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サンダーエイジ

韓国のアイドルとか音楽についての自分が後で読み返ししたい記事のふんわり訳と覚書。

【ize訳】ZICOからヨン・ジュンヒョンまで ーラップするアイドル

K-hiphop block.B B.A.P B1A4 防弾少年団 CUBE

ZICOからヨン・ジュンヒョンまで ーラップするアイドル
2014.02.05


http://ize.co.kr/articleView.html?no=2014020210567242641

 

今や韓国のボーイズグループにとって最も重要なキーワードの一つはヒップホップである。ほぼすべてのグループが音楽にヒップホップ的な要素を取り入れており、曲には当たり前のようにラップパートが入り、EXOが「ウルロン」でも披露したアーバンヒップホップダンスはボーイズグループならばほぼ必須で学ばなければならないダンスになっている。自分でリリックを書いて曲を作るメンバーが必ず1人は含まれており、ヒップホップ的な音楽とダンスは現在の人気グループのある種のスタンダードになっている。そこで最近ソロアルバムを発表したBEASTヨン・ジュンヒョン、昨年「Very Good」でカムバックを成功におさめたblockBのZICO、最近新しいアルバムを発表したB1A4のバロとBAPのバンヨングク、もうすぐカムバックする防弾少年団のラップモンスター、そしてタイガーJKのプロデュースで注目されたMIBのYoung Creamなどのグループのラッパーを、ラッパーであるDEEPFLO、ヒップホップを専門的に評論するキムホンヒョン、大衆音楽評論家ソソンドクがそれぞれの視線で評価した。

 

 

 

blockB ZICO

ソソンドク:「Very Good」がblockBの公的なイメージを構築したとか、逆に利用したのだと考えるのは単純な見方である。ZICOは音楽の外部で行われた事件と、そこから派生した歌詞をポピュラーなトラックに込めた。おかげでアイドルのフィールドは少し広くなった。成功が保証されている場合にはむしろできない選択であり、アンダーグラウンドのヒップホップミュージシャンがメインストリームに進入したという視線で見ればより過激で、ヒップホップを貶める行為ではない。

DEEPFLO:ラップスキルだけでいえば、メジャーとアンダーグラウンドラッパーをひっくるめても最もハイテクニシャンである。しっかりとしてクールな発声と高速ラップにも崩れないクリアな良い発音で、ビートの上でフロウを感覚的にデザインしてみせる。ラップのルール(ライム)を遵守し、歌詞の内容を解きほぐすしなやかさや、ヒップホップ的な言語遊戯もよく活用する。これからが本当に期待される。

キムホンヒョン:速射砲的な(?)ラップスタイルが最初は少し陳腐に感じたが、フロウを多様にあやつるため退屈しない。ヒップホップの積極的な態度(swag)とラップの比喩的な姿をよく理解して歌詞に実装している。ヒップホップを長く聴いてきた人なら誰でも「ラップをすることを知っているな」と感じることができる。一言で言えば、ここに記載された他のラッパーとは一次元別のクラスにいる。

 

B.A.Pバンヨングク

ソソンドク:若いラッパーがアイドルになるという公式の中で、バンヨングクは興味深い例である。バンヨングクはB.A.Pが音楽の主体となることができるよう支える存在だ。彼らの音楽がヒップホップかどうかに関係なく、ヒップホップの作法が大衆音楽全体に影響を与える現在、彼のラッパーとしてのキャリアと創作能力は、彼が単に創作に参加しているメンバーではなくプロデューサーなのだということを表している。すべての会社がYGではないので、YGのように長期間をかけてメンバー育成をすることができない場合、バンヨングクのようにラッパーと呼ばれるメンバーのポジションと能力がチームの音楽的な色を決定可能であるという事は非常に重要である。

DEEPFLO:グループデビュー前のアンダーグラウンド時代から基本的なスキルを手堅く積んできた。米国のラッパーGameを連想するような超低音の独特のハスキーボイスは、男性美あふれるグループの音楽コンセプトとよく調和している。派手なテクニシャンではないが安定感があり、作詞家としてラップ特有の言語遊戯を歌詞に柔軟に反映していることがわかる。

キムホンヒョン:そのまま米国のラッパーShyneが浮かぶようなハスキーな低音が最初に耳に入ってくる。特出したラップスキルがあるとは言えないが、自分のスタイルは随所にうかがえる。何よりも「速くタイトに耳を打つラップ」が多い中で差別化されたスタイルを持っているという点がマイナスではなく、プラス要因と思われる。


防弾少年団ラップモンスター

ソソンドク:ラップモンスターは自分がヒップホップミュージシャンであり、ラッパーであり ながら、同時にアイドルなのだという自覚を直接表わして同時に説明する。防弾少年団YouTubeチャンネルがその始まりであれば、完成品は当然歌詞にある。自分と同世代へのメッセージのように見える歌詞が恥ずかしい救済を超え力を持つようになる理由は、彼が本気であるからであろう。アイドルだから書くことができるテーマを、ラッパーだから可能な方法で提供する。

DEEPFLO:ラップモンスターの名前にふさわしいハイテクニシャンである。ビートに対する理解度とフロウを感覚的に組み立てて出す能力が良く、安定感のあるラップよりもスキルとライミングに集中しようとする一種の作家精神が目立つ。現在のグループの曲の中で割り当てられているパートよりも多くのパートで活躍したとき、今よりもメリットがはるかに浮上するスタイルである。

