【質問箱お返事】ストリーミングされている曲の日韓の違いと韓国でのヒップホップの人気、アイドルと関係性について

【お題箱からのご質問】

はじめまして。

先日、ふとストリーミングサイトの国別人気曲を見てみたところ、日本は邦楽が殆どであるのに対し、韓国では洋楽のヒット曲も一定数ランクインしていました。
時期によっては、結構な数の洋楽が聞かれているみたいです。

また、洋楽人気とは別に、ランクインしたラップ曲の数も気になりました。
韓国ではそれなりに入っていますが、日本ではほぼゼロです。
日本においては、韻を踏む=ダジャレとなること、フレックスより慎ましさが好まれること、深刻な貧困に苦しむ層が少ないことなど、ラップが流行らない理由はある程度予想できるのですが、何故韓国では人気なのでしょうか?
(あくまで一つの理由に過ぎませんが、個人的には、他のジャンルほどメロディーが豊かではなく、同じトラックがループされることの多いラップに関しては、言語を話すときの抑揚の有無が重要なのかなと勝手に思っていたりはします…)

それと、上記の話とも少し関連するのですが、韓国ではヒッポホップ(ラップ)とアイドルグループの関係はどのようにみられているのでしょうか?
一般に男らしさが求められるヒップホップと中性さが求められるアイドル(さらに話を進めるならLGBTQ)との相性があまり良くないというのは、否定し難いところだと思います。
先日のmike deanの騒動でも、BTSをディスったことを称賛するヒップホップファンが日本でも多く、どっちも好きな自分としては悲しい気持ちになりました笑
しかし、韓国では殆どのグループにラップパートが存在しますし、ラップの流行りを取り入れた曲も少なくないです。
このように、アメリカや日本ではあまり受け入れられなさそうな2つの要素の組み合わせが韓国では上手くマッチしていると私は思っているのですが、韓国国内(特にK-POPアイドルファン以外の層)ではどのように受け取られているのでしょうか?

世界の中では比較的文化が近いであろう日本と韓国の音楽に大きな違いを感じたので質問させて頂きました。
長文かつ質問が複数となってしまい申し訳ありません。
音楽知識に乏しいため質問に誤りも多いかと思いますが、可能であれば回答を頂けると幸いです。宜しくお願い致します。
2022年4月12日0:19

https://odaibako.net/detail/request/dc498b22-180a-4b1e-97af-abc47d1bfad7

 

まずご質問者の方が「国別人気」を比較したストリーミングサイトがどこなのか、と言うのはかなり重要なポイントだと思います。

もしApple MusicやSpotifyの事でしたら、見ているチャート自体が「一般的」なものではなく相当偏っているという前提で見たほうが良いでしょう。

と言うのも、韓国ではアメリカでストリーミングが普及する前から自国のストリーミングサイトが定着していたため、国民全体の7割近くが国内サービスであるMelon지니などを使っています。そして韓国で一般的なMelonやGenieのチャートも、日本のストリーミングサイトのチャートと同様にチャートインしてる曲のほとんどは韓国の曲です。

日本国内でのApple MusicやSpotifyの定着割合と韓国での定着率は全く異なっていて、この2つを使っている人たちは韓国では元々がマイナーな層だということです。音源ストリーミングサービスはスマホの会社と紐づけられていることが多く、2021年の韓国でのスマートフォンシェアはSAMSUNGが85%でAppleは12 %でしたし、Spotifyは韓国でローンチしてから数年しか経っていません。まず、この前提を踏まえた上でチャートを見て比較しなくてはいけないと思います。

韓国でこの状況であえてiPhoneApple MusicもしくはSpotifyを使う人たちというのは、クリエイター(カメラのクオリティの良さから2つ持ちしているアイドル含む芸能人も多いと思います)のような「ヒップな人たち」とか、外国人だったり元々が洋楽を含む韓国以外の音楽を好んで聴く層が多いと考えられます。(Spotifyの場合はSpotifyのチャートインを狙うアイドルオタクも入ってくると考えられますが)

そのような元々洋楽好きな層が多く使っているであろう偏りのある音源サービスのチャートですので、そこに入ってくる「洋楽」は決して韓国で「一般的に流行っている」とは限りません。韓国の総合音楽チャートであるGAONチャートを見ると、ここ数年間で年間チャート上位に入ってくるくらい一般的にヒットした「洋楽」は数曲ですし、Fitz & The Tantrums Fitz「Hand Clap」エド・シーラン「Shape Of  You」(プロデュースシリーズの影響)カミラ・カベロ「Havana」アン・マリー「2002」MAROON5「Memories」ジャスティン・ビーバー「Peaches」など、いずれも「ヒップホップの曲」でもありません。The Kid Laloiの「STAY」はラップの曲ですが、これは韓国ではジャスティン・ビーバー人気の影響が大きいと考えていいと思います。前にツイートもしていました。

「Dance Monkey」のようなTikTok経由だったり唯一の例外としてクリスマス時期に毎年入るマライア・キャリーアリアナ・グランデというのありますが、これもヒップホップの曲ではないですね。

 

