サンダーエイジ

韓国のアイドルとか音楽についての自分が後で読み返ししたい記事のふんわり訳と覚書。

【ize訳】WANNA ONE│②WANNA ONE 11人のPosition、Previous、Potential

【ize訳】WANNA ONE│②WANNA ONE 11人のposition、previous、potencial

 

2017.08.01
http://m.ize.co.kr/view.html?no=2017080100167265041

 

 

8月7日、ついにWANNA ONEがデビューと同時にショーケースコンサートを開催する。 Mnet「プロデュース101シーズン2」から選ばれた11人の練習生たちは、国民プロデューサーたちの「1 Pick」から集まっただけに魅力もまちまちだ。 彼らがどのような魅力を持っていてどのような潜在能力を持っているか、ポジション(Position、チーム内での役割及び主要なイメージ)ヒストリー(Previous、デビュー前までの過程)潜在能力(Potential、これから見せてくれそうな能力に対する予測)として整理した。

 

WANNA ONEのセンター、カンダニエル

 

Position
最終センター、60cmの肩幅、大型犬

 

Previous
「プロデュース101シーズン2」開始と同時に健康的なピンク頭の練習生として有名になった。 大きな身長と手足に厚くついた筋肉、広い肩のおかげで他の練習生たちと同じ動作を消化しても一足先に目に入ってくる。 彼の魅力が最も目立った舞台は断然"ヨロジョ(開いて)" だ。自分の長所であるがっちりした下半身を浮き彫りにさせるアドリブとセクシーな目つきで莫大な量の「ウムチャル(gif画像)」を誕生させ、「プロデュース101シーズン1」で「エンディングの妖精」として記憶に刻まれたチョンチェヨンに匹敵する注目を受けた。 終盤にパクジフンとトップを争う最終ステージで1位に選ばれ、WANNA ONEのセンターの位置を固めた。

 

Potential
現在、大多数の芸能番組の関係者たちの間でキャスティングしたい順位ナンバー1だ。ステージから降りた時はセクシーなイメージは跡形もなくまろやかな子犬のような印象を漂わせ、温和で話術もうまい。 B-boyingを習いつつ基礎からしっかりと積み上げたダンスの実力もバラエティでは注目を集めやすい。 しかし、カンダニエルの真価はセクシャルで繊細な目つきとチュムソン(ダンスの時のボディライン)を見せられる曲で明らかになるはずだ。 数多くの「ウムチャル」を量産する可能性がすでに見えている。


僕の心の中に保存、パクジフン

 

Position
ウィンク妖精、最多1位の記録保有者、ビジュアルセンター

 

Previous
"僕だよ僕"のステージで一瞬のウィンクによって独自の存在感を誇示した。 「僕の心の中に保存」というかわいらしいジェスチャーを流行させ、可愛くて愛おしいアイドルの定石に近い姿を披露し、4回の1位を占めて練習生同士がつけたビジュアルセンターの順位でも堂々と1位に選ばれ、「プロデュース101シーズン2」での最多1位記録保持者となった。 しかし、パクジフンは反転ポイントが多い練習生だ。 例えば、意図的に可愛らしい仕草をしながらもすごく恥ずかしがりやな性格だったり、本人自らも認めた特異な私服の好みなど…。

 

Potential
ウィンク、「僕の心の中に保存」のように、自分のキャラクターをつかむのがとてもうまい。 わざわざ両方の運動靴のひもを別々の結び方で結んで出るように、賢くて緻密でもある。 それでもカンダニエル、ぺジニョンのように相反する雰囲気を持ったメンバーたちの中で誰とペアを組んでも調和する。 子役俳優経験のあるメンバーとももっともらしくわざとらしい表情演技でどんなコンセプトでも違和感なく演じられるというのも大きな長所だ。必要な瞬間には自分を主張し、グループメンバーとして調和が必要な時は容易に混ざる事ができるというのはアイドルグループのメンバーに必ず必要な資質だ。 パクジフンがWANNA ONE内で最も多様な雰囲気を消化できるメンバーになり得ると見られた理由でもある。

 

才能豊かな元祖センター、イデフィ

 

Position
"僕だよ僕"センター、愛の子、才能の塊

 