キムホンヒョン:防弾少年団の曲の中でラップモンスターの実力を正しく計れるような歌はまだ多くない。ラップと歌をメンバー別に分配すればするほどラップモンスターのパートは減るからだ。しかし、ミックステープ「Born Singer」のようないくつかの公開曲で可能性が表れている。同世代のアイドルラッパーの中で最も才能のある軸に属し、ラップを理解している。ソロアルバムを期待する価値がある。


BEAST ヨンジュンヒョン

ソソンドク:過去の公式的な活動のキャリアを考えるなら、10年に近い時間ヨンジュンヒョンは、アイドル業界内部でダンス、歌、ラップ、作詞、作曲という領域の拡張を経て、いわゆる「著作権が鉄板」の域にまで到達した珍しいケースだ。BIGBANGのデビュー以来、強調されたヒップホップと自己決定権というキーワードの中で見たときに、ヨンジュンヒョンは一回限りの出来事ではなく、安定した結果であるという面で象徴的である。彼の音楽とファッションにおいてG-DRAGON(以下GD)との類似性を見つけた場合、それはGDのモノマネをしているわけではなく、自然につながる一つの系統を認識したという事に近い。

DEEPFLO:大衆が好む声のトーンを持ち、グループの音楽の中で割り当てられたラップパートを安定的に消化する。ライミングを遵守し、言語遊戯をしようとする面は他の私たちが通常考えているボーイズグループのラッパーたちと差別化されている点である。テクニシャンではないが、グループ内での確実な位置決めを行うことができる安心感とパフォーマンスにカリスマ性がある。

キムホンヒョン:アイドルグループの男性ラッパーの中ではGDと同等の「アイドルレベルを超える」ほどのラッパーとの評価を受けている事については、多少疑問である。まだラッパーとしての本人のアイデンティティを表出させるきっかけが不足しており、ラップの実力を正しく見せることができるようなラップをしたことがほとんどないからである。悪いわけではない。ただ、実力を証明することができるより多くの機会が必要ではないか。見せてくれたことに比べてまだ過大評価されている感がある。

 


M.I.B ヤングクリーム

ソソンドク:今の韓国でヒップホップとラップが好きな若者が音楽市場に参入する手段は、非常に少ない。EPIKHIGHやLeesangのようになるのは難しく、アイドル市場の多様化さえもが与えられた機会と言える。ヤングクリームも同じではないだろうか。現在、M.I.Bは韓国ラップ音楽を聴いて育った若者たちが可能であろう実質的な成果の指標である。アイドルの形式でデビューし歌番組に登場するが、基本的にはヒップホップグループとして自分たちをポジションづけるために努力している。逆に考えると、彼らの所属事務所がアイドル中心の市場に適応する方法もあるだろう。

DEEPFLO:グループデビュー前のアンダーグラウンド時代から積み重ねてきた基本技がしっかり感じられる。鋭いボイストーンがヒップホップ特有のシニカルな感情のラップの歌詞とうまく混ざり合い、遵守されたライミングと言語遊戯を楽々とあやつってみせる。現在のグループの音楽の中で割り当てられているパートよりも多くのパートで活躍したとき、今よりも利点がはるかに浮上するスタイルである。

キムポンヒョン:タイガーJKのプロデューシングで話題を集めたM.I.Bだが、過去数年間を振り返るとこのグループがヒップホップと関連して、音楽のレベルや固有の態度の面で他のアイドルグループと比べて何か明確な違いがあるのかどうかは率直に言ってよく分からない。むしろ中途半端さのみを感じないだろうか。ヤングクリームのラップもこれらの評価の延長線にある。魅力的に近づいて来ない。

 

B1A4 バロ

ソソンドク:バロは特異な存在だ。彼はラップとラッパーのアイドル市場の動向とかけ離れている。彼はラップ自体よりも、音色とラップ構成力で注目された。それもヒップホップの観点ではなく、B1A4のようなアイドルポップの構成上必要とされるように最適化されている。すべての曲のラップを作るという量的な参加度合いはおまけのようなもにだろう。ラッパーは多いが、アイドルの領域でこのような役割を務めるメンバーは珍しい。過去には会社が代わりにしていただろう部分を直接メンバーが手がけているという点で興味深い。

DEEPFLO:ラッパーとして聞きやすい低音のボイストーンを持っている。まだグループの音楽の中で引き受けたラップパートのポジションを安定して消化し表現しているだけで、ラップのテクニック的な面や作詞技術で大きな利点が浮き彫りにされていないことは残念だ。しかし、発展した姿を期待するには十分である。

キム・ホンヒョン:生まれつきのように見える重低音は魅力的で、ラッパーに重要な部分である。ただしヒップホップ的な観点では、これまでに確実に評価するべき余地があるラップを披露したことがほとんどない。グループの歌でもそうであり、各種ラジオなどで披露したフリースタイルラップもそうだ。ラッパーとしての自我やキャラクター、スキルなど、これまでラッパーとしての面貌があらわれたことがない。

校正 キム・ヨンジン

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idologyのアイドル×hiphop大特集で触れられていたizeマガジンの記事です。
特集記事と合わせてご参考までに。

ヤングクリーム元気かな… 

 

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