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【MKニュース訳】「防弾」の力!BigHit(大ヒット)、SM・JYP・YGを抜いた

【MKニュース訳】「防弾」の力!大ヒット、SM・JYP・YGを抜いた

 

2018.03.22
http://m.mk.co.kr/news/headline/2018/185776

 

ボーイズグループ防弾少年団を掲げたBigHitエンターテインメント(代表バンシヒョク)が、昨年営業利益でSM・YG・JYPなどのエンターテインメントビッグ3メーカーをこぞって抜いた。 創業12年ぶりに、名実共にエンターテインメント業界の新興強者として浮上したのだ。

 

22日、BigHitは昨年1年間で売上高924億ウォン、営業利益325億ウォンを記録したと金融監督院電子公示システムに発表した。 これでビッグヒットは2017年の年間営業利益基準でSM、YG、JYPなど、従来のエンターテイメント3強を全て引き離した。一週間前にエンタメビッグ3が提出した連結監査報告書によると、昨年の年間営業利益でSMは109億ウォン、YGは252億ウォン、JYPは195億ウォンなどを記録した。BigHitはライバル会社3社より少ない売上高を記録していても、良好な収益性をもとに最高の営業利益を収めたものと分析される。 最も充実しつつ最も重要な営業をしたわけだ。 昨年基準でビックヒットは924億ウォン規模の売上を上げたが、これはSM(3654億ウォン)、YG(3499億ウォン)比4分の1、JYP(1022億ウォン)と比較すれば90%水準に過ぎない。 しかし、BigHitはエンタメ業界では記録的な35%の営業利益率をもとに、ライバル社を打ち負かすことができた。

 

BigHitが名前(ビッグヒット)のように大ヒットを打つことができた秘訣は、全面的に防弾少年団の力にあるというのが業界内外を問わない分析結果だ。

 

2013年にデビューした防弾少年団は、しばらくの間は大手芸能事務所の競争グループたちの影に隠れていたが、昨年国外で人気が急上昇し、国内でも独歩的なグループになった。 特に昨年ビルボードミュージック・アワードでKポップグループ初のソーシャルメディアアーティスト部門を受賞し、アイドルグループの夢である米国の大衆音楽市場に定着することになった。 実際、BigHitは防弾少年団効果に乗って売上高、営業利益、当期純利益を含むすべての部門の実績が前年より3倍近く増えた。

 

資産と資本も612億ウォンおよび405億ウォンとそれぞれ前年比221%、160%づつ増加した。 BigHitは「金融機関からの借入金がなく、堅実な財務構造を示している」と自評した。 上場企業ではないBigHitは、資産が120億ウォンを超える会社は実績を公開しなければならないという株式会社などの外部監査に関する法律(외감法)の規定によって実績が明らかになった。 同日、BigHitは防弾少年団が上げた業績も一緒に発表した。 昨年防弾少年団の「Love Yourself承'Her'」アルバムは149万枚(Gaonチャート2017年公式基準)以上を販売し、国内最高記録を打ち立てた。

 

国内でアルバムが1ヶ月で120万枚以上売れたのも、2001年のgod 4thアルバム以後16年ぶりだ。 さらに、防弾少年団の国内外のファンドムが急激に増加し、ほとんどの分野で発行部数的売り上げが大幅に増加した。 防弾少年団が昨年から進めたワールドツアー(「防弾少年団ライブトリロジーエピソード3:WINGSツアー」)は毎回座席が売り切れ、全体の観客動員55万人を超えた。

 

これにより、BigHitの誘致競争もいっそう激しくなる見通しだ。 先月、SMとJYPはSKテレコムとの年内新規音源プラットフォームのローンチを開始する計画を発表し、パートナーとしてBigHitを含めていた。

 

国内のある企画会社の関係者は「当時はより業界歴が長い企画会社ではなくBigHitと手を握ったことを不思議に思った」「同日発表された実績を通じて、エンターテインメント業界が従来の3強構図を超えて4強に再編されたことを確認することができた」と話した。

 

BigHitのコスダック上場もさらに注目されるようになった。 BigHitは昨年末に上場したいという意向を明らかにしている。 会社は下半期の韓国取引所で上場予備審査を受け、来年初めにも証券市場に入城する日程を推進中だという。

BigHitの関係者は「2017年は防弾少年団の国内外で成功が財務的成果に帰ってきた一年だった」「単純に売上高などの外形だけが成長したのではなく、収益性と売り上げの多角化など、質的成長が伴って鼓舞されたのだと思う」と明らかにした。

[パクチャンヨン記者]


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売上高・純利益・営業利益については昨年の記事訳をご参照ください。

 

 

ちなみに2016と2017の営業利益を比較すると、

SM:207億ウォン→109億ウォン

YG:319億ウォン→252億ウォン

JYP:138億ウォン→195億ウォン

となっております。

 

2017の売上高順では

SM→YG→JYP→BigHit

営業利益の順では

BigHit→YG→JYP→SM

という事でした。