サンダーエイジ

韓国のアイドルとか音楽についての自分が後で読み返ししたい記事のふんわり訳と覚書。

【中央日報】ベストセラーのアルゴリズム? 「25歳新人の1位は徹底した企画から」

[안혜리의 직격인터뷰]베스트셀러 알고리즘? “25세 신진의 1위는 철저한 기획” | 중앙일보

【中央日報】ベストセラーのアルゴリズム? 「25歳新人の1位は徹底した企画から」

https://www.joongang.co.kr/article/25462186
アン・ヘリ記者  2026.09.17 15:30


先月10日、ソウル上岩のビッグフィッシュ出版社でイ・ギョンヒ代表に会った。 起業後はずっと週7日勤務をしてきたが、今年に入ってようやく週6日だけ働くようになったという彼女は、「なぜ」という質問のたびに「やらない理由がないから」と答えた。 キム・ジョンホ記者

 

8日午後、ソウルの教保文庫光化門店の鍾路ゲート側にあるベストセラー売り場の前に、しばらく立っていた。 総合1位の座にあった韓国小説が、初めて目にする見知らぬ本だったからだ。 スマホで検索したアラジンやイエス24のランキングでも、やはり1位と2位だった。 いつからかベストセラーランキングはしばしば「いったいどんな本なのか?という疑問を呼び起こすミステリーであることが多かった。 しかし、今回のようにまったく解釈不能な感じは初めてだった。 有名作家の新作でもなく、人気アイドルや有名インフルエンサーの推薦や映画化・ドラマ化とも無関係で、むしろ多数の新聞の書評に一行も掲載されない、完全な無名の本だったからだ。 しかも、何十年も本を扱ってきた出版担当と文学担当の記者に聞いてみたところ、「それって何の本なの?」と逆に質問が返ってきた。

 

「3週間で2億ウォンを貯めて1万部
小説も作家ではなく企画中心
海外向けカスタム出版で億ウォン規模の前金」

'「大衆の選択・承認がより重要」

 

"14日、教保文庫光化門店のベストセラー売り場で、出版3週目の『韓国史異常現象研究院』が2位にランクインした。 大々的なマーケティングを展開しているチョ・ジョンレや東野圭吾の新作よりも高い順位だ"


混乱が収まる間もなく、なんと170万部も売れた超大型ベストセラー『言語の温度』を書いたイ・ギジュの2024年の続編が1600部余りの買い占めニュースに続き、韓国最大の単行本出版社である文学トンネの創業者、カン・テヒョン(69)会長がIP(知的財産権)産業への地形変化に直面し、文学トンネを売却するという知らせまで飛び込んできた。

 

韓国の出版界で一体何が起きているのだろうか。 ソウル国際ブックフェアには15万~16万人が押し寄せ、コンビニのオープンランを呼んだミヌム社のパン(※訳注:老舗文学出版社ミヌム社が大手コンビニGS25とコラボして出したパン。パッケージにミヌム社の文学全集のカバーデザインが使われランダムでブックマーカーが封入されている)は10日で35万個売れるというテキストヒップ時代に、肝心の出版界は初版1000部すら売り切るのが難しいという深刻な不況に見舞われている。この皮肉をどう解釈すべきだろうか。

答えを求めて、ジャンル作品としては異例の2週連続で教保文庫総合ベストセラー1位(3週目は2位)に輝いた『韓国史異常現象研究院』(以下『異常現象』)を手がけたビッグフィッシュ(文学ブランドはDIVE)のイ・ギョンヒ(44)代表に、ソウル上岩の彼女のオフィスで会った。 ビッグフィッシュは、ウィズダムハウス出身の中堅編集者5人(現在は3人)が2021年に共同創業した会社で、社員10人が年間30冊ほどの多作をこなし、既成出版界とは異なるさまざまな試みを行っていた。 その結果の一つが、2001年生まれの無名作家の初作品で生み出した教保総合1位だった。 2時間以上話を聞いてみると、スターとして育てるイメージを先に決めてキャスティングし、その後ファンダムと海外市場を攻略する企画力とデータに基づくマーケティングで利益を上げるK-POP事務所と似ていた。 日本から伝わってきた「ナポリタン怪談」ジャンル(※状況を教えず、手がかりや報告書を与えて読者自身が埋めていく形式。訳注:日本では「意味怖」と言われる事が多い)である『異常現象』を媒介に、2026年現在の韓国出版界について語った。

(以下、一問一答。 アン・ヘリ論説委員)


  ー刊行と同時に売上ランキングの総合1位に入った。 どのような経緯で可能になったのか。


「教保文庫と独占的にブックファンディングを行った。 ジャンル作品に強いアラジンも考慮したが、教保文庫は実店舗もあるので、ひとまずベストセラーランキングに入れば、もっと多く売れるだろうと考えた。 それが的中した。

ただの感想ではなく、チェ・インソ(25)作家が2023年10月から2024年9月まで、1020中心の創作プラットフォーム「Postype(訳注:日本でいうPixivのような創作系投稿サイト)」で連載し築いたファンダムが存在しており、何よりも面白かった。 7月末から3週間にわたり、定価2万2000ウォン(割引価格1万9800ウォン)の本に作家の未公開「外伝」・新聞・隊員証をグッズとして同梱したパッケージを2万300ウォンで販売した。 300~500部売れれば成功とされる最近の出版ファンディング市場を考慮し、まずは1000部を目標に設定し、うまくいけば5000部ほど売れるだろうと期待していたが、総額1億9568万9900ウォンを集めた。 予約販売1万部に相当する。 そうして1位になった」


"『韓国史異常現象研究院』は、表紙デザインはもちろん、手書き文字を加えた報告書形式の本文など、独特なデザインで読者の収集欲を刺激した。 推し活のように本を買う20代の読者を狙ったのだ "


「実用書を多く出していたが、小説で1位になった。

起業直前の1年間、サムアンドパーカーズでインプリント(インフラは共有し、編集権は独立して行使する下位ブランド)を1年間行った。 その時、『ドルグート夢百貨店』の原稿を検討した。 ウィズダムハウス時代は小説を担当したことがなく、すぐに売上を出さなければならないというプレッシャーで、別のインプリント(ファクトリーライン)に移った。 100万部小説(※2020年代に入って初の100万部小説)を逃したということだ。 この時から小説に興味が湧いた。 ちょうど韓国文学の輸出が東南アジアを越えて英米圏まで好調になり始めた。 新人作家を発掘して「企画小説」を作ることにした。『異常現象』は、私たちが発表した5作目の小説だ」


作家が先に書いた原稿を受け取るのではない。 代わりに、出版社側が作家に海外市場ではこうしたテーマや素材がよく売れるからそのような要素を取り入れた小説を書いてほしいと提案する。 作家の知名度は重要ではない。『時間が止まった和菓子店、華月堂です』(イ・オンファ)と同じやり方だ。 最初から「海外市場で多く売れるように、こういう要素を入れて作中に使ってほしい」と注文した。 売るために企画した商品だ。 輸出の最前線にいる海外出版エージェンシーに売れるポイントを何度も尋ね、「黒猫」といったような要素を盛り込んだ。 表紙にも小さく猫を描いた。 2024年12月に出版されたが、ちょうどハン・ガン作家のノーベル賞効果もあり、ドイツ・アメリカへの輸出だけで億ウォン規模の前金(かなりの金額だが、イ代表は非公開を望んだ)を受け取った。『ドルグート』(2020)以降に人気を博した『不便なコンビニ』(2021)や『いらっしゃいませ、ヒュナム洞書店です』(2022)のようなヒーリング小説系では、終わりかけの作品同然だったにもかかわらず、好成績を収めた。 韓国では5000部足らずしか売れなかった。 これなら輸出しない理由がない」


"「ドルグート(シリーズ)の作家が誰かご存じですか?」イ・ギョンヒ代表が尋ねた。 100万部を超えて売れた超大型ベストセラーなのに、名前が思い出せなかった。 作家の知名度より出版企画が優先される今どきの出版市場を浮き彫りにする一場面だった。 写真は教保文庫光化門店でプロモーション中の『ドルグート夢百貨店0』"


「それよりも、国内で売れそうにないなら、海外で売れるものに挑戦してみようというアプローチだ。 新しい市場を探すということだ。 私たちは文学出版社ではないので、国内の大物作家を起用することはできない。 作家のキャスティング力なしで競争できる方法が何かを調査した。 よく売れている本が何かを本屋で覗き、海外市場で通用する本の共通点が何かを記事で読みながら勉強し、またエージェンシーに何度も尋ねた。 四半期に一度くらい、私たちより先を行く日本の出版を学んでくる。 このような過程で、エッセイの中にも可能性を見いだした。 参入障壁が低いため誰もが飛び込むが、実際、国内だけを見ればエッセイは簡単ではない。 有名人の著者を立てなければ、どんなにテーマや文章が良くても売れない。 ところが、昨年世界最大の書籍見本市フランクフルト・ブックフェアに合わせて出版された『涙の代わりにラーメン』は、無名作家(ウォンド)でありながら、イギリスの三大出版社であるペンギンランダムハウスのインプリントであるイーバリー(Ebury)にかなり良心的な価格で売れた。 この本もまた、「最近、西洋で食べ物など韓国文化への関心が高いので、こうした内容で書いてほしい」と依頼された企画エッセイだ。今年のフランクフルトでは、キムジャン(訳注:一年分のキムチをまとめて漬ける韓国の習慣)を題材にした母娘のケア物語を上演する。 韓国的な題材の普遍的な物語が通じるだろうと思った。 海外でも子育ては娘の役割なので、ドータートラック(daughter track=娘が親のケアを背負わされる事が多いため、年老いた親の介護を優先するために自主的に仕事を減らしたり退職したりする女性の選択・生き方)という言葉まであるそうだ。 国内では売れないだろうが、海外では確実に売れる。 海外での成果を作った後、国内で出版するつもりだ」


