サンダーエイジ

韓国のアイドルとか音楽についての自分が後で読み返ししたい記事のふんわり訳と覚書。

【ize訳】防弾少年団、世界で最も人気のあるボーイバンド

【ize訳】防弾少年団、世界で最も人気のあるボーイバンド

 
2018.05.25

http://m.ize.co.kr/view.html?no=2018052511527257783


防弾少年団は先日開かれたビルボードミュージック・アワード2018で「トップソーシャルアーティスト」部門を2年連続受賞した。 ある人たちは韓国人アーティストが「ビルボード」という大衆音楽と関連し、誰もが知っているブランドの大型の授賞式で賞を受けた点に驚いている。 授賞式の映像での熱狂的な反応にびっくりしたり、彼らが本当にどのくらい人気があるのか疑問に思ったりもする。 時々「トップソーシャルアーティスト」がファン投票によって決まるということを知り、一部の極性で可能な一時的な現象程度に思うこともある。 受賞そのものよりも、この1年間で彼らが音楽市場でどのような存在になったのかを観察する事が重要な理由だ。

 
「トップソーシャルアーティスト」の候補になるためには「ソーシャル50」チャートでの成果が必要である。 このチャートは、アーティストのホームページと各種ソーシャルメディアで発生する相互作用の活発さを測定する。 すでに広く知られているように、防弾少年団はこの部分で特化した努力を傾けてきて、現在まで75回1位に上がったことがある。 今この瞬間のチャートを見てみよう。 明日の日付で発表される「アーティスト100」で防弾少年団は4位だ。 「アーティスト100」はもっと複雑なチャートだ。 ソーシャルメディア活動とアルバム販売量、ラジオ放送など人気の尺度にと言える多くの指標を集めて、アーティストの順位をつける。 27日に公開される「ビルボード200」チャートはアルバム販売量を測定する。 アルバム販売量は、実物のアルバム、デジタル音源、ストリーミング成績をすべて換算して反映する。 この3週間ポスト・マローンの「beerbongs&Bentleys」が連続1位を走っている。 4週目の予想成績は11万枚だ。 ほとんどがストリーミング成績だ。 防弾少年団は約10万枚と推算される。 ほとんどが実物のアルバム販売量だ。 防弾少年団は少なくとも2位、1位も可能なのではないかというのが市場の観測だ。 授賞式でケリー・クラークソンが「世界最高のボーイバンド」と紹介した時、彼女はただありのままを言ったのだ。


英米圏中心のポップス市場にもボーイバンド、あるいはアイドルの歴史がある。 そして現在のポップス市場は、防弾少年団をその延長線の中で扱っている。 インターネットミームに乗って盛り上がった一時的な現象やKPOPという特定地域の流れが国際的名声を得る状況ではなくなった。何よりファンの活動がアーティストの大衆的人気を引き出す現象は、すでに音楽市場の最も新しくて重要な作動原理だ。 ビルボードはすでに昨年末の特集記事の一部でテイラー・スウィフト、ワン・ダイレクション、防弾少年団などの事例を上げ、ファンとの関係、それが市場全体に及ぼす影響などを扱ったこともある。 ソーシャルメディアとストリーミングが音楽市場を変えていると言う時に、ふたつの共通点はリアルタイムで全ての消費活動を観察して分析できるという点だ。 誰が関心を受けているのか、誰が誰の音楽をもっとたくさん聞くのかがデータとして残る。 実物のアルバムやデジタル音源からストリーミングに移った音楽市場は、ただ音楽を聞くことの方法が変わったということではない。 今の音楽市場は誰がより多く売るかではなく、誰がより多く鑑賞されるのかどうかを測定することなのだと言える。ライブ会場や授賞式の場での歓声はその断片であるだけだ。 したがって、音楽界の誰かが防弾少年団の成功を再現できない限り、時の喧噪(hype)とみなすことはできない。

 
最近になって防弾少年団と作業したDJ、プロデューサーに作業の進行過程や感想を問うインタビューが増加したのは当然のことだ。 スティーブ青木、DJ Swibel、Ali Tamposiなどのインタビューによれば、防弾少年団はアルバム内の個々の歌についてジャンルと雰囲気を最もうまく表現することのできるプロデューサーを見つけ、時々はプロデューサーの典型的なサウンドから外れた挑戦的な要請をするという、それほど最も多くのことを試みることができるグループだ。 ボーイバンドがファンダムを基盤に絶え間なく拡張し、ボーイバンドの範囲の外にある作業をこなしている。 要するに私たちは、ボーイバンド進化の歴史の中で最新アップデートを見ているところなのだ。

 
記事 ソソンドク(音楽コラムニスト)

 
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DJ Swibel(ジョーダン・ヤング)はザ・チェインスモーカーズのほとんどの楽曲の編曲に関わってる人ですね。Magic ShopやLove Mazeの作曲に関わってましたが。

 

防弾が世界最高人気を誇るボーイバンドというのに異論はないんですが、アメリカのチャート=世界みたいな感覚が当然という感じで来られるとちょっとムズムズはします。例えばですが防弾は根本的にソーシャルメディアの投票に参加できない中国でも人気あるし、アルバムもアメリカ国内の2倍売れてるのに...そういう事はアメリカの関与しない世界にもいっぱいあるんですけどね。