以上のことから、そもそものご質問者の方の「韓国では洋楽、特にヒップホップ曲が一般的に人気」という認識自体に若干の誤認があると言ってもいいのではないでしょうか。

「韓国で欧米の曲が人気」というより「韓国のチャートには洋楽が入ることもある」という感じですし、「韓国ではヒップホップが人気」は正しいですが、「欧米圏のヒップホップ曲」が人気なのではなく、韓国で人気なのは「韓国のヒップホップ曲」です。そしてこれは欧米圏の音楽というよりはすでに「SHOW ME THE MONEY」や「高等ラッパー」などドメスティックな韓国のTV番組の影響の方が遥かに大きいです。韓国のヒップホップアーティストは当然欧米のヒップホップアーティストの曲を聴いて取り入れていますが、だからこそわざわざ欧米のヒップホップアーティストを聴かなくても国内のヒップホップアーティストを聴けばいいという状況に特に一般的にはなってると思います。

 

アイドルの曲に限らず、若者向けの音楽にヒップホップ的な要素が多い事に関しては、大元を辿れば元祖アイドル的歌手の「ソテジワアイドゥル」の存在と、韓国で「若者による若者のための音楽」が生まれ始めた時期がちょうど世界的にヒップホップが流行し始めた90年代という歴史的社会的なことが大きいのではないかと思いますし、これは日本で言えば60年代の若者文化とロックの関係性にそのまま置き換えられるんじゃないかと思います。また、アイドルに特化して言うなら時期的に嵐の楽曲のサクラップの影響などもなくはないと思いますね。韓国語の子音の数の多さがラップにハマりやすいというのは確かにあると思いますが、ジャンルの定着自体に関しては社会的環境的な要因の方が大きいように感じます。

この辺は過去に何回か回答してますので、こちらもご参照ください。

 

また、韓国における「ヒップホップの大衆化」というのが実際はどのような受容のされ方なのかという問題もあると思います。以前日本のメディアに載った韓国のKid Milliと日本のHIYADAMの対談ではKid Milliのこのような発言もありました。

「日本のほうが自由度が高いように感じます。韓国は芸能人みたいになっちゃったから。何かあれば謝罪しなきゃいけないとか、僕が元々知ってたヒップホップはそんなじゃなかったのに。そんな韓国から見ると、日本のほうがアメリカのヒップホップ精神に近いように見えます。韓国ではラッパーが芸能人になってしまって、それがすごく残念です。」

日韓新鋭ラッパー2人のスペシャル対談 Kid Milli × HIYADAM | 【GINZA】東京発信の最新ファッション&カルチャー情報 | INTERVIEW

いずれにしろ、韓国には韓国独自の大衆音楽文化の歴史があって、それをヒップホップが生まれた場所だからと「洋楽」の側の視点からだけで当てはめてみても、ズレた認識になるのではないかと思います。

 

アイドル音楽におけるヒップホップ要素については、2013〜2015あたりが最も真剣に「ヒップホップ」をアイドルソングに取り入れることが試みられていた時期ではないかと思います。この流れについてや「一般的に(アイドル界隈以外から)どう見られているか」については、少し長いですがこちらの記事を読んでいただくと参考になるのではないかと思います。

【rhythmer訳】(ヒップホップとアイドルの)気まずい同居同楽 - サンダーエイジ

【idology訳】アイドル × hiphop ⑤ [対談]ロボトミー x ハバクク x idology(1) - サンダーエイジ

【idology訳】 アイドル × hiphop ⑥ [対談]ロボトミー x ハバククx igology(2) - サンダーエイジ

【idology訳】アイドル×hiphop ③ 境界地帯 - ヒップホップとアイドルの間で - サンダーエイジ

 

「一般に男らしさが求められるヒップホップと中性さが求められるアイドル(さらに話を進めるならLGBTQ)との相性があまり良くないというのは、否定し難いところだと思います。」とありますが、KPOPアイドルがやろうとしてるのが「ヒップホップ」ならそうだろうと思いますけど、今はあくまでもやってるのは音楽的な技法のひとつとなりつつある「ラップ」なので、「男らしさ」のような部分での「真正性」は今は必要なくなっていると思います。(欧米圏のヒップホップシーンでもこの辺りは変化がありますし)そして韓国では元々特にヒップホップ的な曲をやる事が多い男性アイドルとLGBTQ+の相性が良いわけではないので、そもそも絡めるようなものでもないかと。

この点に関しては女性アイドルのクリエイションの方がずっと進んでいるというか、積極的に関わろうという姿勢が見られますが、韓国の男性アイドルのクリエイションにおいては、「海外の人/ファン」がどう感じているかどうかとは関係なく、アイキャンディ的なものとして表層的に借りてくる事はままあるとしても、むしろ具体性からは距離を置いてると言ってもいいと思います。

 