ーチャットGPTの登場以降、メディア・出版の終焉が懸念されるAIの時代だ。 どう備えればいいのか。


「特別なことはない。 運良く1位になったが、本が売れないのを実感している。 ベストセラーにランクインする部数が徐々に減っている。 100万部はまったくなく、10万部も本当に出てこない。 でも、面白ければ今でも売れる。 そうしてふと、『自分だけが面白いと思うものを作っているのではないか』と反省した。 組織での生活を振り返ると、上の連中が期待せず嫌がるような新しいことをやるときはいつも上手くいった。 私も独立してからは、自分の経験に足を引っ張られることが多かった。 歴史が好きで関連書籍をかなり出してきたけれど、絶対に専門家でなければならないと思っていた。

しかし、最も成功したのは、当時登録者40万人(現在59万人)を抱える非専門家ユーチューバー(ソム作家=イム・ソミ)が書いた本(『最近の大人のための最低限の世界史』)だ。 10代からやってきたが、最近は特にネットコミュニティに頻繁に出入りするようになった。 コメントがたくさん付いている投稿を見ながら、人々が何に興味を持っているのかを探る。『異常現象』はそうして発見した。 あちこちでこの話が広まっていくの追いかけていき、Postypeにたどり着いた。 ちょうどジャンル文学板が大きくなり、輸出もうまくいっている傾向だ。 映像化の版権に関する問い合わせがもう3社から来ている。 もし普通の大手出版社に身を置いていたなら、上司の許可が得られず、そもそも出版できなかっただろう。 見知らぬジャンルであるのに加え、編集期間は倍、制作費は3~4倍もかかったので」


"2023年に自費出版(POD)で初めて刊行された当時高校生だった詩人、チャ・ジョンウンの『トマトカップラーメン』(リカバーバージョン)が、2026年9月現在、ナ・テジュ・ユン・ドンジュン詩人とともにベストセラーランキングに入っている。"


「現在の出版界の主な顧客層は40代女性だが、『異常現象』は売れた4万部のうち、20代女性の割合が圧倒的だ。DCインサイド(DCギャラリー掲示板)のようなコミュニティやX(旧ツイッター)を見ながら、20代の読者について学んでいる。 この子たちは、本も推し活するみたいに好きなようだ。コレクション価値がなければならない。 それがデザインに普段の3倍以上の費用をかけた理由だ。 以前、チャ・ジョンウン詩人の『夏のピーチスパークリング』でも20代の読者と会ったことがある。 (チャ・ジョンウンが)高校時代の2023年に自費出版した『トマトカップラーメン』が同年代に大ヒットしているのを見て、修学能力試験を終えたチャ詩人に手を差し伸べた。 既成の文学編集者なら、詩人として扱うこともなかっただろう。 しかし、期待通りに2万部も売れた。 (※正統派文学出版社である「子音と母音」も最近、チャ詩人の『エアコンが消えた』を出版した)偏見がなかったからこそ可能だったことだ」


ー新進作家・ユーチューバー・自費出版···どうしてそんな選択をしたのか。


「やらない理由はないので、なんでもやってみる。 ベストセラーを出したいからです。 私が難関文系大学出身で、キャンパスのアルバイトから出版を始めたマイナーだから、余計にそう感じるのだろう。 出版業界の主流は、「私(編集者)」と出版界が認める「良書」のベストセラーを求めている。 私は大衆の承認のほうが重要だ。 出版界や報道界は、おそらくこういう本はまったく理解できず本だとも思わないだろう。 私は理解しようとはしない。 人が集まっている現象、市場だけを見る」

 

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最近日本のメディアで韓国の「テキストヒップ」というトレンドが紹介されたりしていますが、実際それで「本が売れている」「読書が盛ん」というよりは出版不況は変わらずで、ブックフェアのようなイベント体験やSNS、物体としての所有自体が目的だったり「文字周り」のブックイベントやグッズといった「書籍のイメージ周りのトレンド消費」の方が盛んな面が多いのでは、という体感は奇しくも「テキストヒップ」という言い回し自体にもこめられている感じはします。「読書ブーム」ではないわけです。

例えば、大手書籍ECの yes24のYouTubeチャンネルでソウルブックフェアのレポート動画があり、ネットで話題になったものを中心に購入品の話をしているのですが、8割は「グッズ」の話で本の話にしてもブックデザインの話がかなり多いです。あと若者の間でやはりホラージャンルが流行っていることもわかる。

https://youtu.be/u2_U3Jgw3Yg?si=k__YSmK_I2PKCf3j

売るために本周りのグッズを増やしたり装丁に力を入れることは読書の楽しみを支える上でもポジティブなことですし、独立系書店(大手ではない個人経営の小さな書店)が増えたりブック関連イベントなどの新しいカルチャーが芽吹く素敵な機会でもあることは確かだけど、ベースはあくまで「本周りのイメージがトレンド」という消費の仕方が優勢なので、ブックフェアが行列で文学全集モチーフのパンが売り切れでも初版1000部売れるのはかなり難しいみたいな捻れが起きているのかもしれません。元々、韓国の出版周りは本を売るためコミックス書籍に予約特典などグッズをつけたりというのは日本よりも定着している印象ですが。

(とはいえ、今の韓国の学生は日本の学生より平均的に本をたくさん読んでいそうだとは思うけど)


日本でも60〜70年代あたりは特に学生の間で読んでいる本や雑誌をあえてむき身で持つのがイケていた時代があったといいますし、それに近いものもあるのかなと。柄谷行人とか浅田彰とかを実際に意味はわかってないけどイケてる人に見えるために読む、みたいな(世代じゃなさすぎるのでこの当時のリアルはわからないけど、今も多少なりこういうことはあるのではないかと思う。本とか映画などで...)その時は意味がわからなくても、若く興味が旺盛な時期に読んでおくこと自体が後で財産になったりもするので、それもいい経験なのかもしれませんが。

文中で「四半期に一度くらい、私たちより先を行く日本の出版を学んでくる」とありますが、「先を行く」というのは「進んでいる」というよりも単に高齢化や若者の考え方の変化みたいな社会や世代的変化が日本に先に来ていて、○年後の自分たちみたいな感じで見てる面もあるのかな?と。

「作家性を前面に出した本よりも企画もののほうが売れたりする」というのも、日本ではすでに結構前からある気がします。

しかし「海外で売れやすい内容」が「猫が出てくる」「和菓子屋・書店・カフェ」な「ヒーリング小説」というのは、今まさに欧米圏で売れている「日本の小説」特有のジャンルとされているものなんですよね。欧米圏(特にイギリス)で人気の日本の本というと今は大きく分けて「ミステリー・サスペンス(柚木麻子・松本清張・雨穴等等)」「女性作家による文芸(村田沙耶香・川上未映子・川上弘美等)と「ヒーリング系小説(「コーヒーが冷めないうちに」「お探し物は図書室まで」「猫の家」等)の3ジャンルらしいですし。そういえば、日本文学を紹介しているイギリスの出版社がそんなに内容に関係なくても表紙に猫を入れたりするという話を読んだこともあります。

(Surrealism, cafes and lots (and lots) of cats: why Japanese fiction is booming https://www.theguardian.com/books/2024/nov/23/japanese-fiction-britain-translation)

 

文中に出てきた作家イ・ギジュ氏の買い占め事件とは、作家が出版社と共謀して自分の新刊を大型書店複数店舗で買い占め、ベストセラーランキング上位に入るよう操作したという事件で、韓国では検察に起訴されました。

https://www.hankyung.com/article/2026091075627

元々は170万部のベストセラーを出したこともあるエッセイストで、1600部というのは犯行期間の間の該当書籍「普遍的単語」の販売数の14%にあたる部数とのことなので、この期間だけで買い占めがなくても1万部近くは売れていたということになるのですが、実際にランキング順位が1・2個は上がった計算になるということで起訴にまで至るというのは、「ランキング」や「トレンド」というものに日本以上にリアルが左右されやすい韓国ならではという気もします。

そしてこれって以前から韓国の音楽業界では言われてる手法なんですよね。会社が買い占めてチャート上位に入ることでバイラルを狙うという...一時期問題になりすぎて流石に最近はないですが、「内容には自信があるけど、注目を集めないことには見向きもされない。だからとにかく話題になりさえすれば」的な考え方のベースが近いものを感じます。

【ハンギョレ訳】15㎝ヒールのスタンディングシューズの危険警報···「好きなアイドルを見ようとしたら医者に会った」

【ハンギョレ訳】15㎝ヒールのスタンディングシューズの危険警報···「好きなアイドルを見ようとしたら医者に会った」

2026-05-01

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/1256775.html

パク・チャンヒ記者

4月18日、ソウルの松坡区オリンピック公園近くの路上にスタンディングシューズが10足ほど捨てられている様子。


18日、ソウルの松坡区オリンピック公園体操競技場周辺の通り。 ゴミ箱の周りには、ヒールの高いブーツが10足ほど放置されていた。 アイドルグループNCT WISHのコンサートが終わった後、捨てられたいわゆる「スタンディングシューズ」(コンサートで視界確保のために履く高い厚底靴)の山だ。 公演会場をよく訪れるイ・アムゲ(26)さんは「高いスタンディングシューズを履いて長時間立っているので足も痛いし、荷物も多いから、近くに置いていくしかない」と眉をひそめた。