Previous
「プロデュース101シーズン2」で最初にセンターを務めた練習生だった。 「プロデュース101シーズン1」の主題歌 "Pick Me"のダンスを"僕だよ僕"より上手に消化し、いつでも自信を持っているがゆえに「才能の塊」というニックネームを得た。 しかし、あまりにも自分を目立たせようとしてかえって順位が落ちる痛みを味わった。 "BOY IN LUV" ステージ後に急激に萎縮した姿を見せたが、あきらめず徐々に愛嬌が多い姿をアピールし、ファンたちから「愛の子」と呼ばれた。

 

Potential
普通アイドルグループの末っ子はヒョンたちの雰囲気から多くの影響を受けがちだ。 しかし、イデフィは「才能の塊」というニックネームひとつ取っても自分の存在をはっきり示している。 tvNSNLコリア10」でも自分だけの確実なキャラクターを示すことが期待されるメンバーだ。 また、特に軽くて柔らかいチュムソン(ダンスの時のボディライン)を持っているため、男性的な魅力を持ったメンバーの間で一際目を引く。 初のレベル評価の時から自分の自作曲を披露したほど音楽的にも欲がある。 作曲・編曲とプロデュースをするアイドルが注目される時期に適切な能力と欲を兼ね備えたわけである。

 

個人練習生の勝利、キムジェファン

 

Position
高音職人、スンオルボングム、聖堂のお兄さん

 

Previous
11人のメンバーのうち、唯一の個人練習生出身だ。 「プロデュース101シーズン1」と「プロデュース101シーズン2」を通じて初めてのことだ。SBS「神の声」に出演して優勝した履歴があるが、会社で地道にトレーニングを受け、アイドルデビューを準備してきた練習生たちに比べてダンスとステージマナーは下手だった。 しかし、練習生たちが挙げるメインボーカル候補として何度も指摘され、歌の実力だけは誰にも負けないという点を国民プロデューサーにアピールし、鋭いながらも涼やかに刺さる高音や特色ある声で好評を博した。 その結果最終4位という、本人すら信じられなかったような順位でWANNA ONEに合流した。

 

Potential
ファンたちがつけてくれた「スンオルボングム(순얼방음=순진한純真な 얼굴에顔に 방탕한放蕩の 음색音色)」という異名は"Sorry Sorry"ステージの時に作られた。 聖堂に一生懸命通いながらボランティア活動をした履歴、柔和な印象と対比される鋭くとがったボーカルが印象的だったためだ。基本的に音域帯が広くて負担にならない程度のスキルを発揮する繊細な感覚も備えている。 強いビートにも埋もれないしっかりした声とジャンルにこだわらないということもキムジェファンの強みだ。 しかし、歌の実力とは別に、投げ出すような自然なタッチといたずら好きな性格がいざ「イプドクポイント(オタク入門ポイント)」になりうるので...着実に注視することを勧める。


「俳優賞」の反転、オンソンウ

 

Position
俳優賞、バラエティ先生、演技の有望株

 

Previous
最も模範的なルートを踏みながらここまで来た練習生だ。 最初のレベル評価からAを受け、その後も不足した部分は埋めていき、常に高レベルを維持した。 国民プロデューサーたちをはじめトレーナーたちも、さらに本人さえも「俳優賞」と認め、整った外見も高い順位に一役買った。 爽やかな印象とは違い、とぼけて気の利いた言葉と行動で「プロデュース101シーズン2」の陽気なムードメーカー兼マスコットとして残った。 舞台の上で大きく欲張らなくても、プログラム全体を通じて本人分の放送分量を最も忠実に得た数少ない練習生だ。

 

Potential
緻密に計画を立てているような意図が見えても、あまり抵抗感が感じられない好感度の高いキャラクターだ。 これまでにあまりにも見せてくれたものが多いので、テレビ番組でもスラップスティックコメディーからコントまで披露し、使えそうなカットを最も多く生み出すメンバーになるものとみられる。 "Hands On Me" "Never"などのステージでは短いパートでも吸引力のある演出をし、彼がどうして俳優ではなくアイドルを志望したのか自ら証明してみせた。 俳優の所属会社であるFantagio出身なので演技にも才能を見せている。 多様な分野に長けているだけに、WANNA ONEのメンバーの中でも特に万能エンターテイナーとしての可能性が伺える。

 

真の逆転の妙味、パクウジン

 

Position
72位の奇跡、セクベオーレ、力あふれる雀

 