韓国でのヒップホップ定着についてきかれたEPIKHIGHのTABLOは「もっと率直な話が出来る場をみんなが求めていたからでは」と言っていましたが、ヒップホップにおいての価値というか「イケてるかどうか」が判断される大きな部分を占めるのは、テクニックやトラックのかっこよさ以上に、リリックにリアルがあるか否かという事ではないかと思います。ヒップホップカルチャーとアイドルの相性の悪さというのは、disや男性性云々という以前に、「率直さ」が基本にあるヒップホップと、ある程度整えられた部分を見せる事が大前提で、ある程度の「リアルに見せたフェイク」な部分も楽しませる(それがリアルであるかのように受容することを、ファンの側もある程度理解している)のがアイドルというベースにあるあり方が相反するからではないでしょうか。その「韓国のヒップホップ」に関しても、韓国ではサバイバル番組ですら「フリースタイルバトル」が放送できない(それっぽいものがあっても事前にリハをして歌詞のチェックをしています)という事を考えると、韓国でのヒップホップ文化における「真正性」も、欧米圏でのそれとは異なるものになってきている部分もあるようにも思います。

 

2015年前後はまだアイドルが「ヒップホップしようとしていた」のでその辺の真正性との関係性が試行錯誤されていた感じがありますし、ラッパーとしてソロでアルバムを出しているようなアイドルについては「アイドルらしからぬ」歌詞の内容でバッシングされるような事もありました。逆にヒップホップメディアで取り上げられてきちんとした評価を受けたりけちょんけちょんにされることもありましたが、とりあえず「評価の俎上」自体には乗る機会がありました。「最近はヒップホップジャンルが大衆化してきた影響でヒップホップアーティストが逆にアイドル化してきた部分もあり、以前は韓国でのヒップホップジャンルの入り口としてアイドルのヒップホップ系のパフォーマンスというのが機能していた部分もあったと思うんですが、今は10代20代がヒップホップに触れたい時にアイドルの曲を聴く必要がない(ヒットチャートにあるヒップホップアーティストの曲を聴けばよいので)ため、2015年前後と比べると「ヒップホップの曲」と「アイドルのヒップホップジャンルの曲」の間によりはっきりとした境界ができている(ヒップホップ的なものを求めるリスナーとアイドルの間の距離が離れている)と思います。ですから、一般人から見れば単純に「アイドルがラップしている曲」という感じではないかと思います。

そのグループのラップ担当の人がヒップホップ系の番組やサバイバル番組に出て人気が出たりある程度勝ち進んだりした場合は「アイドルソングのラップ担当というのを超えて「ヒップホップアーティスト」と認識される可能性はあると思いますが、そうでなければどこまでも「ラップ担当」でしょうし、そうなるとむしろヒップホップ系ジャンルでの流行を曲に取り入れることに前述のような「リアル」を求められなくなるので、韓国のアイドルのラップ担当のメンバーのスキルやテクニックが全体的に高いとしても、それはすでに「ヒップホップ」とは切り離されて認識されてるということでもあると思います。

 

このように、2015年あたりが「ヒップホップ系アイドル」の最盛期だったので、この辺のラインより前の時代にデビューしたヒップホップ系のアイドルの中には、一般層やヘッズから「ヒップホップアーティスト」としても認識されている人もいます。ただ、そう「認められる」ためには先述のヒップホップ系の番組やサバイバル番組バトルで名を上げるか、ミックステープではなくヒップホップアーティストとして「商業的なアルバム」をリリースすることが最低条件ではないかと思います。それは、これらの事が「アイドルとしてのファンサ的なリリースに留まらず、ヒップホップアーティストとして批評や批判(dis)を受ける覚悟がある真正性(リアル)のある態度」だとみなされるからではないでしょうか。

2015年以降にデビューしている第3.5〜4世代と呼ばれる若手アイドルのラップ担当メンバーに関しては、それ以前とは違ってロールモデルがラッパーではなくアイドルグループになってきており、むしろ若手のラッパーのロールモデルにすらG-DRAGONやZICOのような「アイドル兼ラッパー」の名前があがるようになってきているそうです。

以前のように「ラッパーになりたいが、環境的に難しいのでアイドルになった」という人はかなり少なくなっていると思いますし、「アイドルをやりたい」という意思を明確に持ってラップをしている人がほとんどではないかと思います。故に少し前のような「アイドルとラッパーの狭間での苦悩」というのが「リアル」な姿として成り立ちにくくなっていますし、ラッパーが今よりも職業として成り立ちづらかった時代はそのような部分がアイドルラッパーならではの真正性と受容されていましたが、今現在そういう事を吐露しても「だったらアイドル辞めてラッパーになれば?」と思われるだけで、もはや「リアルな感情」としては届きにくくなっていると思います。そういう意味で今のアイドルにとって「ラッパーとしてのリアル」を見せるハードルは以前よりも高くなっているように感じます。

 

しかしそうなっていくと、韓国のアイドルグループラップ担当メンバーと日本のアイドルグループのラップ担当のメンバーの間に、個々のテクニック以外で根本的に違う何かがあるというわけではないということになりますね。ジャニーズにも今日日ラップ担当メンバーのいるグループは結構いて、リリックも自分で書いてるケースは多いですし。

ゆえに、2020年代のアイドルとヒップホップの関係性とか「ラップパート担当」については、むしろ日韓のアイドルにおいては近づいてきてると言ってもいいかもしれません。アイドルの曲に関して言えば、韓国でも欧米のトレンドを取り入れたヒップホップ系の曲が特にチャートで強いとか人気が高いということもないですし。