 

30日、演劇業界の話を聞くと、コンサート会場のスタンディング席(決まった座席がなく立って見る席)の視界確保のために、アイドルファンが好んで履くスタンディングシューズが会場周辺の新たな悩みの種となっている。 過度に高いヒールにより安全事故のリスクがあるだけでなく、「使い捨て」として廃棄される行動が増え、環境汚染の懸念も提起されている。


4月5日、スーパージュニアのコンサート会場近くのオリンピック公園駅4番出口前で、屋台を設置しスタンディングシューズの有料レンタルを行っている様子。 読者提供


ファンの間ではスタンディングシューズの着用が日常となった。 AliエクスプレスやTemuなどのeコマースで10㎝以上の厚底ブーツを購入するファンが増えており、XなどのSNSでは有料レンタルアカウントが盛況だ。 最近では、コンサート会場の前に屋台を設置し、スタンディングシューズを貸し出す人々まで現れた。 いわゆる「プレミアム」と呼ばれる転売チケットが横行しているため、高いチケット代を支払った分、できるだけ高い視界を確保するためにスタンディングシューズを履くことになるとファンは説明している。 11年目のK-POPファン、キム・アムゲ(26)さんは「ファンの間では『靴の高さを合わせて180㎝以上でないと見えない』という言葉まである」と言い、「他のファンがみんな履いているので、仕方なく真似して履くことになる」と話した。

 


問題は、長時間高くて不快な靴を履くことで、安全事故が頻繁に発生するという点だ。 歌手をより近くで見ようとするファン同士が押し合うと、スタンディングシューズを履いて転ぶ危険がさらに大きくなる。 公演業界の関係者であるパク・アムゲ(24)さんは「転倒事故をよく目撃するが、膝から血が噴き出すほど大きな怪我をした方も結構いた」と語った。 あるオンラインショッピングモールの15㎝のブーツ購入レビューには「転ぶなら前に転べ。 「推し(『最も愛しているメンバー』)を見ようとして医師の先生に会うことになるかもしれない」という『骨のある』警告が上がったこともある。

 


一度か二度履いて捨てるために安価なスタンディングシューズを探すファンの消費スタイルが環境問題を引き起こすという指摘も避けられない。 イ・ホンジュ宿命女子大学消費者経済学科教授は「(スタンディングシューズは)コンサートでだけ使う目的の靴なので、長く履く靴として購入しない」とし、「一回限り使う程度の耐久性があれば一時的な消費財として活用し、保管する価値がないと考えて捨てているようだ」と指摘した。 イ・ウンヒ仁荷大学消費者学科教授は「環境を考慮せず、一時的な便利さに集中した消費行動」とし、「消費者の認識改善のために、公演主催側でも積極的な広報と対策を考える必要がある」と述べた。

 


パク·チャンヒ記者 chpark@hani.co.kr

 

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最近ページ翻訳機能も充実してきたのもあり2年ぶりになってしまいましたが、韓国アイドルオタ界隈では新しい動きかもと思いメモがわりに訳しました。

この記事を読むにあたり、韓国のコンサートは日本と少し事情が違うのその辺りの理解が必要かもしれないんですが、韓国だとアリーナやスタジアムなどの大規模会場でもステージに近いアリーナエリアはスタンディングなことが多いんですね。

(ファンミーティングとかだと席はある)

日本だといわゆるライブハウスでの公演でもなければスタンディング席ってないですし、ライブハウスでも座席があったりしますけど、韓国はエリア別整番制なことが多いので、スタンディングは距離的には近いけど下手したらまともに見られる環境ではないかもしれません。

(カオス現場だからこそマスターも写真を撮れるのかもしれない。撮影者を特定しにくいので...)

代わりに座席がある席は着席で見ることが基本なので、アーティスト側が立ってと言わない限り勝手に立って見るのは顰蹙を買うため、立って見たい人は基本スタンディングエリアで見るべきという感じです。「どこでも席があるけど立って見てもいい雰囲気」な日本と「スタンディングか着席かの2択」の韓国という感じでしょうか。

日本だとライブハウスか地下アイドルのようなスタンディングの環境ですが、日本では基本がライブハウスゆえに人も自分も怪我をする可能性が高いヒールや厚底参戦はそもそもタブーとされてますね。しかし日本のKPOP現場でアリーナでも、特に段差がない会場の場合はごく厚底の方もたまに目撃されてるみたいです。

しかし現場でだけ履いてその場で捨てて帰るっていうのは合理的というかなんというか...確かに重いしな...マナーは良くないですね。レンタルの方がまだいいかも。日本の場合はファッションとしての厚底靴も割と定着しているのもあり、会場でだけ履いて帰りは歩きやすい靴に履き替えて帰るという人は見かけたことがあります。

 

 

【Biz韓国】[K-POP:不思議の国のアイドル] BTSグラミー賞の不発原因をKPOPから探す

 [K-POP:不思議の国のアイドル] BTSグラミー賞の不発原因をKPOPから探す

LAエンタの関係者ら、「アイドル育成システム」の現地化の可能性に懐疑的···「奴隷訓練」批判、過度な側面も存在

https://www.bizhankook.com/bk/article/28229

HYBEの「赤字」事業とされるHYBEアメリカ。 HYBEが1兆ウォンをかけて買収したが、これまで特別な成果を出すことができなかった。 そんなHYBEアメリカが出した野心作が現地ガールズグループのKATSEYEだ。 昨年、HYBEはオーディション番組「ザ・デビュー:ドリームアカデミー」を通じてグループを結成し、6月28日にデビューさせた。 現地業界関係者A氏は「HYBEがKATSEYE製作に莫大なお金を注ぎ込み、広報ラインナップを全て新しく構築したほど死活をかけたという話が広がっている」と話した。

 

HYBEの初の現地化ガールグループであるだけに、キャッツアイの成功可否によって「アイドル育成システム」輸出の未来がかかっていると言っても過言ではない。 米ロサンゼルス現地の業界関係者らは、現状をどのように評価しているのだろうか。

 

#現地マネジメント「KPOPは金になる」

JYPエンターテインメントは米アルバム会社のリパブリックレコードと、HYBEはゲフィンレコードと協業し、現地ガールズグループを作った。 米国現地のレコード会社はなぜ韓国のエンタメ会社と協業するのか。 LAで韓国アーティストを代理する匿名の現地エージェンシーの関係者Bさんは「KPOPはお金になる。 米国のレコード会社もこれをよく知っている」と話す。

彼は、KPOPの育成システムとファンダムが持つ長所を米国のレコード会社が認知していると話す。 B氏は「米レコード社はトレーニングシステムは備えていない。 才能のある人を偶然発見し、デビューさせる方式だ。 才能が十分ならば「私たちが助けてあげる」と言って導いてくれる役割だけをする。 彼らに演技と歌を教えたりはしない」と説明した。

 

このようにして発掘されたアーティストは、自分の音楽スタイルを自ら作っていく。

「米国のアーティストたちは作られることが好きではない。 彼らは自分の歌を作ることに集中する。 それで生じる問題もある。 マネジメントがアルバム発売のためにダンス動画をTikTokに上げろと言ったりすればアーティストは「やりたくない」と言いだろう。彼らはこのような部分に自尊心があり、このために多くのアーティストが自分のマネジメントと葛藤がある状態だ」

一方、韓国のKPOPは違う。 KPOPは巨大な「ファンダム」があり、アルバムを積極的に消費する」 「韓国のファンダムはとても大きく、ファンは結果物があまり良くなくても消費する傾向がある。 西洋アーティストのファンは、歌が良くなければ無理に再生数を上げたり、ビルボード1位を作ろうとはしない。 一方、KPOPファンは曲が出る前に全て予約注文をする」

 

B氏はこの視点が西洋のアーティストとは違ってKPOPがお金を稼ぐことができる理由だと話す。 「このような構造によってKPOPファンダムで莫大な収益が出てくる。 そのため、西洋のアーティストもますますこのようなマーケティングを真似している。 フォトカードを買い、グッズを買うことは、Z世代の文化になっている。 応援棒、ブレスレットを作る西洋のアーティストもできた」

 

アーティストを育成する韓国エンターテインメントと、マーケティングだけを行う米国マネジメントは、収益分配方式も異なるしかない。 B氏は、「米国のレコード会社がアーティストにお金をより少なく与える方法を見つけた」とも話す。 「米国のアーティストはもっと高いお金をもらうしかない。 米国はアルバムを購入しなくても曲を購入する場合が多く、ツアーやブランド広告を通じてお金を稼ぐ。 このように上げた収益はマネジメントに行く仕組みではない。 マネジメントやエージェントは、アーティスト収益の10〜15%程度の手数料だけを受け取る。 アーティストが中心で、お金を直接受け取る。 エージェントは、アーティストに仕事を探してきた時だけ、お金を受け取ることができる」

 

アーティストが所属事務所に従属している韓国は、収益構造が正反対だ。

「一方、韓国ではアーティストたちがマネジメント会社の社員として働き、会社がお金を受け取った後、そのお金をメンバーたちに一部分けてくれる。 それで一人で仕事をする時よりお金をはるかに少なく受け取ることになる構造だ」

 

