続けてのお知らせになりますが、ミュージックマガジン増刊「KPOP GIRLS」に寄稿いたしました。
「楽曲制作の形からみたK−POPの現在」という記事です。今時のKPOPの音楽制作スタイルいろいろについてまとめた感じの内容ですが、コンペの一言を入れるの忘れつつも脇坂さんのインタビューのサブテキスト的な感じで読んでいただいたら良いのではないかと思いました。
こういう内容で男性グループのムックも出たら面白いのではないかと思いましたが、まあ中々...なんですかね。ミュージックマガジンさんは前のKPOPブーム(?)の時も女子に焦点をあてた特集号を出してましたし、そういう意味で合わせて読むと女子Kドル音楽の定点観察みたいなものができるかもと思いました。
以下はReal Soundで書かせて頂いた記事の紹介です。
「PENTAGON、NCT、THE BOYZ、Stray Kids…2019年日本でも注目のK-POPボーイズグループ」
主に2019年に日本活動が活発になりそうな若手ボーイズグループについて書きました。メインはPENTAGON・NCT・Stray Kids・The Boyzのあたりです。
「BTS、コンセプト別で見せた日本初の単独展示会 『24/7=Serendipity (오,늘)』を振り返る」
昨年末に池袋サンシャインでやった防弾少年団の展示会のレポート・紹介記事です。
普通に見に行った後に記事の話が来たので写真のクオリティが「普通に展示見に行った人の撮ったやつ」ですが。書籍にほぼ全て(日本の展示に入ってなかったものも)入ってるので、行けなかったけど見たかったなという方はあれを購入したらいいんじゃないかと思います。
「TWICE、Red Velvetらもカバー 『Baby Shark(サメの家族)』」世界的ヒットの背景」
YouTubeで再生回数20億回超という、KPOPなんぼのもんじゃいという記録を出している「サメの家族」についての記事です。ビルボードHOTチャートでも32位に入っていた。20億超というのは英語バージョンの動画で、韓国語バージョンの方は7000万回台ですので、「英語圏の童謡を韓国企業が編曲したバージョンのうちで、英語バージョンがバイラルヒット」という中々ややこしい状況ではあります。
本記事には書けなかったんですが、韓国で選挙の時に某政党がこの曲をPRに使ってピンクフォンから無断で政治的な事に使われるのはちょっと...という裁判を起こしたところ、その政党から逆に「うちが使っているのは原曲をピンクフォンのバージョンより先にほかのアメリカ人アーティストが編曲したバージョンで、その人から許可も得ている」と返されてしまい、逆にそのアメリカ人作曲家から剽窃だと訴えられて係争中らしいです。
「ソニーミュージック×JYP、「Nizi Project」始動 国内8都市&LA、ハワイでオーディション開催」
ソニーとJYPの合同プロジェクト記者会見のレポート記事です。こちらはすでに動画が上がってますので、是非パクジニョン氏の流暢な日本語(今現在どの所属韓国人アーティストよりうまいかもしれない)と謎の演出を是非。ソニーの担当の方は乃木坂の方でしたっけ。
余談ですが、会見場に入る時名刺を持ってなかったので芳名帳に筆ペンで名前を書いたんですけど、あの時ほどもっとちゃんとした(?)HNつければよかったね...と思ったことはなかったです。
(懲りてこの後名刺を作った)
「Cherry Bullet、“TWICEの妹”ITZY、“BTSの弟”TXT…相次ぐK-POP新グループデビューの傾向」
中堅以上の事務所の新人についての記事です。ざっとメンバー紹介など入っていて5分でわかるKPOP新人グループ的な。
「TWICE、NCT、IZ*ONE、公園少女……K-POPグループで活躍する日本人メンバーの変遷を追う」
KPOPグループにおける日本人メンバーの歴史と現在という感じの記事です。実際日本人のメンバーって韓国で結構人気あるみたいですね。
「TXTが体現する、“K-POPのトレンド”とBTSに通ずる“BigHitらしさ” デビュー作から考える」
防弾少年団の後輩グループTXT(トゥモローバイトゥゲザー長)についての記事です。やはりBigHitのキモは楽曲そのものというより歌詞の世界観なのかもしれないと改めて思いました。平たく言えば韓国のライトBLとかラノベっぽい感じ。
以前askでBigHitの特徴をきかれたときにちょっとふざけて「パンPDの少年共和国」と答えたのですが、結果あながちでも...(?)