(90年代風のR&B要素強めなゆるいBPMの曲が全体的に見ると強い印象)

アイドルファンの主要層である10・20代の若者層の間ではTV番組の影響が大きくてヒップホップが人気の音楽ジャンルですから、アイドルの楽曲にヒップホップテイストが多いというの単純で必然的な流れもあると思います。

 

最初から「アイドル」という線引きをしてヒップホップの方へは行こうとしなかった日本と、ラッパー志望だったけど結果的にアイドルになった人も多かった時代があった韓国という、音楽ビジネス業界と社会的な受容の歴史の違いというのも影響はありそうですが、現在の時点で大きく違う部分があるとすれば、韓国ではヒップホップ系のトラックメイカーの素養があるメンバーがいて楽曲制作に関わっている事が多かったりとか、楽曲制作にヒップホップ系のアーティストが関わる事が多いというのはあるんじゃないかと思います。

YouTubeで上がってた動画でBOYCOLDやdressなどヒップホップ系のトラックメイカー達が「アイドルの楽曲に参加するとヘッズやラッパーからもセルアウトしたみたいな目線で見られるけど、ヒップホップ系のアーティストに曲を作るよりきちんとお金が貰えるし、韓国の音楽業界ではアイドルがいちばん先端だと思う(ヒップホップ系のアーティストの中にはMVにはお金をかけるけどトラックにはお金をかけたがらないパターンが多すぎる!という趣旨の話)」という話をしていました。

確かに現時点で韓国の音楽ではアイドルがいちばんお金を集められる商業的に成功したジャンルなので、そこに他ジャンルの人気アーティストや実力者が呼ばれて制作に関わりやすい、という流れもあるようです。

 

 

 

 

【質問箱お返事】KPOPグループの数と海外人気拡大の影響について

【お題箱からのご質問】

こんばんは。
久しぶりにお題箱に投稿するので緊張しています。

最近、K-POP界隈でまたグループが増え、デビューの噂も多いのですが、少し増えすぎている気がしてきました。

今はBTSやBLACKPINKの活躍もあり、世界的にK-POP人口が増えた感じですが、この先も人口が増え続けるかといったら?な部分もあり、その中でのパイの奪い合いになるので、グループばかりが増えて大丈夫のかと思ってしまいます。

特にBTSの兵役に関する議論や、BLACKPINKやTWICEの契約満了が近い影響は大きいように思うのと、特にネガティブな問題が起きた際の一連の流れ(タイムリーな所で行くと(G)I-DLEの諸々)に対する海外ファンの不満も地味に影響がありそうに思いました。

一方でJYPやHYBE、中小だとCUBEのように活動中のグループの契約期間が満了に近づく前のまだ半分残っているような状態で、新しいグループを作るなど、事務所自体のみならず1つの会社が抱えるグループも増えており、何か勝算があるのか疑問のような不安のような感情が強くなりました。

泡沫さんは現在のグループ数増加と今後のK-POP人口の推移についてどのような見解をお持ちでしょうか?
 
2022/03/07 02:01:35

https://odaibako.net/detail/request/6ec2f622-bfbf-490a-979d-7001701111cc

 

KPOP人口というのは、ファンやリスナーの数という事なんですかね?とりあえずそういう前提で回答しますね。

 

KPOPの世界的認知度の増加とグループのデビュー数には、今現在は特別な関係性はないように思います。契約年数や兵役問題は今に始まった話ではなくずっとあることで、むしろ環境的には年々マシになってるはずですし(今後少子化の影響による若年人口の減少に伴って、また変わっていく可能性はありますが)少なくとも中堅以上の事務所は今いる練習生の育成や新陳代謝を考えると、どういう状況であれ常に新しいグループは用意し続けなきゃいけないだろうと思いますし。

 

実際のアイドルのデビュー数の推移に関しては大体はこんな感じです。韓国メディアのIdologyなどのデータを元にしてますが、ソロや既存グループのユニット、アイドルか判断が微妙なアーティストも含まれてたりするので、多少誤差はあるかもしれません。

(カッコ内はその年にあったデビュー数への影響の大きそうな出来事です)

 

2015 女子37組 男子23組
(SIXTEEN)


2016 女子31組 男子18組
(プデュシーズン1)


2017 女子45組 男子30組
(プデュシーズン2)


2018 女子42組 男子22組
(プデュ48・YG宝石箱)


2019 女子12組 男子35組
(プデュX)


2020 女子22組 男子25組
(COVID19流行)


2021 女子15組 男子13組

 

こうして見ると、デビュー数に関しては女子はサバイバルブームが始まって盛り上がっていた2015−2018ピークで大分減ってきていて、男子はやはりプデュ前後以外は大体20組前後で特に大きな変化はないですね。

多分、プデュブームだった一時期みたいに投資的な感じでアイドル作るような新興系の事務所は減ってきてるのではないかと思います。2021はパンデミックの影響か男女共に10組台しかデビューしていないので、延びていたデビュー予定がそろそろ再開されたりして、今年から来年にかけては一時期に増えるように見えるかもしれませんが。

 