Previous
WANNA ONEメンバー中最も低い順位(72位)から始まったが、奇跡に近い上昇傾向を見せてくれた。 なんと75位まで下落した後3週間後に38位まで一気に上がり、そして6位まで凄い勢いで常勝疾走した。 3回目に放送された"10点満点中10点"のステージで「sexy baby oh my lady」というラップのパートを立派にこなして「セクベオーレ」と呼ばれ始めた。 スズメに似たかわいい顔をしているが、ステージでは自分が担当したパートを全てキリング・パート化させたため、相当数のファンを確保した。 また、練習生たちを軽々と担ぎあげて投げる姿が放送で何度も流れ、健康的で元気な少年のイメージを得た。

 

Potential
ラップとダンスに優れた素質を見せている。 "Hands On Me"のダンスブレイクで発揮されたタフな雰囲気まで加えれば、これから上がることになる数多くのステージでもチームのエネルギーを引き上げる役割を果たすことができるだろう。 バラエティ的な側面よりは優れたステージの実力を土台にあらゆるニックネームが生じた練習生であるため、このような長所を念頭に置いて自分のキャラクターを捕まえれば良い。 時によって上手に変化を与える柔軟な振り付け消化力で、メンバーと発生するケミストリーもとても良い方だ。実力派アイドルと位置づけられる日も近い。

 

 

成長するヒヨコ練習生、ライグァンリン

 

Position
ひよこ練習生、外国語担当、持続可能な成長

 

Previous
CUBEエンターテインメントで練習生生活を始めたばかりという履歴のために、「ヒヨコの練習生」として有名になった。 初のレベル評価で誰も想像できなかった基本技動作を披露して笑いと当惑を起こさせさせたが、涼やかなイメージとハンサムな顔で続々と知名度を上げていった。 やや不足していた実力も、各ミッションを経て目に見えて成長した。 しかし、2位まで上昇したが、すぐ次の順位発表式で20位のカットラインに辛うじて入り、まったく予測できない「プロデュース101シーズン2」の気紛れな雰囲気を象徴するケースとして残った。

 

Potential
「ヒヨコの研究生」は他の誰よりも急速に実力的に成長した。 "Fear"ではシンプルに韓国語、英語歌詞の組み合わせで素直な自分の心境を表現し、"Never"では完璧に近い韓国語の発音でラップを消化して拍手を受けた。 トレーナーたちが驚くほどに画期的な発展速度だった。 一般的にアイドルグループは成長する姿をファンにしっかりと見せてくれなければならないため、持続可能な魅力ポイントになりうるという点で重要だ。 また、ハンサムな顔に3カ国語まで可能だという点がスマートなイメージのアイドルが好きな人に適切にアピールするだろう。

 

 

外柔内剛長兄、ユンジソン

 

Position
細心の長兄、ヌンムル(涙)マンオ マル(言葉)マンオ、7年目の練習生

 

Previous
「最初はうっとおしいと思った」練習生たちが笑ってユンジソンについて述べた言葉だ。 しかし、細心に声をかけ、自分たちの事を考える姿に次第に頼るようになったとの事だ。 企画会社の名前であるMMOが「マルマンオ」の略語ではないかという冗談を誕生させたのも事実上ユンジソンだ。 彼は「プロデュース101シーズン2」で涙(ヌンムル)と言葉(マル)が最も多い練習生だった。 他の練習生たちに比べて年長であり、長年の練習期間から来たストレスなど視聴者の立場的に現実的に応援したい要素が多かったのが彼の勝利の要因だ。

 

Potential
多才で溌剌とした舞台を面白く消化する方だが、長く歌を練習をしてきたお陰でボーカルも非常に安定的だ。 何より7年間練習生生活をしながら鍛えられた状況対処能力が目立つ。 悪質な書き込みに傷ついたにも関わらず、「想像以上に悪口を言われる」と言って笑い飛ばした態度こそ、大衆の面前に常に露出される芸能人にとって最も有用な姿勢だ。 芸能プログラムで誰と対戦しても平然と言い返し、絶対に退かない根性も見える。

 

 

経験者の威厳、ファンミンヒョン

 

Position
最高の経歴者、ファンガルリャン、未成年者マグネット

 

