サンダーエイジ

韓国のアイドルとか音楽についての自分が後で読み返ししたい記事のふんわり訳と覚書。

【ize訳】プデュ2とプデュ4 ②WANNA ONEの今

【ize訳】プデュ2とプデュ4 ②WANNA ONEの今

2019.08.06

http://m.ize.co.kr/view.html?no=2019080506057274296

 

男子グループWANNA ONEの最後の公式活動だった、去る1月のコンサートが終了した後、11人のメンバーたちは各自の場所に散らばっていった。それから6ヵ月が経ったこの7月、最後の走者だったカン・ダニエルがソロアルバムを発表し、WANNA ONE出身メンバー全員が新たな舞台に立つようになった。「プロデュースX101」のX1がデビューを控えた状況で、「プロデュース101シーズン2」が輩出したWANNA ONE各メンバーの主な活動と現在、そして未来について整理した。

 

ユン・ジソン

WANNA ONE以降:軍服務中


主な活動

2019年2月EP「Aside」(GAONチャート上半期アルバムチャート基準・販売量4万6873枚)

2019年2月ミュージカル「その日たち」カン・ムヨン役


現在と未来

リーダーであり年長者だったユン・ジソンは、WANNA ONE出身の中で真っ先にソロアルバムを発表し、個人活動のスタートを知らせた。Ep「Aside」と「Deardiary」シングル「冬、花」など今年の上半期に連続してアルバムを発売し、ソロ歌手として感性的な面を強調した。大学で演劇映像、大学院で公演芸術を専攻したことを土台に演技分野にも進出、ミュージカル「その日たち」でオ・ジョンヒョク、オン・ジュワン、ナム・ウヒョンらと一緒に主役であるカン・ムヨン役を演じた。ただし、ユン・ジソンはソロ活動を始めて間もなく軍服務によってやむを得ない休息期を迎えた。2019年5月に陸軍に現役で入隊した彼は、除隊日の2020年12月以降再び芸能活動を続けて行く予定だ。ユン・ジソンはこれについて「あまりにも忙しく過ごしてきたので、再充電できる機会になりそうだ」(「Oh Boy!」)と述べた。彼にとっては18ヵ月間の空白を挽回することが一番大きな課題になるはずであり、復帰後には歌手活動をはじめミュージカル、演劇、映画など多様な媒体で演技活動を展開するものと見られる。


ファン・ミンヒョン

WANNA ONE以降:男子グループNU'ESTメンバー及び俳優活動中


主な活動

2019年4月NU'EST EP「Happily Ever After」(GAONチャート上半期アルバムチャート基準販売量24万7604枚)

2019年8月ミュージカル「マリー・アントワネット」アクセル・フォン・フェルゼン役


現在と未来

本業である歌手の他にも演技、モデル、芸能など多方面で活動している。所属のグループNU'ESTはデビュー8年目を迎えており、この4月EP6集「Happily Ever After」を通じて初動販売量22万枚を記録した。ファン・ミンヒョンは先だって公開されたソロ曲「Universe」の歌詞を直接書いたりもしたが、以前にも「Daybreak」「Thank you」などの作詞に参加しただけに、今後着実に自主制作物を出すものと見られる。また、来る8月14日に開幕を控えたミュージカル「マリー・アントワネット」でアクセル・フォン・フェルゼン役を務め、ハンサムなルックスとすらりとした体格のおかげで「VOGUE」「ELLE」などファッション雑誌グラビアを撮り続けている。人気・魅力的な容姿・多方面で活動できる能力など、アイドルが要求される様々な要素を取りそろえていると言える。JTBCの「一食ください」で食事をもてなしてくれた一般人に果物やケーキをプレゼントしたり、MBC「私は一人暮らす」で母親と親しい時間を過ごすなど、芸能番組では優しくてクリーンな性格を見せる。グループと個人活動の両方でいわゆる「アイドル力」を絶えず発揮できるという点こそファン・ミンヒョンの長所だ。


