読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

サンダーエイジ

韓国のアイドルとか音楽についての自分が後で読み返ししたい記事のふんわり訳と覚書。

【ize訳】プロデュース101│②「プロデュース101」シーズン1 vsシーズン2

【ize訳】プロデュース101│②「プロデュース101」シーズン1 vsシーズン2

 

2017.04.18

 

http://m.ize.co.kr/view.html?no=2017041716067239688


Mnet「プロデュース101」シーズン2(以下「シーズン2」)は、「プロデュース101」シーズン1(以下、「シーズン1」)とほとんど同じルールで運営される。しかし、練習生の性別を変えただけでも放送の雰囲気は大きく変わった。 「シーズン2」は「シーズン1」と何が変わったのか探ってみた。

 

順番に席に座るvs 1位の席を巡って争う

 

練習生たちがピラミッド型のセットの座席を訪れる場面は「プロデュース101」の世界観を象徴的に示している。巨大なピラミッドは向き合うだけでも見る人を圧倒するが、シーズン1の練習生はこれから自分たちがどのような競争に飛び込むことになるのかまだ知らなかった。そのため、「シーズン1」の「ピラミッドシーン」では、練習生たちの無垢な姿が描かれ、これは「残酷な運命に置かれた少女たち」というコンセプトを浮上させるものでもあった。キムセジュンを筆頭としたJellyfishエンターテイメントの練習生たちが果敢に上位席に座るシーンでも緊張感ではなく、愉快で可愛い雰囲気が強調されたほどだ。この過程で、練習生たちの間での競争構図はお互いの年齢を聞いてみて「早生まれ」を強調する姿などを通じて、多少さらっと表現された。一方、「シーズン2」の練習生は昨シーズンを通してこのプログラムのルールを正確に認知している状態で、最初に登場したスターシップエンターテインメント練習生からしてほとんど1位の席をチラチラと伺っていた。 このような状況で、制作陣はシーズン1とは違い競争構図を全面に立てるための装置を導入した。 電光掲示板に本人の予想順位を映し出し、1位に限って「席押し出しシステム」を作ったのだ。しかし、1位の座をめぐって起こる戦いは予告編でのみ見ることができた。 本放送で初め1位の座に座っていたホンウンキはあっけなく退いており、2番目に位置を占めたユフェスンは腕相撲で1次防衛に成功したが、続いて登場した「シーズン2の王子様」チャンムンボクとの「酢豚ゲーム」で負けた。 誰も予想できなかった気の抜けたオープニングだった。


強力なライバルチョンソミvs独特のキャラクターチャンムンボク

 

チョンソミとチャンムンボクは、それぞれ「シーズン1」と「シーズン2」の放送前から話題を集めていた。一緒に出演する練習生はもちろん、大衆が彼らに注目するようになった理由は明らかだった。チョンソミは練習生の中で唯一の3大企画会社の一つであるJYPエンターテイメント所属であり、2015年TWICEメンバーを選ぶリアリティー番組Mnet「SIXTEEN」に出演した際惜しくも脱落した。一方、チャンムンボクは2010年Mnet「スーパースターK 2」に出演して、ユニークなラップで「ヒップホップ大統領」というニックネームを得た。過去の放送を通じてチョンソミがアイドルとしての能力を見せて期待を集めたとしたら、チャンムンボクは特異なキャラクターで好奇心を集めたわけだ。この違いは、2人を見つめる他の練習生たちの態度が示している。 「シーズン1」から「ピラミッドシーン」の最後にチョンソミが登場した時、雰囲気は一瞬にして凍りついた。全員彼女が「強力なライバル」であるということを認知していたし、ソミを牽制する雰囲気は放送を通じて継続され、緊張感を作り出した。しかし、「シーズン2」ではチャンムンボクが登場すると練習生たちの間からは拍手と笑い声が溢れ出た。製作陣がチャンムンボクを「シーズン2」物語の中心に置いたのは、これから繰り広げられる競争の雰囲気が「シーズン1」よりも「愉快に」描かれるだろうということを推測できるものである。

 

「僕この子好き」と言ったチャングンソクvs「きれいな顔をして」という言葉を受けたBoA

 

