サンダーエイジ

韓国のアイドルとか音楽についての自分が後で読み返ししたい記事のふんわり訳と覚書。

【ize訳】YGの選択2016

YGの選択2016

http://m.ize.co.kr/view.html?no=2016070320467254427&pDepth1=i2401

2016.07.06


  YGエンターテインメント(以下、YG)にとって2016年の残りの6ヵ月はとても重要だ。 この10年間YGを率いてきたBIGBANGはメンバーTOPを皮切りに軍入隊をしなければならない状況で、2NE1に続いて7年ぶりに製作するグループBLACKPINKのデビューが予定されている。 WINNERのソンミンホとiKONのBOBBYはユニットとして一緒に活動する予定だ。 いずれにしてもYGとしては、一定部分冒険を甘受するしかないことだろう。 しかし、YGにとっては今後さらに重要なことが残っている。 YGはまだBIGBANG・WINNER・iKONの次のアルバムに対する計画を明らかにしていない。

 

 YGは昨年、ビッグバンを皮切りに3グループについて一度に2曲づつ数ヵ月にわたって活動するプロモーションを試みた。 BIGBANGは一ヶ月に'LOSER'、'BANGBANGBANG'のような曲たちを2曲づつ発表して4ヶ月にわたって活動し、続いて正規アルバムを出す予定だった。 iKONは、デビュー曲'my type'を皮切りに、'RHYTHM TA、'APOLOGY'、'こっちへ来い'、'DUMB AND DUMBER'などで相次いで活動した。 ウィナーの[EXIT:E]は[EXIT]シリーズの始まりであり、やはり'BABY BABY'と'SENTIMENTAL'で同時に活動した。 BIGBANGは3年ぶりのカムバックであり、WINNERとiKONはBIGBANGの後をつぐべきグループとして力量を見せなければならない必要があった。 しかしこの3グループは、メンバーの自作曲やプロデューシングを動力として活動する。ステージでパフォーマンスする歌手でありプロデューサーとしての作業を同時にする彼らが、ダブルタイトルの水準の曲を多数準備しておくことは当然難しい。 さらに、WINNERとiKONはデビューとともに海外活動を並行しており、メンバーらの他に3グループのアルバムに参加するミュージシャンたちも、グループが増えるほど作業量も多くなる。 昨年9月に発表予定だったBIGBANGの正規アルバムは公式的にはメンバーたちの休息を理由に延期され…未だに出ていない。 WINNERの[EXIT:X]も、昨年デビューしたiKONの後続アルバム計画も未定だ。

 

 YGの時価総額は6,000億ウォン台(2016年7月1日の終値基準)だ。 人気グループが数ヵ月ずつ集中的に活動することが必要なだけの規模、それを支援する資本もある。 しかし、会社がいくら大きくなっても、アーティストが曲を書いてアルバムをプロデュースする時間が減ることはない。 WINNERやiKONが他のミュージシャンの曲やプロデューシングを受ける方法もあるだろう。 しかし、自作曲と独自のプロデュースは両グループがデビュー前に出演していたリアリティ・ショーから強調してきたアイデンティティだ。 BIGBANGは言うまでもない。 残る方法は、このアーティストたちがYGの計画に基づいて結果を着実に出すか、YGのプロモーション方法が変わるかだろう。

 

YGの最近の計画は、まるでこの決定を猶予するためのように見える。 BIGBANGは正規アルバムを出す代わりに活動10周年を記念する大型コンサートを開く。 WINNERとiKONは両グループ全てが動く代わりにユニット活動を選択した。 iKONの'#WYDはティーザー・イメージまで出すなど事前プロモーションをしたが、アルバムを出したり舞台活動をしなかった。 当然、アルバム活動ほどファンの期待を満たすことは難しい。 しかし、何もしないこともできない。 所属のボーイズグループのアルバムが公表した計画通り出なかったり、計画が公開されない状況で、YGはそれらをある程度代替できる他の案を出している。 BLACKPINKはその中で一番重要な対案になるのだろう。 彼女らはYGが久しぶりに発表するガールズグループでもあるが、YGはこのグループが成功してこそ、ボーイズグループたちの次のアルバムが出るまでのブランド価値を維持することができる。

 