このように、アイドルデビューの数のピークはプデュ前後が増えた以外は落ち着いてきているので、実際は国内の流行の方が影響は大きくて、特に海外ファンが気にしがちな海外でのKPOP人気拡大の影響は実際には少ないように感じます。海外を意識したグループ作りは多分2015位がピークで、KPOPの海外進出や成功が目立った2018〜2019くらいにそういう海外人気拡大を意識したグループの結果が出てきたんでしょうし、パンデミックのせいで海外中心の弱点が露呈した部分もあるので、最近や今後数年は特別に増えるってことはない気がします。

ここ数年で増える事があるとすれば、それぞれの国で韓国の事務所が制作に関わるローカライズされた「KPOPグループ」ではないでしょうか。これもだいぶ前から大手は計画してきた事(nctなどは本来そうだったはずです)でしょうし、それがここ最近で実現してきてる感じなので、とりあえず日本を皮切りに短期的には増えていくかもとは思っています。

 

2018にこういうご質問があって、大体その年につき男女各2組位が売れて5年以上残る印象だと回答してたんですが、大ブレイクが少なくなる代わりに新曲出す度に大体地上波で1位は取れるくらいの人気のグループは増えている感じはしますね。
https://twitter.com/djutakata/status/983650756162015232?s=21

 

ただ、最近はアイドルグループ寿命自体が前よりは長くなってきているので、そのせいでグループが多く見えるというのもあると思います。

それを考慮すると、新人をどのようにデビューさせるかということ以上に、契約更新の後の事やある程度のキャリアの女性グループや男子グループの除隊以降の活動についてどのようなビジョンを持っているのかという事の方が、今後の課題としては重要なのかもしれないと思いました。

 

今韓国で1番HOTなアイドル、TeSTARを知っているか

2022年初頭、今1番ホットな男子アイドルは何かと訊かれたら、「TeSTAR」と答えるかもしれない。KPOPアイドルオタクであればあるほど、どこのグループ?きいたことがないけど?と戸惑う人もいるかもしれないですがそれもそのはずで、「TeSTAR」とは3次元のアイドルではありません。

いわゆるST☆RISH(「うたの☆プリンスさまっ」)やAqours(「ラブライブ!サンシャインっ‼︎」)のような「2次元アイドル」の一種です。

 

TeSTAR(테스타)が登場するのは、2022年現在カカオページ(Kakaoが運営するウェブ小説サービス)で連載中のペク・ドクスによるウェブ小説「アイドルになれなかったら死ぬ」(<데뷔 못 하면 죽는 병 걸림>)

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(KW BOOKS公式アカウントより)

데뷔 못 하면 죽는 병 걸림 - 웹소설 | 카카오페이지

(「推しが武道館行ったら死ぬ」みたいに訳してしまったけど、直訳は「デビュー出来なかったら死ぬ病」)

 

もしもSNSで「데못죽(デモッチュク)」という言葉を見かけたことがあるのなら、それです。タイトルからして日本のラノベばりに長いのが親しみがあるし、内容もいわゆる転生ものの派生タイプのストーリーですが、昨年の連載開始から半年でカカオページのミリオンページ(累積読者100万人以上、または売上100万ドル以上を記録した作品)入りを果たしました。また、月曜日から金曜日まで5日連続更新!というリアルアイドルのような脅威の更新頻度も、週2放送のドラマも多いイラチな韓国の読者には好評な理由のひとつ。そして2021年に最も読まれたウェブ小説になり、先日tumblbug(韓国の創作物向けクラウドファンディング)で行われた公式グッズのファンディングでは、4億ウォン(約4000万円)を超える売上を記録しました。 

 

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クラファングッズのデビューアルバムLPジャケット

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達成%によって追加されるリターンのメンバーのサインステッカー
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クラファンリターンのフォトカード。アイドルオタクなら絶対欲しいブツ。
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(KW BOOKS公式アカウントよりお借りしました)

[あらすじ]

物語の主人公は29歳で公務員試験生(韓国では若年層の就職率が低いため、公務員試験合格を目指して浪人する公試生という存在が一般的。ドラマなどにもよく登場する)4年目のリュ・ゴンウ。試験に失敗して酒に溺れた翌日、見慣れない天井のモーテルで目覚めると20歳のパク・ムンデという青年の身体になっていた。

「今日」は昨日からちょうど3年前の12月で、「アイドルとしてデビューできないと死ぬ」という無茶な運命に。 しかも、今の身体の主であるパク・ムンデはその当時アイドル練習生でもない一般人の上、アイドルデビューまでの期限はたったの1年。ゴンウは生き伸びるため、過去に大成功したTNetのアイドルサバイバル番組「アイドル株式会社」に参加することに。果たして無事にデビューして命を守りつつ、「なぜ自分がパク・ムンデとして目覚めたのか」という理由を突き止めることはできるのか...?!

