サンダーエイジ

韓国のアイドルとか音楽についての自分が後で読み返ししたい記事のふんわり訳と覚書。

【ニュース記事】「THE FIRST SLAM DUNK」381万人…韓国で公開されたアニメの中で最高興行

「THE FIRST SLAM DUNK」381万人…韓国で公開されたアニメの中で最高興行

https://m.yna.co.kr/view/AKR20230302172600005?input=tw

2023-03-05 09:38

 

6年ぶりに「君の名は」を抜いて1位…原作の面白さに高い完成度・洗練度に呼応

30・40代・男性→10・20代・女性観客層拡大「長期興行」

(イ・ジェヒ記者)


30・40代の感性刺激「SLAM DUNK」人気を集める
4日封切りと同時に1日でボックスオフィス2位に進入した1990年代の人気の日本の漫画「SLAM DUNK」の劇場版「THE FIRST SLAM DUNK」が着実に観客を集め、2〜3位の座を守っている。 写真は15日、ソウルのある映画館のスラムダンク広報物。 (ヤン・ジャンヒ記者)

 

映画「THE FIRST SLAM DUNK」がこれまで国内で公開された日本アニメーションの最高興行記録を塗り替えた。

5日、映画館入場券統合電算網によると、「THE FIRST SLAM DUNK」はこの日午前、累積観覧客数381万8千人余りを記録し、歴代国内公開日本アニメの中で興行1位に上がった。

従来の記録は2017年の新海誠監督の「君の名は。」で、380万2千人余りだった。

「THE FISRT SLAM DUNK」の最高興行記録は今年1月4日に封切りして以来、61日で達成したものだ。

1990年代に人気漫画だった「SLAM DUNK」をスクリーンに移した「THE FIRST SLAM DUNK」は原作者の井上雄彦が直接脚本と演出を担当し、早々に話題になった。

原作の面白さをそのまま持ってきながらも主人公とストーリーに一部変化を与え、立体感と洗練美あふれる演出力を披露して、青少年期に「SLAM DUNK」のファンだった30・40世代の大きなリアクションを受けた。

公開序盤はやや不振だったが、口コミを聞いて劇場を訪れた観客がどんどん増えてボックスオフィス逆走行を始め、観客層も30・40世代の男性中心から20代女性までに拡張し長期興行舞台を用意した。

 

冷めない「SLAM DUNK」ブーム
映画「ザ·ファーストスラムダンク」が観客300万人を突破した16日、ソウル市内のある映画館を訪れた市民たちがスラムダンク広報物の前で認証写真を撮っている。 配給会社NEWによると、先月4日スクリーンに上がった「THE FIRST SLAM DUNK」はこの日午後2時25分基準で累積観客数が300万81人を記録した。 

(チン・ヨンス記者)


CGVによると、同作品の年代別観客の割合は20代26.1%、30代33.6%、40代26.8%だ。 封切り序盤、10%台に留まっていた20代の比重が大きく上がった。 10代5%、50代8.6%まで考慮すれば、観覧層は事実上全世代に均等に拡張された。

性別の割合も女性55.2%、男性44.8%で封切り序盤とは異なり女性比重がさらに大きくなった。

「THE FIRST SLAM DUNK」は字幕を好む傾向が強い他のアニメ作品とは異なり、声優が直接俳優の声を演技する吹き替え版を訪れる観客がさらに多かったのも特徴だ。

この作品の配給会社NEWによると、これまで「THE FIRST SLAM DUNK」の吹き替え版を見た観客は188万8千人余り(50.8%)で、字幕版を見た観客182万5千人余り(49.2%)を上回った。

NEWのリュ·サンホン流通戦略チーム長は「『THE FIRST  SLAM DUNK』の成功要因は原作の力だと思う」とし、「原作が90年代に韓国内で大きな成功を収めたため、その時代の郷愁を呼び起こすのに十分だと判断した戦略が的中した」と説明した。

それと共に「作品の高い完成度と魅力的なキャラクター、現代を生きる人々にも響きを与えるメッセージは観客拡張につながった」と付け加えた。