昨年8月、「ザ·デビュー:ドリームアカデミー」の記者懇談会に登場したプロジェクト関係者たち。 左からトム・マーチ(President)、イン・ジョンヒョン(Head of Creative Production)、ウンベルト・リオン(Creative Director)、ミトラ・ダラブ(President)、ソン・ソンドク(Executive Creator)、司会者。


#米国人は果たして「韓国式訓練」に耐えられるのか

B氏はKATSEYEなどグローバルガールグループの課題は「KPOPというラベルを取ること」と話す。 「アメリカ人はアジア人ならみんな同じカテゴリーに入れる傾向がある。 米国人はすべてをKPOPの中に入れて、発展を防ごうとする。 KPOPの範疇の中にいると、さらに成長しにくい。 BTSがグラミー賞を受賞できなかった理由でもある。 むしろ障壁になるのだ。KATSEYEが単純に西洋バージョンのKPOPになってはならない理由だ。 もちろん憂慮もある。 東洋に比べて西洋人はグループとして活動せず、本人のアイデンティティを探したがっている傾向がより強いと思う。 そのような部分でグループの未来が心配ではある」

KPOPアイドルについてはどう思うだろうか。 彼は幼い子供たちが活動することには否定的だ。 「あまりにも幼い年齢で始まるアイドルを見るのは明らかに気まずい。14歳くらいでデビューする未成年者が多く、彼らのファンは主に年配の男性たちだ。 本当におかしい。 経験を持って感情を込めて曲を書く方法を学ばなければならない時期にブランド広報活動をしている」

ただ、アイドル育成システムに対する米国の批判は行き過ぎだと言う。

「欧米ではアイドル育成システムを『奴隷制度』と批判しているが、実は欧米でもスポーツ選手に同じことをさせている。 この二つが根本的にどのような点が違うのかは分からない。 ただ、音楽家たちにこのようなシステムを適用しなかっただけだ。 むしろ、米国人は生まれてから歌が上手でなければスターになる方法がない。 このような側面では『専門的に学んで作られることの何が悪いのか?』いう質問ができる。 むしろ学ぶ機会があるという点で韓国のシステムは良いと思う。 ただ、アイドルが自ら曲を書き、歴史を学び、本人のスタイルを見つけられる教育が必要だと思う」

 

一方、KPOPアイドルが好きで韓国文化に関心が高い米ドキュメンタリー作家のヘザー・コックス氏は、「KPOPの育成システムを米国で運用するのは難しいだろう」と話す。 ヘザー氏は「韓国系アメリカ人なら分からないが、アメリカ人は身体的要求に応じる準備ができていない。 アメリカ人は権威に立ち向かうことに慣れていて、そのような訓練に耐える忍耐力がないと思っている。 お金が保障されるとしてもだ」と話す。

 

ヘザー氏は、韓国では身体と精神健康に関する問題を過度に見過ごされていると言う。

「昨年KCON LAを見に行ったが、アイドルが思ったよりはるかに痩せていて小さかった。 年齢も若すぎて栄養状態が心配だった。 KPOPアイドルは1日に16時間ずつトレーニングしたり、ひどいダイエットをしている」

幼い年でデビューする文化にも批判的だ。

「18歳未満の子供たちが露出のある服を着て、大衆は彼らを性的対象と見ている。 KPOPは幼い年でも性的な歌詞を歌い、(ここに)多くの米国人は不便を感じるだろう。 韓国のシステムは多少強圧的で、アメリカ人はそのような部分において声を上げる場合が多いため、ここで運用するのは難しいと思う」と話した。

 

#学者が見るKPOP現地化の未来

イ・ヘジン教授はUSC(サザン·カリフォルニア大学、University of Southern California)で米国で初めて「K-POP」を正式科目として開設した韓国人学者だ。 USCのイ・ヘジン教授は、米国の音楽産業はこれ以上「新人開発」をしないと話す。

「現在、アメリカ市場は新しいアーティストを発掘し、歌を作るよりは、すでにSNSを通じて有名になった人と契約する傾向にある。 ところが、韓国がこのすべてのことをしてくれるのだ。 米国のレコード会社の立場ではお金を少なく使ったのにアーティストが発掘されており、ファンダムまで装着されているわけだ。 このため、米国のレコード会社はKPOPがお金になるという認識がある」

 

米レコード会社がアイドル育成システムを独自に運営する可能性はないだろうか。

「一つのシステムで完全に定着し、ノウハウができれば独自にすることもできる。 しかし、現在の状況であえて投資をして研究をし、人を雇用する必要はない。 すでにすべてが整っている会社(韓国エンター)とパートナーシップを結んで簡単にやろうとするだろう。リスクの少ない方向だ」

 

イ・ヘジン教授はLAに韓国のエンター社が集まる原因の一つとして人種を挙げる。 「LAの特性上、韓国系アメリカ人、アジア系アメリカ人、ヒスパニックなどが多く、彼らはKPOPに多くの関心を持っている。 彼らは自らをKPOPスターに投影させる傾向もある。 人種的な部分も無視できない」と話す。

イ教授は「韓国系やアジア系ではない白人、ヨーロッパ人はKPOPアイドルになれるとは思わないだろう。 人種的な部分も確かにある。 VCHA・KATSEYEなど現地化ガールズグループが出てきたが、まだ実験的だ。 「韓国式練習生」システムが適用された状態だと見ることは難しい。 生半可な状態だ。 特に欧米はアーティストの自律性と創意性を重視する。 育成され加工された人をアーティストと見ることができるかという疑問もあるだろう。 そのため、このシステムをすべて適用することはできないだろう」と指摘した。

 

KPOP育成システムを米国に定着させるために直面する課題は何か。 イ教授は、法的な問題とビジネスモデルの限界を語る。

「米国で法的に練習生制度を作るのは難しいだろう。 おそらく、今は練習生という名称なしにアーティストとして契約したのではないかと予想する。 米国は特に未成年者と関連する部分が厳しい」

 

米国でKPOPは確かに人気があるが、「大衆的」なのかは疑問だ。

「韓国に対する全般的な認知度が高まったのは事実だ。 KPOPという用語に馴染みがなかったり、KPOPが何なのかを説明する必要はない。 ただ、米国でも「主流」という概念が消えつつある。 昔はメロンで1位になれば全国民が歌を知ったが、今は違う。 米国も同じだ。 米国のZ世代の間でKPOPは確かに人気だが、BTSの歌よりPSYの江南スタイルを知っている(アメリカの)大衆の方が多い。 学生自ら「KPOPを卒業する年齢になった」と言うほど消費する年齢帯が限られている」

 

KPOPのファンダムがこれ以上韓国を基盤としなくなる場合に生じる新しい問題もある。 韓国はアイドルにとって「道徳的基準」が厳しいが、米国は「政治的正しさに対する要求」がある。 「米国のKPOPファンは、自らを特に進歩的だと思っている。 上の世代と違って本人たちはアジア文化のKPOPが好きな米国人だからだ。 KPOPが好きだと公開的に話すことが「カミングアウト」することと似ていると見る米国の人種差別的視線も内在した。 そのため、ファンはより進歩的で、KPOPアイドルにも進歩的な声を求める」

 

彼は、「韓国芸能事務所のグローバルガールズグループの成功はまだ未知数だ」と話す。 「HYBEの場合、KATSEYEをKPOPグループとは言わない。 グローバルガールズグループと称する。 核心は、KPOPのシステムを利用してグローバルなガールズグループを作るということだ。 Kを外すのが目標だ。 今のところどうなるか速断するのは難しい。 大衆文化を予想することほど難しいことはないからだ。 おそらく関係者たちは、どのようにマーケティングを成功させるか悩んでいるのだろう」

 


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だいぶ前に訳していたけどアップをサボっていたのですが、タイムリーな内容かと思ってあげました。

韓国アイドルの育成方式は欧米圏ではアスリートのそれ、というのはその通りかもとおもいました。スポーツなら記録や勝敗が結果としてすぐ目に見えるのである程度の期間ストイックに管理するのはアリかもしれませんが、アイドルというエンタメは即結果が出るとも限らず、むしろ売れたら売れるだけ注目度が上がって要求されることが多くなるというのがとても特殊で過酷かも。

しかしそのストイックさゆえに熱狂的に支持される部分もあるという、なかなかギルティなビジネスに成長したように思います。


タイトルから本文まで、韓国のこの手の記事で齟齬を感じるのが、韓国ではアイドルを「歌手」と分類するのでアメリカの「歌手」と比較することになるんだと思うんですが、実際はKPOPの「アイドル」は「アーティスト」ではあるけど専門の歌手というよりは「エンターティナー」と「セレブリティ」を掛け合わせた存在であり、それゆえに巨大なファンダムがついて本文にあるような「ビッグビジネス」になれるわけですよね。

アメリカのアーティストでも、元々大きな「ファンダム」がついてていわゆる「アイドル的な人気」があるファンダムタイプのアーティストは同時にセレブ扱いでもあり、「人格・キャラクター・生活」を売り物にしている部分もあります。

「BTSがグラミーを取れないのはKPOPの枠に押し込められているから」というフレーズが出てきますが、これは音楽ジャンルの話ではなく、KPOPアイドルがアイドル的なビジネス=ファンダムに対してメンバー個人を好きになるようにして、それ原動力にしたビジネスをする限りは特殊ジャンルというラベルを剥がすことはできないと思います。