 

「デモッチュク」が人気を博している理由のひとつに、アイドル業界とファン文化の描写がハイパーリアリズムと呼ばれるほどのにリアルということがあります。転生ものの主人公といえば「チート能力」がつきものだったりしますが、ゴンウ/ムンデの場合はメインボーカル候補になるレベルの歌唱力はあるものの、最も重要な部分は現世で公務員試験浪人をしている時に、いわゆる「データ売り」でお金を稼いでいたという部分でしょう。

 

「データ売り」とは、ファンではないけどアイドルの現場に入り、そこで撮った写真のデータを「マスター」と呼ばれる人たちに売る商売のこと。特に人気アイドルになるほど現場の数は多い昨今、マスターと言えども全ての現場に入れるわけではなく、しかし「どれだけ現場の写真を集められるか」がマスターとしての位の高さや資金集めにダイレクトに響くものでもあるので、「グレーゾーン」と言われるマスターの「ファン活動」を更に闇で支えているのが「データ売り」の人たちです。現地のコアなアイドルファンであれば知っているけど決して表立って語られることはない「データ売り」ですが、ビジネスとしてアイドルを撮影する分、各種の掲示板やコミュニティをこまめに覗いて「今どこの誰が人気があるのか」「どの現場の写真が価値があるのか」「人気アイドルの条件とは何か」というような事をデータ的に研究して把握しているそうですし、それぞれの現場や売買時のやりとりから、マスターよりも更に韓国アイドルファン文化の陰の部分を経験して知っている設定の人物が主人公というのが、「アイドルサバイバル番組」というアイドルとそのオタクの欲望がより剥き出しになる場所において、現世の経験をチート能力として発揮できることに説得力を与えている部分だと思います。

 

男子アイドルについての書き込みが盛んに行われる、いわゆる女超サイト(女性ユーザーの多いNATEやtheQoo、INSTIZなど)の描写が妙にリアリティがあったり、メンバー表す絵文字やファンによる検索よけネーム(ファンがつける一般的なニックネームの他に、ネット上でメンバー達に見られたくない会話をするために使われる隠語の呼称。日本でもありますが韓国のオタクもよく使っていて、これを知ってるか知らないかで見える世界はだいぶ違いそう)などが決まっていたりと、アイドルオタクにとってはリアルなアイドルを追っているような気分を味わえそうな、リアリティのある描写が秀逸なんですね。過去のいじめ疑惑や、さらにそのいじめ疑惑のデマ事件など、リアルタイムでアイドル界の流れを取り入れられるのも更新頻度の早いウェブ連載小説の強みかもしれません。

 

また、主人公デビューの足掛かりとなるのが、TV局TNetが制作した「アイドル株式会社」。小説序盤の主な舞台となる、アイドルデビューサバイバル番組です。

見るからに「プデュ」がモデルなこの「アジュサ」、過去に女性グループをデビューさせた「シーズン1」は大ヒットしたものの、男女混合グループを選ぼうとした「シーズン2」の時に参加者の間で「二股婚前妊娠」という韓国アイドル業界ではあり得ないレベルのスキャンダルが起きた結果、主人公が参加する事になるシーズン3の前にかなりのイメージダウンを起こしていたという設定です。

ゆえにレベルの高い参加者が参加しなくなり、カラオケを巡回しながら一般人をスカウトしてキャスティングしていたという特殊事情から、その時点では一般人だったムンデ/ゴンウがスカウトされて参加することができたのでした。

 

男子グループをデビューさせるシーズン3は開始にあたって「『憎くても、もう一度だけ見逃してほしい』と視聴者に懇願するというコンセプト」でタイトルも「再上場!アイドル株式会社シーズン1」にするところや、ムンデ/ゴンウが参加したシーズン3は商業的には成功したもののその分逆に大きな批判を浴びたり、「制作陣が勝手に特典とルールを変えたことで参加者間がギスギス」「シーズン4で再びガールズグループを選抜したが、より深刻になった悪魔的編集と参加者を搾取するような内容で大きな批判を受ける」「脱落者を他の参加者が直接選定するようにルール変更したことで(どっか他のサバイバルで見たやつ!)批判は最高潮になり、デビュー組のメンバーは大量の悪質な書き込みを送られてメンタルをやられた上に、途中脱落した参加者たちは制作陣の裏側を全て暴露。番組のイメージは最底辺まで堕ちたがビジネス的には成功。」「黒歴史だったシーズン1・2をなかったことにし、第5シーズンではTeSTARがデビューしたシーズン3がシーズン1だと強調」など、ほかのサバイバル番組も含めたえむねっryへの皮肉のようなものが感じられるような設定も随所に見られたり...。

 

しかし、「プデュ」「アイドルデビューサバイバル」という韓国の若者であれば知らない人はいないような出来事をベースのモデルに敷くことで、現実のアイドルファンはもちろん、ファン活動をしたことのない人たちもハマって楽しめるようなバランスが絶妙というのも、人気の理由のひとつだと思われます。

シーズン3の結果や主人公以外の登場人物に関しては前半部分のネタバレになるのでこの後に記載しますが、アイドル候補生たちもそれぞれが「いるわ〜」というアイドルあるあると「流石にいないっしょ」というフィクションの良い部分をちょうどいいバランスで取り入れたような魅力的なキャラクターばかりです。二次創作も盛んで、そもそも自分がこの作品を知ったのもツイッターで二次創作絵やファンによるイベント投稿を見かけて「このキャラクターよく見るけど知らないな。なんの作品だろう?」と思って調べたのがきっかけでした。最近ではZ世代の流行をリサーチする韓国の情報系サイトで紹介されたりと、一般メディアからも注目を集め始めています。