オン・ソンウ

WANNA ONE以降:ソロ歌手兼俳優活動中


主な活動

2019年7月JTBC「十八の瞬間」チェ・ジュンオ役


現在と未来

WANNA ONE活動当時から舞台の上で多くの姿を見せ、最近は役者としての姿をよく見せている。大学で演技芸術を専攻し、俳優志望学生のストーリーを盛り込んだ14分の短編映画「声優は大丈夫」に出演した彼は、今年1月にJTBCドラマ「十八の瞬間」でチェ・ジュンオを演じ、一気に主演の座を手に入れた。この7月の初放送で寂しい顔をした少年になって現れたオン・ソンウは、自然な表情演技と動作を披露し、回を重ねる毎に繊細な感情を表現して好評を受けている。現在活動中の男性俳優たちの年齢が30代に偏重しているうえに、兵役法改正により満28歳の俳優たちが軍入隊を控えた状況だ。1995年生まれのオン・ソンウが20代の男性俳優の空白を埋める可能性がある理由だ。また、「2019 ペプシK-POPコラボプロジェクト」の「Heart Sign」、「十八の瞬間」のOSTである「私たちが出会った話」を発表するなど、歌手としても着実に活動している。


パク・ジフン

WANNA ONE以降:ソロ歌手兼俳優活動中


主な活動

2019年3月EP「O'CLOCK」(GAONチャート上半期アルバムチャート基準販売量:10万9033枚)

2019年9月JTBC「朝鮮縁談工作所花派閥」コ・ヨンス役


現在と未来

パク・ジフンはこの3月に発表したアルバム「O'CLOCK」のタイトル曲「L.O.V.E」でKBS「ミュージックバンク」の1位になった。WANNA ONE出身では初の地上波音楽放送1位だった。また、来る9月にはJTBCドラマ「朝鮮縁談工作所花派閥」出演が予定されている。彼が演じるキャラクターコ・ヨンスは「漢陽の最もホットなセレブ」と紹介されているが、歌手としてのファンドムと役者としての可能性を同時に持つ事がパク・ジフンが持っている目標かもしれない。実際、パク·ジフンは子役出身で、ドラマ「朱蒙」「王様と私」シチュエーションコメディー「キムチチーズスマイル」やミュージカル「ラジオスター」「私の心の風琴」などに出演していた。今後、彼が歌手と演技の両方で印象的な活躍をしたとしても驚くことではない。


ハ・ソンウン

WANNA ONE以降:ソロ歌手活動中


主な活動

2019年2月EP「MY Moment」(GAONチャート上半期アルバムチャート基準の販売量:8万7449枚)

2019年7月EP「BXXX」

2019年6月単独コンサート「Dive in Color」


現在と未来

ハ・ソンウンはWANNA ONE活動終了後アルバムを発売し、音楽的に旺盛な活動を続けている。WANNA ONE解体後に発表した2枚のソロアルバム「My Moment」「BXXX」の両方で作曲、作詞、ミキシングなど製作過程全般に参加し、ドラマ「彼女の私生活」「風が吹く」OSTを通じて自分の歌唱力をより強調したりもした。このような音楽活動を基に単独コンサート「Dive in Color」を開くなど、歌手として素早く地位を固めているところだ。ただし、ハ・ソンウンがWANNA ONEとして活動する以前に所属していた男子グループのHOTSHOTに復帰するかは、未だに公式的にどのような立場の発表もないため、グループ活動についてはどのような予測も上手くないようにみえる。


キム・ジェファン

WANNA ONE以降:ソロ歌手活動中


主な活動

2019年5月EP「Another」(GAONチャート上半期アルバムチャート基準販売量:10万4293枚)