実際、例えば欧米圏で大人気だったボーイバンド=アイドルであるバックストリートボーイズは、グラミー賞にBIG4と言われる本賞部門含めて4回以上ノミネートされていますが、1回も受賞していません。つまり、BTSに限らず「アイドル」のビジネススタイルのアーティストはグラミー賞を受賞しにくいということで、それは韓国だろうがアメリカだろうがイギリスだろうが関係ないんじゃないでしょうか。韓国の「ポップスとKPOPの違い」についての記事ってそこが曖昧なものが多く、「アイドル」の定義が曖昧というか、「アイドル」というものについて音楽ジャンルの程度の考えしか持ってないのが一般的なのかなと思います。

(事務所側はアメリカでもオタクを増やす方向性とってるので流石にその辺りの違いはわかっていると思いますが)

アイドルという存在そのものについてもっと突き詰めて考えないと永遠に正解に辿り着けない気がするし永遠にちょっとズレた話することになる気がする。

KPOPがアイドルで、アイドル商売をメインでやってる限りはグラミー賞のような「アーティストというより作品が業界人によって審査される」種類のアワードでは受賞に至るまではポップスとみなされるた文化的な評価を受けることがまだ難しいんだろうと思います。「売上枚数」のような数字がメインのBBMAやAAAではそのまま評価されていますし。

まああとB氏のコメントとしてある「14歳くらいでデビューする未成年者が多く、彼らのファンは主に年配の男性たちだ。 本当におかしい。」っていうのは事実とは少し異なりますね。これに当てはまるグループって実際は1個くらいしかないので。練習生は低年齢化していて未成年で練習生になるケースは増えていますが、全員未成年みたいなグループは今でも滅多になく、だからこそたまに出ると差別化できているということだと思います。

未成年メンバーがグループにいることは珍しくないですが、「上は成人から10代後半が多く、1〜2人未成年がいる」というのが一般的なパターンだと思います。韓国の場合は若いグループは初期の現場に実際行くようなコアファンダムは未成年者が多いですし。女子グループは大衆的に注目されるケースが多いのでいわううるおじさんもファンを明言しやすい部分はあると思いますが、実際若いメンバーが多いグループ場合は活発にファン活動したり現場に足繁く通う層は中高生からせいぜい大学生くらいがメインでしょう。B氏も業界の人なのに結構イメージで喋ってる感が...アメリカでもファンダム型アーティストのファン同士チャート合戦はつい最近もありましたし。

(ちょっと前に韓国で若いメンバーが多いアイドルファンのサイン会におじさんがきているとネットで叩かれた人も、後ろ姿で批判されてましたが、同じ現場にいた人たちが彼は実際は「おじさん」ではなく若い学生だと言ってました)

【Biz韓国】[K-POP:不思議の国のアイドル] 練習生になるための練習「アイドル塾」の実態

[K-POP:不思議の国のアイドル] 練習生になるための練習「アイドル塾」の実態

ダンス、歌、体型管理まで厳しく体系的な過程運営···自主ショーケースを通じて練習生供給の役割

https://www.bizhankook.com/bk/article/28153

 

 猛暑が疲れ知らずに猛威を振るった8月の日曜日の午後、ソウル江南区論峴洞に位置するあるKPOP学院前の大通り沿いに自動車が続々と到着した。 まだ公共交通機関に一人で乗るのが難しい小学生の子供を乗せた親の車だ。 ソウルだけでなく、様々な全国各地から週末の授業を受けるためにここを訪れてくる。 江原道華川・慶尚北道蔚山から来る車もある。 わずか10分の距離に位置した私教育1番街大峙洞の学習塾街の姿と大きく変わらない。 ただ、違いがあるとすれば、ここに来る子供たちは有名大学に入学するのではなく、有名芸能事務所に入ることを目標にKPOPダンスと歌を学ぶという点だ。


 子供の手を握って塾の中まで到着した両親はボーカル・振付トレーニングの先生と挨拶をして子供を入れた。 あらかじめ来て待機していた同じクラスの保護者と、練習室の外で「アイドル」と関連した情報を共有しながら座っている。 インスタ、TikTokなどのSNSを活用して子供たちのチャレンジ映像を撮った話が主な話のネタだった。


#練習生を目指す小学生のための厳しいトレーニングコース

 5坪余りのボーカル練習室、小学生と見られる女子生徒4人がトレーナーの近くに座ってKPOPの曲を歌っていた。 幼い顔とは違って、真剣な表情で授業を受けている。 平均年齢は11歳、小学校5年生だった。 ここに通う院生のほとんどが小学生で、一番幼い年齢は9歳だ。 計30人がトレーニングを受けている。

 

 生徒たちが歌を一節ごとにリレーで歌うと、トレーナーがすぐにフィードバックを与える方式で授業が行われた。 一曲ごとに数十回ずつ繰り返しながらボーカルトレーニングが続く。 塾の代表でボーカルの先生は、子供たちの発声から口の形まで細かくチェックして教育した。 課題をしなかった生徒たちは、きっぱりと問題点を指摘される。

 「音を外すのはいいけど、音程が悪いのは歌をあまり聴いていないから。 あなただけ口パク録音をすることもできるんだよ。サビがこの曲で重要な部分だから、チームのためにもっと責任感を持たなきゃいけないよ。練習映像を必ず送るのを忘れないでね」


 アイドル練習生を長く準備した経験があるここインプルーブアビリティ(Improve Ability)学院代表は、特に生徒たちに厳しい方だ。 デビューできなければ、人生の進路が狂うことをあまりにもよく知っているからだ。

 「練習生になったとしても、いつでも辞めさせることができます。高校まで準備した後、一般の大学には行くのが大変です。 実用音楽・舞踊も実技で押されるしかありません」


 ボーカルの授業を終えた生徒たちはしばらく休憩後、隣の部屋に移って次の授業を準備する。左、右、左、右、左、右、右、左、右 。ダンストレーナーの大きな音に合わせて生徒たちが動線を合わせている。 鏡のある練習室には有名ガールズグループの曲が大きく流れている。 4人の生徒はトレーナーの号令に合わせて手足を伸ばし、カル群舞を踊っている。 アイソレーション、ワッキングなど多様なダンス動作が休む暇もなく繰り広げられる。

 

 トレーナーは鋭い目つきで子供たちの踊りを眺めて怒鳴りつけた。 「どうか教えた通りにして」「もう一度」という言葉が数えきれないほど叫ばれている状況で、単純動作が絶えず繰り返される。 この区間のダンスを覚える程度に練習は25分間行われた。 難しいダンスの動作は1時間かけて覚えなければならない時もある。 次のパートで難しい部分が出てくると、トレーナーが直接振り付けを見せながら指導する。 子供たちの額にはいつの間にか汗がにじんでいた。 トレーナーは、「動作が難しくても、大変でもやり遂げなければならない」と励ます。 公演で実力を見せてこそ、練習生になれるからだ。 水を飲む時間もなく45分が過ぎた。

 

実際、現役アイドルと練習生を長く教えたというここのダンストレーナーは「芸能事務所に入るためには毒気を見せなければなりません。 生徒たちは年が若いのでダンスを習うことを一種の遊びだと思っていますが、鏡を見る時、笑顔が出てはいけません。 ここで学んでいる生徒たちが競争する対象はすでに練習生になっている同年代たちです。 いつでも辞めさせられる厳しい現実の中で、動作一つ一つ、完成度に心血を注いでこそ生き残ることができます」と語った。

 

#ショーケースを通じて芸能事務所に抜擢···月末評価で厳しいフィードバック

 反復された練習と指摘にも子供たちは熱中していた。 10月に企画会社の関係者の前でショーケースを行うからだ。 今回の公演は、KPOPスクールや生徒、保護者など、皆にとって非常に重要なイベントだ。 ここで目立つ子供たちは芸能事務所に直行することができる。 塾の立場からしても、生徒たちを有名な芸能事務所に送ったという実績を残すことができる。 親たちはこのような実績が多く蓄積される塾であればあるほど、さらに信頼して子供を任せる。

 

ショーケースを準備する生徒たちは現在「公演クラス」で汗を流している。

  「公演クラスは一番人気のあるクラスです。 3ヶ月の授業で80万ウォンくらいです。 ヘア、メイク、服、プロフィールまですべて含まれています。 保護者の口コミで公演クラスに対する問い合わせが一番多いです」

実際の公演クラス以外の正規クラスはダンス・ボーカル授業各4回で、受講費は各45万ウォン水準だ。


学院の代表は、「今回のショーケースは芸能事務所70社ほどが注視している」とし、「ソウル麻浦区合井洞に大きな公演場を貸りて行う予定だ」と話した。 前回のショーケースを成功裏に終えた生徒たちは、芸能事務所の1次オーディションに全員合格した。 最終合格後、芸能事務所の練習生として入った生徒も3人いる。一般的に芸能事務所の練習生オーディションは最大4次まで行われる。 これに対する口コミが広がり、多くの芸能事務所があらかじめ連絡してくると耳打ちした。 「5〜6年生の子達が一番好まれます。通常は原石の子供たちを先に確保したがります」

 

院生たちは、芸能事務所のようにここでも月末評価を受ける。 毎月最後の土曜日に開かれ、ボーカル・ダンストレーナーと事務所関係者たちが実力を評価する。芸能事務所とトレーナーたちは評価書を親に渡す。 ビズ韓国が入手した月末評価を見ると、生徒の基礎テクニック、体型などが細かく評価されている。

 

子どもたちは「どの芸能事務所に行きたいか」という質問に、SM、YG、JYP、HYBEなどの大手会社に行きたいと口をそろえて答えた。 親も同様だった。 すでに多くの子どもたちは、ここが初めての塾ではなかった。 平日にも学校が終わってアイドル塾に通っている。 京畿道・始興から院生と一緒に来た保護者のキム・ジソクさん(仮名)は、「塾ごとに公開オーディションを開催するので、関心を傾けるしかありません。 子どもが大好きなことなので、平日も通わせてあげたい気持ちだけです」