 

12月にはアイドル広告の掲載場所として有名な建大入口駅に公式が企画した主人公のパク・ムンデの誕生日広告が掲示され、認証ショットをSNSにあげるとポイントがもらえるイベントなどが開催されました。

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(カカオページ公式アカウントより)

勿論ファンによるバースデー広告やカフェイベントもあり、ほとんど実際のアイドルのようなファン活動が行われていたりも。二次元キャラなのでFAが使用されていて、本人の写真そのものがないため(公式の挿絵はありますが)肖像権は結果的にある程度守られているというのが現実と比べると奇妙なねじれのようにも感じなくもなかったり。2021年11月にはTeSTARの公式Twitterアカウントが開設されましたが(@T1stars_TeSTAR) 、フォロワーはすでに1万人を超えています。未翻訳の小説原作ゆえにフォロワーの殆どが韓国ローカルという事を考えるとなかなかの勢いです。

 

この作品の大ヒットは2020年代のカカオページでの「男子ドルもの」流行のきっかけとなり、特にそれまでのアイドルものを凌駕するレベルのリアリズム考証で男子アイドルジャンルの読者層を大幅に拡張させた作品と言われています。

カカオエンターテインメントの代表は「ウェブトゥーン化などを通じて無限に拡張できる作品」という期待を示していましたが、実際にウェブトゥーン化が決まったそう。韓国ウェブ小説の翻訳はまだややハードルが高めですが、カカオに掲載されるとしたら「ピッコマ」(カカオが日本で運営しているウェブトゥーンアプリ)で読める日が来るかもしれません。

 

最初にST☆RISHAqoursと名前を並べましたが、これらの2次元アイドルとの最も大きな違いは、「そもそも現実に楽曲もパフォーマンスも存在しない」ということ。うたプリラブライブは原作がゲームで、過去にヒットした日本初のアイドル2次元もののほとんどが最初から楽曲やパフォーマンスとセットでした。「韓国のアイドルといえばといえばクオリティの高い楽曲とパフォーマンス」というイメージが強い人もいるかと思いますが、実際に韓国内で最初に大ヒットした「二次元男子アイドルもの」が楽曲もパフォーマンスも存在しないウェブ小説であるという現実が、「何故人はアイドル推すのか」という根源的な問いかけを図らずも投げかけているような気もします。

(実際これは「プデュ」以降の韓国でも度々話題と疑問が出ながらも、なんとなく曖昧な事柄だった気がしますが)

ちなみにTeSTARのオタクの中には作中に出てくるアルバムの架空デザインに始まり、楽曲を勝手に作曲してSoundCloudにあげたり、MVにしてYouTubeにあげるという「オタ活」をしてる人たちもいます。

 

[以下、TeSTARデビュー以降のネタバレに関することがありますので、知りたくない方はご注意ください]

 

 

 

現在の展開ではすでにアジュサシーズン3からデビュー済みのTeSTARの掛け声は、「アテスタ、今日何か見せてくれる!」でファンダム名はLoviewer。グループ名にテストが入っているのでファンの方にはレビューが入ってるらしい。所属事務所はT1STARS。

デビュー曲の成績は音源サイト24時間ユニークリスナー8万人、初動60万枚販売と作中の当時としては空前のヒットという設定。これはリアルでも男子グループの成績としてはかなりのヒットで、音源もこのレベルというのはほぼWANNA ONEですね。

メンバーは7人で元売れないアイドルグループ出身や元子役、アメリカ出身、元オリンピック金メダリスト、顔も育ちもいいのに過去のトラウマで性格が暗かったりマンネラッパーが作詞作曲担当など、過去のアイドルあるあるが凝縮されたドリームチームと言えるかも。

 

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余談ですが、TwitterでTeSTARと検索すると日本のAV関連会社がヒットしてしまうのが、ちょっと困った。

【質問箱お返事】公演中の撮影行為と公式のアナウンスについて

【お題箱からのご質問】

 

泡沫さんこんばんは。

以前バンタンの公式から公演中の撮影や録音は禁止とLA公演期間中に公示があり、なぜわざわざこのタイミングで再度言うのだろうと思っていたのですが、今日メンバーのインスタのストーリーにマスターが撮った写真をあげているのを見て、なんというか矛盾しているのではないかと思ってしまいました。事務所もメンバーも写真を撮られていることなどは認知していますし、私自身もマスターが撮った写真を見ており、グレーゾーンという言葉を使ってしまいますがそのような存在という感じだと思っています。
ただ、英語圏のファンの方がマスターなどに対して過剰な攻撃をしているのを知っている身としては、メンバー含めて事務所自体にそのような矛盾があるのは少しずるいのではないかと思いました。
泡沫さん的には、なぜあのタイミングで撮影禁止のアナウンスがあったと思われますか?LA公演の動画や写真も結局4日間たくさん上がってきましたし、本気でやめてほしいという感じだとは私は思わなかったので無意味なことをする必要があるのか疑問に思っています。
考えが至らなくて申し訳ありません。