Previous
NU'ESTのメンバーだったファンミンヒョンは「プロデュース101シーズン2」でイライラするような状況を最も多く経験した練習生だ。 初の順位発表式の時からデビューのカットラインである11位と12位の間をハラハラするように行き来し、最終順位発表式でも11位候補と目され、脱落の危機を経験した。 しかし彼は、このプログラムで最も独特なキャラクターを得た練習生のひとりだ。 練習生たちの長所を客観的に見抜いて説明したためにファンミンヒョンと諸葛亮(ジェガルリャン)孔明を合わせた「ファンガルリャン」というニックネームが出来、彼が選んだ"Sorry Sorry" 2組のメンバーが大挙してWANNA ONEメンバーに合流したため、その選球眼が認められた。 「アイドル6年目」最高の経歴者の経験値が光を放った瞬間だ。

 

Potential
長年のNU'EST活動でダンスと歌の実力、クリーンなステージマナーを兼ね備えた。 ここで神秘的な外見が相性のようにふさわしい"Never" のような曲が与えられた場合、この上ないステージを期待できそうだ。 しかし、長い間大変だった時期を経験したという点こそがいちばん大きな武器となる。 「未成年者マグネット」と呼ばれるほど年若いメンバーたちに愛される理由も、多くの経験から湧き出る頼もしい雰囲気のおかげだ。 練習生の身分を離れたばかりのWANNA ONEメンバーたちの間でも落ち着いた分析スキルを発揮し、実質的な助言者の役割を果たすことができるだろう。人間的な魅力をアピールしなければならないリアリティ番組に投入されれば、多くのファンを集めることができるポイントになるだろう。

 


イオン飲料モデルの爽やかさ、ぺジニョン

 

Position
(苦)deep&dark、イオン飲料のモデル、豆粒

 

Previous
文字通り「豆粒」のような頭の大きさとやせた体、ハンサムな顔まで完璧に調和を成した練習生だった。 しかし、「なぜしきりに地面だけを見るのか」「もうちょっと自信を持つべき」という指摘を受けて萎縮した姿で遺憾を買った。 ファンたちに積極的にアピールして票を集めなければならないアイドルサバイバル・プログラムでは致命的な短所になりうる部分だった。 幸い、回数を重ねるにつれだんだん明るくなった彼は"Hands On Me"のステージで堂々とセンターに選ばれた。 事あるごとに自信がなく、暗いからという理由でできた「ディープ&ダーク」というニックネームが無効になった瞬間だった。

 

Potential
ぺジニョンが憂鬱な表情だけで存在感を誇示したという点は、逆説的に言えば彼がどこでも目を引く魅力を持っているという事実を立証している。 練習生たちが「どうやったらこんな風に生まれるのか」と言うほどきれいな顔立ちをしており、ティーザームービーが公開された後はイオン飲料のCFモデルではないかという誤解を買うほど少女漫画のようなイメージで注目された。 練習生期間が短く、まだボーカルスキルは足りない。 しかし、きれいな声と素直に上げる高音でステージでは自分だけの雰囲気を作り出す。 ライグァンリンのようにまだ成長する部分が多く、期待することが多いメンバーだ。

 


ぎりぎり二番目のデビュー、ハソンウン

 

Position
最終11位、おばさん、メガネ美男

 

Previous
最終11位として合流したメンバーで、誰より自分の実力を披露できるチャンスを積極的に招き入れていた練習生だった。 ダンスレッスンで唯一ひとりで踊ってみたり、団体ミッションでもやりたいパートごとに積極的に手を挙げた。 順位が上がったり下がったりする状況でも、自信を失わないために自ら努力する姿が最終合格を招いたと見ることができる。 また放送当時に眼鏡を時々使っており、その姿がとてもよく似合っていたのでファンの間では眼鏡をかけた場面だけを集めたイメージファイルが回った。 自信と個性のあるアイテムで支持を得た事例だ。

 

Potential
2014年にHOTSHOTとしてデビューした経歴に支えられ、歌と踊りの実力でWANNA ONEのステージを積極的に推進していくメンバーのひとりとして期待したい。 何事にも気兼ねせず陽気な性格のために「おばさん」と呼ばれており、最近のWANNA ONEメンバー同士で進行するライブ放送ではオンソンウ、ユンジソンなどとともにムードメーカーの役割をしていることもある。デビューしたばかりのグループがエネルギーを失わないためには、チームの雰囲気を主導しメンバーたちの雰囲気を明るく保つことができるメンバーが必ず必要である。どこでも活気に満ちたハソンウンが視聴者の目を引く理由だ。

 

 

文 パクヒア
校正 キムヨンジン