【Biz韓国訳】「ある日アイドルが消えた」彼らの生存期

[K-POP:不思議の国のアイドル] 「ある日アイドルが消えた」彼らの生存期

ひとつでも当たれば「超大当たり」社債まで使って駆け込み···「本人の運命を左右する契約書にアイドル自身の要求は反映できない」2024.08.06(火) 11:14:41

https://www.bizhankook.com/bk/article/28053


【Biz韓国】KPOPは大韓民国最高の輸出品となった。 しかし、華やかさの裏には陰も深い。 KPOPの象徴であるアイドルは、早い年齢で抜擢され、厳しい練習生時代を経る。 その過程で労働権と人権は無視されるのが常だ。 デビューすらできなかった無数の練習生たちはどうなるのだろうか。 ビズ韓国は「K-POP:不思議の国のアイドル」シリーズを通じてK-POPが成長する間に無視した問題点を指摘し、多角的に代案を見てみようと思う。 K-POPを作る人たちが健康になってこそ、K-POPを楽しむ人たちももっと幸せになれると信じている。​


「K-POPは今『金鉱掘り』に血眼になっています」 中小企画会社の代表の言葉だ。 「1チームだけ成功しても大ヒットでもなく、超大当たりだからです。 個人で借金をしてアイドル事業をやっている人も多いです」


KPOP産業の規模が大きくなると「アイドル製作」に飛び込む事業家が急増した。 実際、毎年産業の規模が大きくなり、従事者が増えている。 韓国コンテンツ振興院が発表した2023大衆文化芸術産業実態調査結果報告書によると、2022年大衆文化芸術産業全体の売上規模は11兆4362億ウォンだ。 このうち企画業は6兆8137億ウォンで2020年対比52.2%増加し、製作業は4兆6225億ウォンで2020年対比36.6%増加した。 企画業に従事する全体所属職員もやはり1万9008人で、2020年対比8%ほど増加した。

 

このように作られたアイドルが毎年数十チームデビューし、静かに消えていく。 名前を一度聞いたことがあるというだけでも「成功したアイドル」と評価される理由だ。 ビジネスマンはお金をかけ、アイドルは人生をかける。 人生をかけた挑戦から押し出されたアイドルはどうなるだろうか?


契約期間7年を満たすことができずに消えたアイドル、Chloris出身のホ・ミジン氏に会って裏話を聞いた。


#Chlorisはなぜ消えたのか

「ある日突然消えたグループ」ガールグループのChlorisファンだったスヨンはこのように回想した。

「海外のファンが多く、新しいメンバーを迎え入れた後、カムバックを準備していたので期待していました。 ところが、急に活動を終了すると告知されたので、本当に戸惑いました」

 

2020年に解散したガールズグループ、Chloris。国内よりトルコと中国を中心に有名になり、ファンの期待が高かったグループだ。Chlorisはなぜ解体されたのだろうか? メンバーだったミジンは当時のことをこう語る。

「再デビューレベルでメンバーを整備し、アルバムも本当に一生懸命準備しました。 ファンたちも、私たちも期待が大きかった状況でした。 録音も全部終わった状況でした。 突然、一部のメンバーが脱退の意思を明らかにし、すべてが決まった後、会社からグループの解散を通告されました」


#私は完全に「乙」だった

演技を専攻したミジンは、アイドルオーディションを提案された。 オーディションのために生まれて初めて踊ってみた。 2017年、そんな風にミジンはアイドル「練習生」になった。 所属事務所の職員は5人ほど。 ボーカルレッスンを除いては、皆が自主的に練習した。 半年も経たないうちに、4人組ガールズグループとしてデビューする幸運を得た。

 「会社が小さいので、私たちが直接しなければならないことが多かったです。 特に初期にはファンクラブの管理とマーケティングも私たちがしました」

 

スケジュールの大部分は「イベント」で満たされた。 2年間でリリースしたアルバムは1枚だけ。 「日程の90%ほどをイベントで満たしていました。 10%はラジオや放送、インタビューなどでしたね。 人手がないために運転が下手な職員が運転をしたり、食事を全くできずに一日中イベントをする場合もありました。 ダイエットで元気もなかったし、月経のときはめまいがしました。 それでもイベントをする時が一番楽しかったです。 ファンの皆さんにも会えますし」

 

そんな中、絶好のチャンスが訪れた。 トルコでChlorisの曲が爆発的な反応を得るようになったのだ。 「トルコの有名コミュニティで私たちの映像と写真が広がり、以後SNSを通じて多くの連絡を受けました。 インスタグラムのDMが夜明けにも絶えず来るほどでした」


国内より海外で先に注目されたが、現地での活動はできなかった。 トルコには行かない方がいいと会社で判断したからだ。

「招待もたくさん受けたけど、結局会社の言うとおりに従うしかなかったんです。 最初はとても悔しかったです」


2年間、数多くのイベントに通ったが、精算を受けたことはなかった。 精算書も要請した後、しばらく経ってから受け取ることができた。 「領収書や契約書はなく、A4用紙に数字だけで費用が書いてありました。 イベントに本当にたくさん行ったんですが、イベントの収入が何十万ウォン水準と書かれていました。 当然、すべてが赤字にならざるを得ませんでした」


結局、2020年にChlorisは突然解体された。 一部のメンバーを迎え入れ、カムバックを準備している状況だった。 ミジンは解散の理由もまともに聞くことができなかった。 小さな所属事務所なのでメンバーが実務を並行するしかない状況だったが、意思決定過程では全面的に「乙」だった。 残っている契約期間も「甲」には考慮事項ではなかった。

「非常に漠然としていました。 それでも諦めたくなかったので、メンバーのお姉さんと一緒に所属事務所を探してみました。 当時、複数の所属事務所からオファーがあり、そのうちの一つで再開することになりました」


 ミジンはデビュー組にすぐ合流したが、1年に満たないまま所属事務所を離れなければならなかった。 「トレーニングは非常に体系的に行われました。 デビュープロジェクトチームでしたが、デビュー日が決まっているわけではありませんでした。 雰囲気が妙でした。 練習生も多く、プロジェクトも進んでいるのに契約と違ってデビューさせてくれないような雰囲気でした。 結局、メンバーのお姉さんと一緒にグループを出て、ガールズグループのデビューも霧散しました」


#非自発的引退、その後···

2021年。 アイドルを辞めたミジンの年齢は27歳だった。 通販会社からカフェ運営まで、ミジンは初めてお金を稼げる仕事をした。

 

 アイドル生活で学んだことは「契約書」をよく見ること。契約書1枚が運命を左右するという事実を身にしみて経験した。 「デビューを目前にして契約書を『検討』するのは難しいですね。 修正要請をしても会社が受け入れてくれないですし。 とりあえず、仕事をしたい気持ちでサインをすることが多いです。 ところが、そのサインひとつがすべてを左右します。 契約に引っかかって練習生だけ長くして辞めた人も多いです」


ミジンはこの時の経験を生かして保険のコンサルタントになった。

  「世の中の事情を知らない学生の時の骨身にしみた経験を通じて、今は徹底的に契約内容を調べます。 アイドル時代の経験のおかげで学習できたと思います」

 

 ミジンはここに来るまで最も難しかった要素に「経歴断絶」を挙げた。

  「アイドル生活が他の仕事をする時に経歴になるわけではないじゃないですか。 現実的にアイドルとして成功するのは本当に簡単ではありません。 単に実力があるからといってできるわけでもありません。 周りのアイドルを辞めた友達はほとんど自営業をします。 私も経歴に限界がなかったら専門職に挑戦したと思います。 経歴断絶のアーティストのための対策があってほしいという願いがあります」

【Biz韓国訳】 「アイドルも労働組合が必要だ」TEEN TOPミンスの直言

[K-POP:不思議の国のアイドル]「アイドルも労働組合が必要だ」TEEN TOPミンスの直言

 

13年間の活動の末に残ったのは不眠症「精神的圧迫を解消する窓口が必要、業界問題について話すことができなければ」

2024.07.25(木) 15:11:03  

https://www.bizhankook.com/bk/article/27991

 

きらきら光る舞台の上のアイドル。 このように頂上にいた人気アイドルの「死亡」の知らせを聞くのはいつも荒唐無稽だが、今更ではない。 多くの「若い」KPOPスターたちが世を去った。 その度に芸能事務所のシステムが俎上に載せられる。 幼い年から厳しい統制の中で生活しているため、精神的圧迫が激しいという批判だ。 ボーイズグループ「TEEN TOP」の元メンバーだったパン・ミンス作家に会って、アイドルを辞めた理由を尋ねた。

 

2010年にTEEN TOPとしてデビューしたCAPは、2023年に突然グループを脱退した。 4月19日、ビズ韓国がTEEN TOPの元メンバーだったパン・ミンス作家に会って、これまでの話を聞いた。 写真=パク・ジョンフン記者

 

#「アイドル」でさえなかったら...

