サンダーエイジ

韓国のアイドルとか音楽についての自分が後で読み返ししたい記事のふんわり訳と覚書。

【cine21訳】パク·ジフンからオン·ソンウまで「演技ドル」7人分析

【cine21訳】パク·ジフンからオン·ソンウまで「演技ドル」7人分析

http://m.cine21.com/news/view/?mag_id=98003

2021-06-22 著:イム・スヨン

イム・シワン、ペ・スジ、ド・ギョンスの次は誰?

アイドルグループを1世代から4世代まで区分するように、「演技ドル」もいつの間にか系譜が整理できるほどの活躍を見せるニューフェイスたちが登場している。 そして、彼らはすでに成功裏に定着したイム・シワン(ZE:A)、ペ・スジ(元missA)、ド・ギョンス(EXO)などの後に続き、青年期特有の魅力で韓国映画とドラマの多様性を担う頼もしい有望株となった。 特に韓国ドラマ『恋愛革命』のパク・ジフン、『驚異的な噂』のキム・セジョン、『悪魔判事』のジニョン、『初恋は初めてだから』のチョン・チェヨン、『偶然発見した一日』のロウン、『梨泰院クラス』のクォン・ナラ、『人生は美しい』のオン・ソンウを選ぶのは、彼らが「アイドル出身」という条件を消しても新人俳優として明らかな強みを持っているからだ。 一緒に作業した関係者に次世代「演技ドル」7人の競争力を訊いた。

 

パク・ジフン(元WANNA ONE)
WHO?:ウィンク一つでファンダムができた「プロデュース101シーズン2」の「ウィンク男(ウィングィンイ)」。 しばらくの間、俳優たちが映画の広報活動中に経験しなければならないハードルだった「僕の心の中に保存〜♡」の創始者


歌手活動を知らないなら:カカオTV創立作『恋愛革命』で「王子」ジャリムを熱烈に好きだった「姫」ジュヨン。 『遠くから見ると青い春』の外見は明るいが、内面ではあらゆる感情が揺れ動く青春ヨジュン。


『恋愛革命』イ・ヨンソクカカオエンターテインメントカカオTVドラマCPが語るパク·ジフン

「パク・ジフンが中心を取ってくれて『恋愛革命』というドラマが進行された。 30回が決して短い内容ではない。 最初から最後までほとんど出ない回はなかった。 一緒に出演した俳優たちはほとんど新人だったが、彼らとのケミストリーを作り出し、雰囲気を盛り上げてくれた。とてもいい経験だった。 新人俳優だが子役をした経験があり、カメラの位置を考えたり、技術的にも用意された子だった。コン・ジュヨンは演技するのがとても難しい役だと思う。 ややもすれば恥ずかしくなる可能性もある。 とても純粋で愛嬌もあって魅力的でなければならないキャラクターだが、このような人物を度を越さないように自然に表現する力と吸引力に恵まれている。 土壇場で音楽活動のカムバック準備と日程が重なってとてもぎりぎりだったと聞いているが、それでもその多くの分量を安定的に消化していた。 「演技ドル」と言わず、演技だけを見た時も これからうまくやれる子だ。 今もたくさんの人が訪れているので、これからもずっと愛される俳優だ」

 

キム・セジョン(gugudan)

WHO?:明日デビューしてもよさそうだった「最初から完成形」。韓国ドラマ『プロデュース101』で授業についていけないキム・ソヘを助けてくれることでさらに話題になったその少女。

 

歌手活動を知らないなら:『学校2017』の主人公、「オッパァンそんなの私くやちいよ〜!」 『驚異的な噂』の無表情カウンターもひとつ。

 