「シーズン1」と「シーズン2」の国民プロデューサーの代表者、チャングンソクとボアは、それぞれ別の観点から練習生を見つめる。チャン・グンソクの態度は、アイドル業界の消費者、すなわちファンに近い。彼が1次レベルのテストで有吉リサを見てすぐに「僕この子好き」と言ったのは、アイドルのファンが、いわゆる「推しメン」に「ハマる」瞬間を連想させる。ウンシカイに「キーホルダーにしてつけて歩きたい」と述べたことも何の意味もない個人的好感の表示に過ぎない。そのほかにも整形手術するかどうかや家族関係などを問うことは、プロフェッショナルな審査というより、ただ「好き嫌い」を覆う単純評価にすぎない。BoAの立場は違う。 18年目のアイドルである彼女は徹底的に先輩の立場から練習生を見つめる。彼女が審査の休憩時間に機械音で処理された「Pick Me」のサビを真性で歌ったり振り付けをすらすらと真似する場面では、隠すことができない実力がちらついたりした。しかし、彼女がプロフェッショナルなマインドで審査に臨むことと関係なく、製作陣と練習生はBoAの姿を自分たちが考えている「女」というフレームで解釈した。製作陣は審査評をするBoAに「天使のような顔で毒舌を飛ばす」という字幕を付けた、さらに彼女の評価を受ける対象であるチャンムンボクは「美しい顔をしているが審査は冷静だ」という発言をして論議になった。男性審査員であれば、外見がどうであれ練習生からは受けることのない「評価」であった。


上位が多かった「シーズン1」vs下位が増えた「シーズン2」

 

「プロデュース101」練習生のレベルの評価方法は、2つのシーズンで同じだった。所属事務所ごとにステージを披露し、AからFまでの5段階に分かれたレベルを受ける。このレベル評価を通じて明らかになった「シーズン1」と「シーズン2」練習生のレベルは、一目でわかるくらい違った。シーズン1では最初に登場したSTARSHIPエンターテイメントの練習生3人のうち2人がBを受けて順調に出発し、その後Jellyfishエンターテイメントの練習生はカヒから「今デビューしたばかりのガールズグループの雰囲気」という評価と一緒に全員Aを受けた。舞台を掌握したCUBEエンターテイメントの練習生も3人のうち2人がAを持って行き、Predisエンターテイメントの練習生たちは「練習量を感じる」という賞賛を受け、A、Bをそれぞれ2人ずつ受けた。このように「シーズン1」で上位レベルが連続して登場したのに対し、「シーズン2」での審査員たちは「Aが出ないといけませんよね」という心配をしなければならなかった。結局7人だけがAを受け、Fレベルを受けた練習生はなんと31人だった。下位が増えたが、Fレベル認定を受けた練習生に対する態度は一層柔らかくなった。 「シーズン1」でFレベルを受けたキムソヒェ、パクハイ、有吉リサなどが毒舌に近い評価を受けて涙を流したのに対し、「シーズン2」でFを受けたパクセウンは「腹筋を見せてくれたように、実力も示すことができたらいいと思う」という暖かい励ましを受け、舞台で「基本的なステップ」を披露したユソンホは「ひよこ練習生」という本人の紹介のように可愛く描かれた。現在までに公開されたところによると、明確に「シーズン2」出演者たちの完成度は落ちるが、審査員たちの「ウチュチュ」はより受けるという、皮肉な状況である。

 

髪の毛まで揃った「PickMe」群舞VS隊列が乱れた「僕だよ僕」群舞

 

第2回で「シーズン2」練習生たちは「僕だよ僕」のトレーニングを受けた。 3日間の練習期間が終わって映像オーディションに臨む彼らの態度は、「シーズン1」練習生と明確に比較されることだった。 「シーズン1」の練習生たちがちょっとためらったり中途半端でも最後まで歌と振り付けをやり通したのとは異なり、シーズン2では映像撮影の途中で完全に放棄してぼんやり立っている練習生が多かった。映像を見る前に、練習生たちに直接歌を教えたソクフンが「映像を見てちょっと腹が立った」という言葉を残したが、審査員たちは彼の言葉のように固い表情を隠せなかった。それほど「シーズン1」と「シーズン2」の練習生たちが持つ実力と態度は違ったが、これはステージで如実にあらわれた。 「シーズン1」の「Pick Me」のステージで練習生たちが「髪が舞う角度」まで同じ姿を見せてくれたのに対し、「シーズン2」の「僕だよ僕」のステージに立った練習生は、隊列がずれたり手足が揃っていなかった。特に、3月にゴチョクスカイドームで開かれた「2017タイヤバンKBOリーグ」祝賀公演では、高いスタンドから撮影された映像を通じてこのようなミスが赤裸々に表れた。これから残りの時間の間にどれだけ発展した姿を見せることができるかは知ることができない。明らかなのは、「シーズン1」と「シーズン2」は、現時点で同じ競争に見えないという点である。


記事 ソジヨン
校正 キムヨンジン