「ティリリン…·夜明けのかすかな着信音は体を引き立たせるのに十分ではなかった。」

朝起きたミンスはアイドル仲間の訃報を聞いた。 夜明けに留守番電話がかかっていた。 震える手でクリックした。 訃報の主人公だった。 彼はほんの数時間前に自分に電話をかけてきた。 一度も大変だと言ったことのない友達だった。 罪悪感が胸を押さえつけた。

 

「TOP100耳」国民MCユ・ジェソクが選択したグループ。 昨年MBC「遊ぶなら何する」で彼らを訪ねた。 2010年にデビューした「第2世代」アイドルに訪れた珍しい機会だった。 ファンは歓呼し、大衆は彼らの歌を再び聞き始めた。

 

しかし、ミンスは第2の全盛期になるかもしれない機会をあきらめた。 ある人は彼がチームに「灰をまいた」として指差した。 こうして彼は13年間のアイドル生活を終え、店じまいした。

 

今は好きな絵を描いて、「パン・ミンス」として放送をする。 ミンスは、「力仕事がアイドルより好きだ」と言って明るく笑った。 「現職アイドルの友達から時々『ありがとう』という連絡が来ます。 一面識のない子達もですね。 その方たちも知っているんです。 この業界がいかにおかしいかを…」

 

ミンスの表情はさっぱりしていた。 アイドルに未練はない」ときっぱりと線を引いた。 彼に聞いた。 「アイドルじゃなかったら、歌手を続けたでしょうか?」刹那のためらいに瞳が揺れた。 やがて唇が落ちた。 「はい。歌手だったらやめなかったでしょう。 私はラップをするのが今でも好きです」

 

#13年のアイドル生活、不眠症を得た

18歳。絵を愛していたミンスはキャスティングの提案を受けた。 舞台の上の歌手たちは素晴らしかった。

「かっこよく見えて、一度はやってみようと思って挑戦したんです」

 

練習生の期間は短かった。 「ラップ」に才能があった彼は、すぐにデビュー組に合流した。 「所属事務所も小さかったし、資本も足りない状況だったので、急いで準備してデビューしました。 練習生は半年くらいやりました。 半年間、デビュー曲をずっと練習していました」

 

練習生になってからは学校に行けなかった。 ミンスの1日は毎日同じだった。 朝8時に起きて午前10時まで運動をした。 以後夜10時まで練習の繰り返し。 12時間ダンスと歌をした。

「月火水木金土日、まったく同じルーティンで練習しました。 ライブからダンスまで、すべての動作を同じように作りました。 当時は何が大衆に好まれるかわかりませんでした。 それで『すべて』を上手くしなければなりませんでした。 ダンスも一生懸命踊りながら、ライブも完璧にしなければなりません。 そのように半年を過ごしました」

 

19歳。ミンスはCAPという名前でデビューした。 スタートは順調だった。 業界にありふれた「所属事務所との葛藤」もなかった。 ヒット曲もいくつかできた。 グループ名にふさわしく「トップ」アイドルになった。 予期せぬ障害物は他のところにあった。 「収益配分も待遇も良かったです。 それでも限界がありました。 結局自分という人格を消さなければならないことですから。 TEEN TOPのキャップはパン・ミンスではなく「他の人」でした。 私は『演技』しただけです」

 

市場が大きくなりアイドルを「商品化」する方式も多様化した。 フォトカードを売って、「最愛」アイドルとプライベートメッセージをやりとりすることもできる。 数百万ウォンから数千万ウォンをかけると、アイドルと直接会って写真を撮ったり、ビデオ通話をする機会を得る。

 

「私が考えるアイドルとは、夢と希望を与えることです。 舞台を通じて大衆を幸せにしてあげられると思います。 歌うのが好きで、パフォーマンスが好きで始めたのですが、現実のアイドルは私を性商品化する仕事でした。 人間ならできることがアイドルはできないんです。 他の芸能界の職群よりアイドルにとっての特に物差しが厳しいのも、この部分のせいだと思います」

 

#アイドル、団結してこそ生きられる

アイドルには精神的な圧迫と苦痛を解消できる窓口がなかった。 「周りのアイドルを見ると、10人に9人は懐疑心を感じて苦しんでいます。 問題はストレスを受けても表に出ず、隠さなければならないことです。 感情を寝かせていると、良くないことがたくさん起こると感じます」

 

ミンスは不眠症になった。 2~3日に一度程度は眠る眠ることができた。 自分の気持ちがどうなのか知りたかった。 一人で心理学を勉強し、軍隊に行って関連単位を取得した。 心の安定を取り戻そうと絶えず努力した。

 

そうして13年を耐えた。

「実はずっと辞めたいと思っていました。 その度にメンバーたちと知人たちが引き止めました。 もう一回だけ、もう一回だけでここまでやって来たんです」


2023年、キャップは再びパン・ミンスになった。 絵が好きだったミンスは作家になった。 絵を教える先生にもなった。 カフェも運営し、たまにはアルバイトで「草取り」作業もする。 時々ユーチューブ放送もする。 アイドルではなく作家として、カフェ社長として、ユーチューバーとして、先生として生きている。

 

CAPだったミンスはもう作家になった。 描きたい絵を描き、展示会も開く。 写真=バン·ミンス作家提供

 

彼はもう「幸せ」だと言う。

「実は悩みが多かったんです。 自分と合わないことだと最初から分かっていたんですけど、20代半ばになるとアイドル以外にできることがあるのかどうかという考えが大きかったんです。 しかし、ストレスに耐えられませんでした。 自分はそれでも絵に才能があって運が良かったのです」

 

彼はアイドル文化が変わらなければならないと話す。

「(アイドルは)ものすごいストレスを受けますね。 これを言わなければ絶対に解くことができないと思います。 会社でも労組を作るじゃないですか。 アイドルも団結しなければなりません。 K-POP業界の問題について語る人も必ずいなければなりません」

 

ミンスは、アイドル産業が消えるよりむしろ大きくならなければならないと信じている。

「国家の競争力が大きくなれば、それだけ文化産業も重要になります。 産業が大きくなるにつれて自浄作用ができると信じています。 国家的にもK-POPに対する投資が必要だと思います。 小さな事務所も結局小商工人なんです。 専属契約書の修正も必要です。 投資費用がもったいなくて人質にしておく場合があります。 一般の会社員たちも私の年俸を高めて経歴を積むために移るじゃないですか。 練習生は1年、専属契約は5年程度に減らさなければならないと思います」

 

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前のヘランもですが、TEEN TOPのようにいわゆる「第二世代」は急速に世界的にKPOPの知名度が上がってビジネス的にも大きくなり始めた時期の割には色々と業界的に未熟な部分も多く、アイドルにかかる負担も大きかった時期かもしれません。

特に「歌手」になりたい子供が音楽を仕事にするには「アイドル」が最短距離というか、よほどでなければそれしか道がないくらいの時期だったのではないかと思います。

今の世代の子たちは最初からアイドルになりたいという子達しかやってないと思うので、CAPの時代とはそのあたりは結構違う認識かもしれません。

 

日本では「アイドル」は歌手というより特殊なエンターティナーという認識が一般的だと思いますが、韓国ではいまだに「歌手」という括りに押しこめられており、技能の面では確かに「アーティスト」と呼ぶべきクオリティが担保されていますが、同時に実際のアイドルのアイデンティティとも言えるファンや大衆に対する「感情労働」もこなすのが当然とされています。

更に韓国では歴史的に歌手に対する偏見が強かったり、芸能人に対する人格行動評価の厳しさや、基本が寮生活でプライベートであるはずの時間も生配信やSNSでのコミュニケーションや報告を24時間365日求められ、監視されている状態と言えます。このビジネス形態にまきこまれているファン自体もそれらが行われる事を無意識のうちに当然のこととして求めてしまっている部分はあると思いますし、その結果「普通の人間ならできることができない」の範囲が日本よりさらにに大きいように思います。

「接触イベント」も韓国の方が遥かに濃い1対1でのコミュニケーションが可能なことが多いですし、良くも悪くもトップアイドルでもファンとの関係性が濃厚にならざるを得ないという。

(接触イベントについては日本のアイドルのほうがイメージ強いようですが、実際は20年以上前からCD購入対面対話サイン会は韓国にもあり、活動期間中のKPOPアイドルの重要なビジネス活動です。ファンの「認知」もここでより濃厚にされることが多く、「何万円以上CDを積んだ人たちが直接会話できる」世界で、日本のAKB系の「握手会権利が当たった分のCDだけ購入」よりもエグい世界だと思います...)