2021/12/10 19:46:18

https://odaibako.net/detail/request/3870364a-f477-479b-8af7-8701e6a3f7d2

 

単にLAが久し振りの有観客オフコンだったからではないでしょうか?コンサートにカメラ持ち込み禁止撮影録画録音禁止は以前からKPOP界でもグレーゾーンでもなんでもなく、明確にどこの国でも禁止行為で必ずアナウンスはあるというか、ファンの間では常識だと思います。

(守るかどうかは別として、禁止だということはみんな知っているという意味で。)
韓国の現場では他に撮影可能なイベントや場所はありますので、撮影行為(マスター活動)の全てが禁止されているわけではないのですが、「コンサート」では明確に昔から禁止されていて、韓国でも見つかったら退場かデータ消しだと思いますよ。警備員がどのくらい仕事するかにもよりますが。だからこそ逆にコンサートでの写真は希少価値があがるし、他のメンバーのホムマ同士が協力して追い出された場合は捕まらなかった人からデータを買って自分のものとしてあげるというような行為が行われるわけですね。

 

更に、会場となったアメリカは銃社会で爆弾テロなどの可能性もあり、特に大きな会場ではスマホ以外の電子機器の持ち込みには一般的にかなり厳しいのでは。
特にスタジアムの場合はNFLのClear Bag Policyというのがあるため、持ち込んで良いバッグも規制があってアメリカのコンサート用オタバッグは全部ビニールのスケルトンが多いです。特にBTSは過去にアメリカでの殺害予告などが実際にありましたし、そういう状況で韓国のファン活動のノリで禁止されている撮影機器を隠して持ち込むような状況が多発すると、最悪の場合警備の問題上ということでスタジアムが借りれなくなる可能性もなくはないのかもしれません。撮影や録音行為そのもの以上に、ホムマ活では必須の撮影機器の持ち込みや使用に対しての注意喚起も強かった文章のように思います。So-Fiスタジアム自体には一応6インチ以内のレンズのカメラの持ち込みそのものはOKとなってますが、撮影自体が禁止されているイベントの場合はカメラを持ち込めたとしても使用禁止は禁止ですし。

A-Z Guide - SoFi Stadium

NFL Stadium Game Day Bag Policy | NFL.com


だからアナウンス自体はおかしくないと思いますし、改めて様々な国や文化の新規ファンが増えた今だからこそ公式のスタンスを明確にしたということではないでしょうか。新しくファンになった人の中には国問わずマスターが公認だと思っていたり、「KPOPではどこでも写真OK」と思っていたり、「グレーゾーン」の意味を根本的にわかっていなかったり勘違いしている人もいるんじゃないかと思いますし。例えば戦争や全ての犯罪がなくならないというのは現実だとしても、「戦争はよくない」「犯罪はいけないことだ」という意見やスタンスを表明していくことは意味がないとは自分は思いません。グレーゾーンということは分類で言えば実際はクロだけど処罰がないケースが多いというだけにすぎないので、自分の力で全部を止めることは難しくても、少なくともこういうことは違法である・公式では認めるものではない・ネガティヴな見方をしていると表明することは、なにも言わずに黙認することと同じではないと思います。特にBTSくらいファンダムが拡大して肖像権侵害被害の規模も大きくなってくると、ファンの好意からのものかビジネスとして利用しているだけなのかの判断もどうしても難しくなりますよね。完全に商売目的だけのケースもあるにしろ、著作権侵害ビジネスやDVD販売や転売行為をしているけど同時に熱心なファンでもあったりという矛盾(そこで稼いだお金をまたオタ活に使ったりなど)は、どのようなジャンルのファンダムでも珍しくないことでしょう。そういう状況で強権的に全てを禁止することが現実的に無理である以上、ファンの側の自浄作用に期待するしかない場合もあると思います。

 

ただ、「アナウンスだけしてあとはファンの自浄作用に任せる」というのも実際はクリーンにする仕事をファンに委ねる部分もありますから、同じ立場のファン同士での注意には限界があることを考えれば、確かにずるいと言えばずるいことだとは思います。
特にまだ人気のない時代にはファンカムというものが重要な時期も事務所によってはなくはなく、またマスターがたくさんいるということをある種のステイタスや人気のバロメーターとみなすような価値観やそういう感覚が当たり前だった時代があったことは確かなので、人気が出るまではそれを利用すべく黙認するけど、いざ人気が出たら切り捨てるというのは人情に欠ける行為かもしれません。
事務所が禁止しているのにメンバーがそういう写真を取り上げたりというのは確かに矛盾ではありますが、そのようなファンの側の感情的な面でのことを考えると、メンバーの自由意志でやることであれば(どこまでわかってやっているのかはわかりませんが)事務所としては黙認するというのも理解できなくはないです。こういう事に関してはメンバーでもかなり個人差があるものでしょうし、逆に一切関わらないというメンバーもいますので、結局はメンバー個人個人のファンとの付き合い方や考え方次第ということではないでしょうか。

それに対してどのように捉えるかもファン個人個人の考え方によるでしょうけど、もし公式から禁止されている行為で逮捕されたりブラックリスト入りしたとしても、アイドル自身は特に助けてくれることはないというのもまた現実ではないかと思います......。