『驚異的なうわさ』ユ・ソンドンPDが語るキム・セジョン

「キム・セジョンには不思議なことに8、90年代の香港のスーパースター、例えばイム・チョンハ、チャン・マンオク、ユ・ドクファのリズ時代(黄金期)のような魅力がある。 彼らのように演技はもちろん、ダンスと歌、甚だしくはアクションまでよく消化する地点まで似ている。 今や「アイドル出身」という修飾語は一般に新しい先入観を与えるだろう。 「演技力」は基本とした「全天候型トータルアーティスト」を意味する。キム・セジョンも同様に、上述のレジェンドスターらのように長い間、老若男女から愛されるアーティストになれる人材であることを信じてやまない。 現場では演技力と情熱、性格と態度まですべての面で完璧だった。 ド・ハナの不幸だった家族史が出た場面はとても重要な感情シーンだったが、1テイクでOKが出た。 非常に集中力のある俳優だ」

 

ジニョン(GOT7)

WHO?:GOT7のジニョンだから「GOT7ジニョン」 前所属事務所代表だったパク・ジニョンと同名異人。 以前はGOT7のJr.だった。

 

歌手活動を知らないなら:花様年華–人生が花になる瞬間』のユ・ジテの子役「ジャクジェ」(小さなジェヒョン)。 チョン・ソニと共に「ジャクジェジャクジ」カップルと呼ばれたその大学生。 名フィルムラボ映画『降りしきる雪』で痛い成長をしていた少年。


『降りしきる雪』シム・ジェミョンフィルム代表が語るジニョン

「『愛するウンドンア』のチュ・ジンモの幼年期を演じた時に知った。 そして実際に会うと、その年に似合わず昔の映画を本当にたくさん見ていた。ウォン・カーウァイの映画が好きで、本もたくさん読む。 すごくクラシックな印象を受けた。 俳優に対する夢が大きい子だ。 フィジカルもいいし、俳優としてのルックスも素晴らしい上に演技も増え続けているので、スター俳優になれると思う」

 

チョン・チェヨン(DIA)

WHO?:『プロデュース101』第4回『また巡り逢えた世界』のエンディング妖精。 一度だけ見た人がいないというエンディングGIF。

 

歌手活動を知らないなら:『ひとり酒男女』の「勉強しにノリャンジン(鷺梁津)まで来たんだから、勉強でもすれば?」。 NETFLIX『初恋は初めてなので』2人の男性の間で恋愛感情に目覚める過程をリアルに見せてくれた主人公。

 

『初恋は初めてなので』オ・ジンソクPDが語るチョン・チェヨン

「大変なアイドル活動を経験したからこそ持っている長所がある。 現場がどれほど厳しい状況に置かれているかをよく知り、物理的に大変なことがあっても徹底的にそぶりを見せないプロだ。 自己統制力も強い。 難しいかもしれなくても、ビビらない。 歌手出身の俳優たちは、意識をしても意識をしなくても、歌一曲の中から感情をすべて引き出さなければならない職業なので、短時間で感情を押し上げるトレーニングになっている。 ゆえにチョン・チェヨンという俳優も、専門的な演技訓練を長く受けなかったにもかかわらず、感情に対するディレクションを早く消化した。 特に『初恋は初めてなので』シーズン1の後半にある漢江の橋の上での母親との感情シーンはかなり難しかったが、長い時間の末にやっとやり遂げた時が記憶に残る。 そして妙に東洋的な雰囲気のある俳優なので、もうすぐ放送される時代劇ドラマでも期待される」

 

ロウン(SF9)

WHO?:SF9の背が高くてハンサムなセンター。青いニット映像のあの子。


歌手活動を知らないなら:『偶然発見した一日(ハル)』でキム・ヘユンの隣にいた大型犬のハル。 韓国ドラマ『狐の刻印』でチェ・スビンに片思いしていた男友達。


『偶然発見した一日』キム・サンヒョプPDが語るロウン

「初めてオーディションを受けた時、目がすごく魅力的で良かった。 少年のような純粋な感じでありながら、男らしい荒々しい外観も持っているというか?しかし、その中には内気な点も多かった。 この子が持っている立体的な両面性がハルのキャラクターとよく似合って、作品をとても神秘的にした記憶がある。 ドラマの後半部に、その世界を去るためにハルが犠牲になるシーンがある。自分の実存について悩みながら、嗚咽する感情を消化した時を思い出す。 俳優として大きく成熟したきっかけではなかっただろうか。個人的にロウンは私的な席ではとてもいたずらっ子のようで、自分が羽目を外すことで他人も楽にしてくれる魅力があると思う。 この人が今後担当するドラマでそのような個性がにじみ出る役割をすれば、自分らしい魅力を見せ、さらに成長できるのではないかと期待する」