現在と未来

WANNA ONEで唯一個人練習生出身だったキム・ジェファンは、活動終了後にWANNA ONEのマネージメントを担当したスイングエンターテイメントと専属契約を結び、ソロ歌手としてデビューした。WANNA ONE活動当時もMBC「覆面歌王」に出演して歌王戦進出成果を収めた彼は、今年4月KBS「不朽の名曲」400回特集(日本で愛された韓国の歌特集)で最終優勝を占め、再び優れた歌唱力を証明したりもした。デビューアルバム「Another」の全曲を作曲し、タイトル曲を除いた4曲の作詞に参加しただけに、これからシンガーソングライターとして自分だけの立地を固めていくものとみられる。また、「ソウルパーク・ミュージック・フェスティバル」「2019、ケイワールドフェスタ」「2019 K-Asian Festival」など様々な公演のラインアップに登りながら着実に公演の経験を積んでいるうえ、その他の演奏も可能で単独コンサートでの活躍も期待される。

 

ペ・ジンヨン

WANNA ONE以降:男子グループCIX活動中


主な活動

2019年4月シングル「終わりを受け入れることが難しい」(GAONチャート上半期アルバムチャート基準の販売量:6万4447枚)

2019年7月CIX EP「HELLO Chapter 1. Hello、Stranger」


現在と未来

今年成人したペ・ジンヨンはシングル「終りを受け入れることが難しい」をソロで発表した後、CIXに合流した。シングルをアルバムの形式で発表しただけに、ぺ・ジンヨンの所属会社C9エンターテインメントでもぺ・ジンヨンがWANNA ONE活動期間dw蓄積した人気を念頭に置かざるを得なかったのだろう。それだけCIXでぺ・ジンヨンの人気と認知度は現在としては独歩的で、ぺ・ジンヨンを中心にCIXを急速に成長させることはC9エンターテインメントの宿題としても過言ではない。ぺ・ジンヨンがCIXデビューのために、WANNA ONE解散後シングル以外は個人活動をほとんどしなかったという点でなおさらだ。CIXのデビューショーケースでもペ・ジンヨンは「ぺ・ジンヨンのグループという修飾語が負担ではないか」という質問を受けなければならなかった。ぺ・ジンヨンの未来はペ・ジンヨンだけでなく、CIXを率いる所属事務所の問題でもあることを見せつける部分だ。WANNA ONE以降、韓国アイドル産業で繰り広げられる現象の一つと言える。


パク・ウジン

WANNA ONE以降:男子グループAB6IX活動中


主な活動

2019年3月A Boogie Wit Da Hoodieとコラボシングル「Look Back At It'」

2019年5月AB6IX EP「B:COMPLETE」(GAONチャート上半期アルバムチャート基準販売量:15万1724枚)


現在と未来

パク・ウジンはWANNA ONEとAB6IXのいずれでもラッパーであり、ダンサーとしての力量も披露している。WANNA ONEの活動当時から認められていた振付創作はAB6IXでも多くの貢献をしていると見られ、AB6IXの活動を準備しながらもラッパーA Boogie Wit Da Hoodieの提案で彼のヒット曲「Look Back At It」に韓国語ラップを客演するなど、ソロとグループの両方で自分の力量を証明している。ただ、先の5月SBS「ジャングルの法則 in ロストジャングル」で高熱に苦しみながらも撮影に臨み、6月には足首を負傷し、椅子に座った状態で舞台に上がったりもした。まじめなのはいい事だが、辛い時は休まなければならないものだ。


イ・デフィ

WANNA ONE以降:AB6IXとして活動中


主な活動

2019年4月IZ*ONE「Airplane」作詞/作曲

2019年5月AB6IX EP「B:COMPLETE」(GAONチャート上半期アルバムチャート基準販売量:15万1724枚)

2019年7月Mnet プロデュースX101「Dream For You」作詞/作曲


現在と未来

パク・ウジンとともにAB6IXのメンバーで、グループが早く定着するように貢献している。「プロデュース101」シーズン2放送当時から作曲能力を見せてくれたように、グループのデビューアルバム「B:COMPLETE」全曲をプロデュース、タイトル曲である「BREATHE」を含む多数の曲に作詞と作曲に参加した。パク・ウジンと発表したデュエット曲「Candle」、ユン・ジソンの「コンマ」、パク・ジフンの「Young 20」などWANNA ONE出身メンバーの楽曲だけでなく、Mnetプロデュース48の「See You Again」、プロデュースX101の「Dream For You」と女子グループIZ*ONEの「Airplane」も作曲した。ジャンルを問わずさまざまな作業を披露しながら、アイドルのみならず「著作権長者」の道も着実に歩んでいる最中。また、MBCラジオスター、テレビN 驚きの土曜日などバラエティ番組でも頭角を現し、自分とグループの名前を知らせることにも貢献している。