 

日本のアイドルの場合、大手のアイドルほど(犯罪行為は別ですが)熱愛報道や見た目・ある程度の言動については事務所やアイドルもスルーすることは多く、ファンが騒いだとしてもそれが実際にアイドル側に影響を与えることはあまりないというか。禊後の再スタートもステージ上とファンへの態度である程度許される土壌はまだあるように感じます。これ自体は賛否あるでしょう。ただ、「アイドルへのプレッシャー」とか「人権」という話になるなら、似ているところはあれど多少マシなようにも感じます。

(地下はもっと問題あると思いますが)

 

そんなわけで、KPOPアイドルは技能自体の激しいトレーニングに加えて海外活動による移動やスケジュールのキツさ、大衆やファンダムからのプレッシャー、プライベートのなさや感情労働のキツさ、すこしでもネガティブな部分は表に出すことが許されないキツさ、それらのキツさのベースに結局ファンダムが深く関わっていることの厄介さなど、音楽やダンスが好きとか得意だけではこなすことは到底無理で、相当向いている人が限られそうなとってもキツい職業のように見えます。人気が出ればかなり対価はあれど。

それでもここ10年で大手はかなりマシになったかもしれませんが、中小はあまり変わりないのかなあと昨今の事件を見ても思います。

このインタビューの内容に関しても、コアの部分の問題の根源であろう「ファンダム」には言及できてないんですよね。事務所の待遇は良かったけど、それでも自分を押し殺して別人格になること、性商品化されることがキツかったと言っていて、その直接的な理由って結局はファンですよね。(多分今も彼の画家としての仕事を支えてくれてる人の中にはアイドル時代のファンもいるでしょう)そしてファンがそういうメンタルや行動になるのはKPOP業界のビジネスシステムが根本にあるとは思いますが、そのシステムに対しての責任がファンダムの側に全くのゼロとも言えないような。適度な距離感的な話をしているのはファンダム内ではあまり見たことがありません。

 

 

 

 

 

【Biz韓国訳】 「練習生の80%は無月経」アイドル10年、体が壊れた

[K-POP:不思議の国のアイドル] 「練習生の80%は無月経」アイドル10年、体が壊れた


健康よりダイエット、睡眠より練習が優先のアイドル育成システム「しっかりした体系を整えなければ」

https://www.bizhankook.com/bk/article/27939


アイドルと練習生の健康と安寧は考慮されているのだろうか。 5月31日、ブレイブガールズのメンバーだったノ・ヘラン氏がビズ韓国とインタビューしている。

写真=パク・ジョンフン記者


「女子練習生10人のうち8人は生理がありません」

エンターテインメント新人開発チームの関係者の話だ。 午前5時に起きて午前2時に帰宅する人生。 ダイエットのために1週間水だけ飲む「子供たち」がエンターテイメント王国にはあふれている。


「ほとんど生理がないですね。 育ち盛りに食べずに運動ばかりするからです。 『健康に』ダイエットするシステムはここにありません。 無条件で目標地点に達成するようにさせます。 生理が来ないと子供たちはむしろ喜びます。 楽ですからね。 学校に行かない幼い女の子たちは生理が来ないという事実について大したことではないと思っています。 ここでは性教育をしてくれないんですよ」とこの関係者は伝えた。


「前日より体重が少しでも多く出ると、家に帰ることができませんでした。 目標体重になるまで、従業員の前で罰を受けなければなりませんでした。 この生活が繰り返されたので、少し食べただけでも入院しなければならない状況でした。 腸炎と共に暮らしていました」

7年間練習生だったガウン(仮名)もこのように回想した。


体と心が辛い子供たちがあふれているが、彼らの面倒を見てくれる人はいない。 この王国は学校でも、会社でもないからだ。 エンターテイメント業界は学校ではないので、世話の義務がない。 労働者性が認められない練習生は会社と「雇用」関係でもない。 練習もさせ罰も与えるが、労働法を守らなければならない義務はない。 ガールズグループ「Brave Girls」のメンバーだったノ・ヘランさんに会って、アイドルと練習生生活の一面を聞いた。


#下血が丸三か月···週に一度は救急室

ヘランはヒップホップが好きだった。 「アイドル」という概念も定着していない時期だった。 「BoA」を見ながらダンスと歌をするパフォーマンス歌手の夢を育てた。

運も良かった。 オーディションを何度も受けずに「合格」した。 業界ではかなり待遇が良いという評価が出た会社だった。 他の会社の練習生に羨ましがられた。

 

ヘランの中学卒業写真。 ヘランは15歳の時から練習生生活を始めた。 写真=JainRos提供

 

15歳。放課後は毎日夜明けまで練習した。 徹夜で学校に行くこともよくあった。 練習生ヘランの日課だった。 練習時間を増やそうと会社の近くの考試院に入った。 悪臭のする狭い部屋の一室で夢を育てた。

「練習時間も夢見る時間でした。 未知の世界に向かって走っていく一番楽しかった時間でした」


そうして3年半の時間を過ごした。 19歳、ついに「デビュー」の機会が与えられた。 170センチのヘランは毎日体重に対する圧迫を受けた。 胸の肉もカメラの前では許されなかった。 「ダイエット」が実力を上回った。 スケジュールも大変だった。 忙しい時期には午前7時から明け方5時まで日程があった。 眠ることができる時間はたった2時間だけだった。

 

Brave Girls「最近のあなた」のMVの中のヘランの姿。 写真=JainRos提供

 

体重を量って、ダイエットをして、1日8時間ずつ運動をした。 10日間、食べ物どころか水さえ飲まなかったこともある。 水を飲み込まずに一口飲んだ後に吐き出し、また飲んだ後に吐いた。 そうやって耐えた。

 

結局、体が壊れた。 胃けいれんがひどくなり、週に一度は救急室に運ばれた。 じっとしていても冷や汗が出た。 デビュー後は生理がきちんと来なかった。3ヵ月間、下血が続いたりもした。

 

救急室に行くのがいつの間にか日常になった。 左足首の靭帯が壊れた時。 写真=JainRos提供

 

体調が悪くてもダイエットは続いた。

 

「業界自体がそういう雰囲気なんですよね。 『あなたは体が少しむくんで見えるから、ボリューム感を大きくしてスリムに見えるようにしてみろ』こういう言葉が日常的です。 腸炎になると、痩せるからよかったそうです。ここで流行っているダイエット薬があります。 これを飲むと体から水分が全部抜けます。 でも、絶対に飲むんです。私も自発的に数ヶ月間飲んだことがあります。 まず体重を合わせないといけないから。 これを飲んでてんかん発作を起こした友達もいました」


2012年に活動中に撮影したヘランの姿。 40kg台まで体重を落とした。 写真=JainRos提供


少し食べただけでも喉に炎症ができた。 お粥は一さじも食べられなかった。 弱り目にたたり目で足首の靭帯を痛めた。 それでもイベントには出席しなければならなかった。 怪我をしたまま高いハイヒールを履いて踊り続けると、足首が耐えられなかった。

 

「いくら人と仲が良かったとしても、この生活をしていると関係が壊れます。 ダイエットしなければならないからご飯も食べられないし、外にも出られない。 やりたい歌も歌えないし。 10〜20代前半の子供たちが携帯電話なしで一つの空間で24時間くっついていると考えてみてください。 好きなことをしに来たのに、好きなことをするには遠すぎるんです」


#ソロアーティストとして跳躍···何が違ったのか

そのように辛い7年契約期間が終わった後、ヘランはグループを出た。 生まれて初めて金を稼いだ。チキン屋のマネージャーからブランディング、デパートの販売まで。 ヘランの人生で「違うこと」をする人々に初めて会った。

「最初はとても面白かったです。 それでも(歌手の仕事が)ずっと思い出されました。 私は続けたかったけど辞めることになったケースなのでそうだったのかもしれません」

 

思わず歌手と一番近い接点にある仕事を探し始めた。 演出からミュージックビデオの助監督まで。 結局、ヘランは自分のアルバムを制作することを決心した。 所属事務所がなく、アイドルでなくても「音楽」ができるということを見せたかった。 録音室の貸し出しからスタイリングまで全て「自腹」で払った。

 

ヘランが準備中の「PLAY WITHU」EPソロアルバムの写真。 アルバムのコンセプトから音楽、写真まで全て本人が決めた。 写真=JainRos提供


「夢を見るのが怖い自分に

勇気をもって夢を見るあなたへ

もう一歩近づけるように」

 

ヘランは自分と同じ夢を見る人たちに言いたいことをアルバムに盛り込んだ。

「このプロジェクトを必ず成功させたいです。 『君が夢を手放した瞬間に夢は終わるのであって、君が手放さなければ夢は終わったわけではない』と言いたかったのです」

 

音楽がしたくてアイドルになったが、以前のヘランはやりたい音楽ができなかった。 ダンスも同じだった。 ヘランの意思は必要なかった。

「アーティストとは言うものの、やらされることばかりしました。 意見が反映されるような状況ではありませんでした。 今はダンスも歌も全て私が決めます。 これで、自分の人生を選んで生きることができるということに精神的な自由を感じています。 毎日患っていた胃腸炎も最近はだいぶよくなりました」

「単に音楽を続けたいだけなのに、アルバムを制作するだけで3年かかりました。 私が一つ一つすべての過程に参加しましたが、思うことが本当に多いです。 この仕事は多くの人々の助けが必要で、大金がかかるハイリスク事業です。 そういう方がいなかったら、アイドルは作れなかったでしょう。 一方ではこのように閉鎖的で圧迫が強いからこそ成果を出したのではないかという気もしました」


ヘランは自らアルバムを制作し始めた。 写真=JainRos提供


だからといって、今のシステムがそのまま維持されてはならないと思う。 ヘランはアイドル育成システムが公式化されなければならないと話す。

「私が経験した問題は、自分の会社だけの問題ではありませんでした。 むしろ私たちの所属事務所は、業界的には待遇や評判が良い方でした。 問題は、公認されたシステム自体がないことです。 大手芸能事務所でも宿舎に戻らないと罰金1000万ウォンを払わせたり、罰を与えたりするケースがありました。 アイドル生活をする時は『この仕事をしたい』という考えしかなく、すべての否定的な話を遮断しました。 周りが問題提起をしても、私自ら考えを根っこから遮断したのです。 私はこの仕事をしなければなりませんでしたから」

 

本人が感じた問題が解決され、より良いシステムが定着し、より多くの人が健康で幸せに音楽を作って楽しめることを願う。

「それでも希望的なのは、大衆の認識も大きく変わり、業界でも良い方向に先導しようとする人が多くなりました。 アーティストの気持ちを理解し、良い方向に解決していこうとする方々が現業にいるようで感謝しています。 私たちが楽しむ文化がアイドルの古い文化ではなく、精神的自由と創作から来ることを願います」​