 YGが成長するには、計算以上の結果を出すアーティストでありスターの力量が絶対的だった。 1TYMでデビューしたTEDDYが、BIGBANGにG-DRAGONがいなかったなら、YGの現在は今とまた違っていたはずだ。 しかし会社が大きくなるほど大きくなった今、YGはその規模に似合うような計画を立てた。 そして昨年から今年初めまでBIGBANG、WINNER、iKONにそれを貫徹させた。 結果的にBIGBANGは昨年音楽産業の話題となり、iKONもデビューするグループとしては目立った成績を収めた。 しかし、これらの計画は未完に終わった状態だ。 他のグループに比べてアルバムとアルバムの間の空白期は長くなり、これはWINNERとiKONのような新人グループにとって良いことではない。 それゆえにYGのボーイズグループらが再びアルバムを出す時、YGの選択はBIGBANGのデビュー以降、再び今後の10年間を決定づけるかもしれない。 10年前と比較できないほど大きくなった業界の強者は、アーティストたちにダブルタイトルを次々と出す計画を説得して貫徹させるか、でなければアーティストが一曲でも最も集中できる結果を出すようにするか。 わずか1曲、または1ヶ月の違いかも知れないが、選択の結果はこの大きな会社の未来を決定するかもしれない。

 

 

カン・ミョンソク
校正 キム・ヨンジン

 

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ちらほら見かけたYGの計画のずれ込みについての記事の中で、一番冷静かつ建設的な分析だなと思ったものです。計画通りに作品が出ないことについて揶揄するだけなら誰でもできるのですが、グループのあり方や会社の方針をきちんと考慮してかかれた記事は少ないように感じました。自作セルフプロデュースがアイデンテティのグループにおいてアルバムが出ない理由は、ほぼこの文章に触れられている点につきると思います。会社及び本人達もアルバムとして納得して出せるレベルの曲がまだ揃っていないのではないでしょうか。

元々YGはほぼ会社内制作であり、作曲や作詞のヘルプで入るミュージシャンもほぼ社員ですよね。(振り付けなどは外部からゲストを呼んでいますが)しかも何組かは社内別レーベルとして独立してしまった状態ですし…とはいえやはり新人としてはやはり活動の間が空きすぎるのはよくないですよね。BIGBANGの時はDAISHI DANCEとコラボしたりしていたので、そういう風にテコ入れするのもアリなのではと思いますが、さてどうするのか。SOLのソロアルバムは4年出なくてTEDDYを投入してようやく出たそうですし、BBの新人時代よりボーイズグループの数が半端なく増えた上にセルフP出来る子達も増えてる今日この頃、せっかく実力も人気もある2組なので早めの処置をお願いしたいものです。EXITシリーズに関しては次のアルバムタイトルが「EXIT:Xi」(えぐじっと:ざい)になる覚悟はしておくので、とりあえず秋口には頼む!チャンヒョクの誕生日がある9月は多分AKMUの思春期下が出るので(希望)10月くらいでなんとか…という気持ちです。

 

BLACKPINKについては現時点でまだ音楽番組にはひとつしか出ていませんが、音源の売れ方を見るとほぼ成功と言ってもいいのではないでしょうか。ヤンヒョンソクが記者会見で2NE1の代替というような言い方をしたせいでファンからの反発があったようですが(そりゃそうだ。言い方下手くそか)、会社としては個々でなく会社全体の売り上げなどを見なくちゃならないのでまあそういう表現にはなるでしょう。(所属アーティストにとってもお互い同じ船に乗っているようなものですから。ペンの魂の問題は置いておくとして…) YGの特徴として、男子も女子も他のアイドルグループに比べて音源の売り上げが良い事があると思います。音盤はそこそこですが、音盤を買うのはガチオタだけなのでペンドム規模の目安でしかないでしょう。音源が売れるということはペンドムの一員でない一般層にも純粋に曲が売れているという証明だと思います。もちろんドルオタのような固定客を引き込むことは重要ですが、YGに関しては日本および他の国でもペンドムやドルオタ界隈だけを見ていては把握できない一般層での浸透力を感じます。全然アイドルには興味ないけどBIGBANGは聴くしライブも行くよ的な。そうなると外部からお金のちゃんと支払われる仕事が入りやすいのは確かだと思います。そこが強力かつ強大なペンドムをがっちり作り上げるのに長け、ペンドムから一般層に知名度を拡大していく傾向のあるSMとは少し違うところであり、YGが目指してるところなのかな…?ペンドムだけに頼ってないんだなというのはいい意味でも悪い意味でも感じます。