ライ・クァンリン

WANNA ONE以降:歌手と俳優として活動、そして事務所と紛争中


主な活動

2019年3月、ウソク×クァンリンEP「9801」(GAONチャート上半期アルバムチャート基準販売量:3万6390枚)

2019年中国ドラマ「初恋那件小事」リャン・ヨウネン役


現在と未来

ライ・クァンリンはWANNA ONE活動終了後、同じ所属会社のPENTAGONウソクと一緒にプロジェクトデュオ・ウソク×クァンリンを結成し、中国ドラマ「初恋那件小事」の主演に抜擢され撮影を終えた。ドラマは今年下半期に放送される予定だ。台湾出身で中国語と英語が堪能、言語にこだわらない海外活動も可能だ。分野を問わない活動だけでなく、中華圏を中心に海外活動もいくらでも可能だという意味だ。ところが最近、所属会社のCUBEエンターテインメントに専属契約の解約を通達して法的紛争中なので、当面は活動に対する展望が不可能な状況。紛争が解決されるまで、活動にある程度の制約が出ることは避けられない。


カン・ダニエル

WANNA ONE以降:ソロ歌手活動中


主な活動

2019年7月EP「color on me」(初週販売量46万6000枚)


現在と未来

この2月と3月に所属会社LMエンターテインメントに契約内容の修正に関する内容証明を送った後、契約効力停止仮処分申請を提起した。そのためWANNA ONEの他のメンバーよりソロ活動が遅くなったが、WANNA ONE活動当時爆発的な人気を見せていた彼の影響力は依然として残っている。この7月25日に発表したアルバム「color on me」は発売3日で販売量40万枚を突破するなどして1週間で46万枚を販売、ソロ歌手の初週アルバム販売量記録を更新した。ファンドムがそれだけ多く情熱的だという意味だ。ただ、WANNA ONEでもパフォーマーとしてチームの求心点となった彼が、未だに音楽放送番組に出られないという点は解決されなければならない課題だ。


記事イム・ヒョンギョン

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CIXについては自分の周囲では「ぺジも勿論だけど、宝石箱に出てた子がいるので注目してる」という人が何人かいたので、マスコミや一般層はペ・ジンヨンにしか注目してなくても基本のファンベースはドルオタということを考えると、宝石箱脱落組を入れたのは結構良いやり方なのかなと思いました。

(現実にやるとして、移籍してすぐデビューさせられるレベルかどうかというのもあると思いますが、その点YG出身組は移籍即デビュー組が結構多いので、すでにある程度出来上がってる人が多いという事なのかな?)

多分プデュ後の活動で難しいのが中堅事務所より規模が小さい事務所で、複数グループがいて練習生が多くいるようなところは出演者も含めて自分のところの練習生でグループを作ってデビューさせたい/させる計画があるんじゃないかと思いますが(ブランニューの形は理想的かもしれない)そこまで物資=世に出せるレベルの練習生の数や資金が足りてないところはJBJみたいに集まってグループを作るというのも良い気がします。小さい事務所だけど個人でものすごく人気が出た!という場合はソロの方がいいかもしれませんが。

故にプデュXで特にあとちょっとでデビューできなかった子達のファンもそのメンバーの所属事務所によって色々な温度差があるんでしょうし、ハ・ソンウンの現状を見ると確かに事務所のやり方というのが他の所属アーティストにまで及ぼす影響の中に前とは違う種類のものが加わった感じがします。特にグループから出演させる場合は、その先の事もあらかじめある程度決めておいた方が良さそうですね。