 

クォン・ナラ(元HELLO VENUS)

WHO?:HELLO VENUS時代「黄金比率」担当で、通信会社をはじめ広告を総なめした有望株

 

歌手活動を知らないなら:『梨泰院クラス』パク・セロイの初恋、『暗行御史:朝鮮秘密捜査団』で妓女を装った朝鮮時代最高のスパイ。


『少女の世界』アン・ジョンミン監督が語るクォン・ナラ

「同性間に好きという感情が生じる可能性があるという『少女の世界』を提案した時、何の反感もなかった。「むしろ十分にあり得る」と開かれていた。 HELLO VENUSの活動がほぼ終わりに近づく頃に一緒に作業したが、地方でのイベントを終えてから来るなど大変だったのに、ナラはいつも明るかった。 暗くて疲れた姿をわざと見せなかったかも知れないが、生まれつきのエネルギーが良さそうに見えた。 夜明けまでシナリオを見て、文章と台詞を理解するために受験生のように蛍光ペンで下線を引いて、カカオトークで写真を送って質問し、時間がない時にも暇を作ってシナリオ分析を熱心にした。 クォン・ナラさんを初めて会った時から、この人はこれからとても多様な役割をする顔を持っていると思った。 なにしろ目鼻立ちもさっぱりしているし…。 それで、武術をしっかり学んでマーベル映画やファン・ビンビンが見せるようなアクションをしてみたらと言ったこともある。 しかし、まだ韓国にはこのような役割があまりない。 クォン・ナラには韓国という国が狭すぎる(笑)」

 

オン・ソンウ(元WANNA ONE)

WHO?:『プロデュース101シーズン2』に登場するやいなや、インターネットユーザーから「俳優の顔」といわれた。全国に723人ほどしかいないという沃川陸氏のオン姓の持主。

 

歌手活動を知らないなら:『人生は美しい』でヨム・ジョンアの初恋の役に続き、『ジョンガネ牧場』(仮題)までキャスティングされた、忠武路(映画界)の次回作金持ち。


『人生は美しい』パク・ウンギョン (ザ・ランプ代表)が語るオン・ソンウ

「実は『プロデュース101シーズン2』を積極的に見ていなかった。ドラマ『十八の瞬間』を見て演技がとても上手だったので最初から俳優だと思い、後に『プロデュース101シーズン2』を知った。 サバイバル放送がこの俳優が世に出ることに影響を及ぼしたのは事実だが、結局演技をする子だったんだと思う。 演技も上手だが、基本的に良い態度と人格と感性を持っているので、とても大きな発展的な可能性がある。 ミュージカル映画『人生は美しい』の現場でもとても上手だった。 新人としては難しいかもしれないが、撮影初日から、元々その役割であるかのようにものすごく気を使ってくれて、テイクもあまり行わなかったと記憶している。演技はもちろん歌も上手で、ダンスも上手ですよね。基本的に歌とダンスも一種の感情を表現するものだから、すべてつながるようだ。 すべての才能を持っており、また皆が一緒に作業したがる俳優だ」

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セジョンのところの「韓国ドラマ『プロデュース101』で授業についていけないキム・ソヘを助けてくれることでさらに話題になったその少女。」というのは、プデュにそういう「ドラマ的」な側面があったことをネタっぽく書いてるんだと思います。

 

シワン・スジ・ギョンスの3人は、最初はドラマからで今はほとんど映画出演がメインになっていますね。今回取り上げられた7人のうち、オン・ソンウ以外はまだほぼドラマ出演がメインですし、グループに所属してないかほぼ稼働してないメンバーが多いですが、気づけばアイドルがアイドルのまま演技することも日本と同様にすっかり定着している韓国アイドル業界でした。