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サンダーエイジ

韓国のアイドルとか音楽についての自分が後で読み返ししたい記事のふんわり訳と覚書。

【idology訳】アイドル × hiphop ④ 印象的瞬間、二つの視線

idology訳 K-hiphop YG BIGBANG SMTM ヨジャG block.B INFINITE B.A.P 防弾少年団

 アイドル x hiphop  ➃ 印象的瞬間、二つの視線

by Editor on 2014/08/15

http://idology.kr/1176

 

  アイドルxヒップホップ、あるいはヒップホップxアイドル、どのような曲を聴けばいいのだろうか?ここに2つの視線がある。アイドルにより近い視線とヒップホップにより近い視線。idologyのビョルミンとマシヌンファヒータがアイドル側の観点からヒップホップアイドルを見るならば、アンダーグラウンドメディアでありレーベルであるヤング企画(YOUNG、GIFTED&WACK)のHavaqquq代表がヒップホップの観点からアイドルのヒップホップを覗いてみる。似ているようで微妙に異なるが、18曲のリストは、これまでのアイドルxヒップホップが作成された印象的な瞬間のプレイリストであり、両方の視線のクロスポイントでもある。 - 編集部


Havaqquq Side:アイドルxヒップホップ

1. G-DRAGON - Coup d'Etat
2.block.B - Very Good
3.D-UNIT - I'm Missin 'Yo
4.GOT7 - A
5.SOL - 僕だけを見つめて
6.BIGBANG - Fantastic Baby
7.防弾少年団 - N.O.
8. B.A.P - One Shot


Idology Side:ヒップホップxアイドル


1.BIGBANG - La La La + V.I.P

マシヌンファヒータ:BIGBANG二番目のシングルに込められたこの二曲は、BIGBANGのデビュー宣言のような曲である。人形としてのアイドル、リップシンクするアイドルではなく実力で見せてくれるというアティチュードに満ちあふれた曲でもあり、うぬぼれを伴うほどのswagも感じられる。

 

2.バンヨングク&ZERO - Never Give Up

マシヌンファヒータ:ヒップホップではあるが、10代の若者が学校で感じるような感情を扱っているという点でおそらくアイドル的でもあり、あきらめないようにというメッセージもとてもポジティブである。 B.A.Pの序幕を開いたユニットのリリースはある面でB.A.Pのアイデンティティを披露しようとする目的もあった。

 

3. B.A.P - No Mercy

ビョルミン:B.A.PはSM以外でSMPを叫んだほぼ最初のアイドルである。SHINeeがSMPを捨ててからしばらく空席になっていた'10代のスポークスマン'枠を素早く先取りしようとする戦略であったというか。そのためか、同世代の「ヒップホップアイドル」の中では曲の中で「ラッパー」の役割比重が最も少ないことも特徴とも言えるが、これはヒップホップをアイドルのフォームに最初に持ってきた第1世代のアイドルの特徴とも通じる点である。

 

4.block.B - ニリリマンボ

ビョルミン:いちどは所属事務所を去って一年以上の空白期にもかかわらず、block.B特有の音楽的カラーを維持することができたのは、最終的にはグループメンバーにプロデューサーがいたおかげではないだろうか。このような点を見ると、アイドルメンバーたちが音楽的な主体性を持つことが常に危険というわけではないように思われる。

 

5. G-DRAGON - One Of A Kind

マシヌンファヒータ:アイドルがヒップホップをすることが生意気だというのならば、GDはどうだろうか?他の人が虚勢だと言ってもGDは優秀であるし、つらい時期と嫉妬さえも笑って乗り越えているではないか。GDがYGの宝物だというのであれば、その理由はまさにこの歌「One Of A Kind」が示しているようではないかと思う。

 

6.INFINITE H - 君がいないとき

マシヌンファヒータ:アイドルがヒップホップをするために必要なものは果たしてラッパーだけだろうか?INFINITEはヒップホップをするために、PRIMARYをはじめとするクルーをすべて集めてきた。シーンに対するリスペクトがあるならば、hip hoppersと一緒にやる事が「リアルさ」という面では良いスコアを受けることができるようだ。今後、このようなコラボレーションがますます増えることを願っている。

 

7. CL - 悪い女

ビョルミン:ラッパーとしてのCLの存在意義とは、ユン・ミレのフォロワー、あるいはユン・ミレフォロワーのフォロワーしかいなかった女性ラッパーの間で新たなモデルを提示したことではないだろうか。 「アイドルXヒップホップ」の組み合わせが今はあまり新鮮でもないように思えるが、実際には「女性アイドルXヒップホップ」は、いくつかの様式化された部分を除けばいまだに不毛の地に近いようにも見える。CLはたとえその内容とパフォーマンスに新鮮さがないとしても、その登場だけでも十分に新鮮で強烈な面があった。

 

8.防弾少年団 - No More Dream

ビョルミン:H.O.T. 「戦士の末裔」の正しい再臨というか。東方神起とBIGBANGを経てきてアイドルが再び「学園ソング」をリバイバルするとは思っていなかったが、驚くべきことに防弾少年団がそれを見事やり遂げ、またそれがよかった。さらに導入部のベース音から正確に「戦士の末裔」を思い起こしはしないだろうか。 H.O.T.がデビューしたときに生まれていなかった子達がH.O.T.の歌と同じ内容の話をしてデビューするのを見ると、最終的にはアイドルは10代をターゲットにするのが定石なのだなあと思うが。しかし韓国の公教育の現実よ...

 

9. ワサップ - WA$$ UP

マシヌンファヒータ:韓国でMiami Booty BassやTwerkingを見ることになるだろうと、誰が想像しただろうか!笑いのタネにしてやろうかと見てみたら驚いたというか。メンバーであるNadaの存在感が強すぎて無視したくても到底無視できなかった。KPOP界を漂流しているTLCの亡霊から逃れようとしている姿もさらに好感が持てる。

 

10. T.O.P - DOOM DADA

マシヌンファヒータ:ラッパーというよりも俳優としての存在感がより強くなっていく感があるTOPであるとしても、この曲だけはそのまま見ることができない理由は、この曲そのものの魅力だろう。超現実的であり催眠的なトラックに投げ下されるTOPの低音ラップは非常にオリジナリティがあり、ここにTOPの真価があると見るべきだろう。

 

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SMP=SM PERFORMANCEと呼ばれる(自称されている)SMが最初に取り入れた、アイドルの曲にティーンの悩みや不満といった社会的な内容の歌詞を盛り込んだパフォーマンスのこと。
日本だと…尾崎豊的な?(古)
近年は制服姿の衣装で歌われる事が割と多く、NU'ESTのデビュー曲とかもそういう感じでした。

 

YOUNG、GIFTED&WACKのサイトを見てみましたがこの記事に関する記事は見当たらず、この後のハバククさんとの対談で触れていたのがすべてのようです。
そういえば防弾少年団は2013年のMBC歌謡大典でHOT「戦士の末裔」をカバーしていたなと。改めて動画を見直してみたところ、確かにNo more Dreamの曲の始まりの部分はかなり戦士の末裔をオマージュした感じに聴こえました。歴史は繰り返す…(のか?)

個人的に「KPOP界を漂流しているTLCの亡霊」という言い回しに膝をうちました。