サンダーエイジ

韓国のアイドルとか音楽についての自分が後で読み返ししたい記事のふんわり訳と覚書。

【ize訳】SM VS YG│③2016 YGの宝石箱公開기

SM VS YG│③2016 YGの宝石箱公開기

2016.08.30

 

 http://m.ize.co.kr/view.html?pDepth1=i2101&no=2016082807507287177


 今年の初め、カン・ドンウォンを筆頭に有名俳優たちがYGエンターテイメント(以下YG)と契約した。一方では、HyukohやBlack SkirtのようなインディミュージシャンもYG傘下のレーベルに迎え入れられた。他にもSBS 「日曜日が良い」の「Kポップスター」でYG行きを選んだ楽童ミュージシャンをはじめ、オーディションプログラムを介してキャスティングされた複数のミュージシャンまで、過去数年間YGは様々な才能と影響力を持つ人物を迎え入れてきた。そしてBIGBANGや2NE1など既存のミュージシャンまで、YGは文字通り「宝石」のように輝く存在が多い。しかし、インターネット上でYGのアーティストラインナップを「宝石箱」になぞらえのるは単に肯定的な意味だけではない。俳優たちは比較的活発に活動があるが、YGのミュージシャンはこの宝石箱からなかなか出てこないからである。今年いよいよ新人ガールズグループBLACKPINKがデビューしたが、YGにはまだ多くの歌手たちの新作が待たれている。果たして今後、「YGの宝石箱」は、どのような「ビッグ・ピクチャー」の中で公開されるか。ボーイズグループiKONのデビューを起点に、過去1年余りの間YGが見せてくれた活動をまとめてみた。

 


BIGBANG
今年3月、ソウルフィナーレを最後に340日余りにわたるワールドツアー【MADE】を終え、テヤンが出演したSBS [日曜日が良い]「ファンタスティックデュオ」やVアプリなど、BIGBANGの姿を多く見ることができた。デビュー10周年を迎えサプライズイベントとして用意されたゲリラコンサートは計画が外部に流出されたという理由でキャンセルされたが、7月と8月にかけて10周年記念展示、映画、コンサートまで進行された。そして日本で最初にコンサートを行った後、8月20日にソウルで10周年記念コンサート[BIGBANG10 THE CONCERT:0.TO.10]を開いた。ただし【MADE】の最後になるはずの正規アルバムはまだ出ていない状態である。BIGBANGのデビュー日である8月19日にはYGの公式ホームページに「WHO'S NEXT」が登場、BIGBANGの新しい活動ではないかと期待を集めたが、発表されたのは、CLの米国進出シングル「LIFTED」だった。


WINNER
昨年デビュー後1年5ヶ月ぶりの2月1日、ミニアルバム[EXIT:E]を発売した。ヤン・ヒョンソク社長がイハイ・SOL・Zion.Tなど所属アーティストたちにWINNERの新曲をカバーさせるアルバムのプロモーション計画を直接行って話題になり、タイトル曲「SENTIMENTAL」は、2月の最後の週にMNET [Mカウントダウン] の1位に上がった。しかし、ホームページ上で「休まず走る年間のプロジェクト」である「EXIT MOVEMENT」と紹介されたのとは異なり、「EXIT MOVEMENT」の次の活動はまだ何なのか知られていない。現時点では、アルバムの発売以来、子供たちと交流するJTBC [半月友人]がグループとしての国内活動の全てだ。


iKON
MNET [WIN]と[MIX&MATCH]などサバイバルリアリティープログラムで話題になった後、昨年9月15日、デジタルシングル「趣向狙撃」を皮切りに、10月にハーフアルバム、11月に「APOLOGY」をタイトル曲にしたデジタルシングル、最後に12月にフルアルバムを出すなど息をつく間もなく活動した。その間「趣向狙撃」が音源チャートを、いわゆる「オールキル」するなど強大な話題性を証明したが、11月2日に予定されていたフルアルバムは12月14日に延期され、最終的に12月24日クリスマスイブに公開されるハプニングを経験した。また、このアルバムの後に活動なしで発表したデジタルシングル「今何してる?(#WYD)」以外はグループとして国内の活動はしていない。デビュー当時話題性が高かった状況ですぐに後続の活動を続けて出来なかったのは残念な部分である。デビューアルバム発売後1月からアジアツアー[SHOWTIME]を開始し、アイドルグループの中でも最短の期間で海外ツアーコンサートを始めた。そして29日、「COMING SOON」というフレーズでボビーのソロと推定されるティーザーイメージが公開された。

 

2NE1
2014年以来アルバムを出していない状況で、今年4月にメンバーのミンジが脱退した。 YGは当時公式の立場を介して追加メンバーの募集はなく今年の夏を目標に新曲を準備中だと明らかにしたが、CLの「LIFTED」が発表されただけだ。その他サンダラパクはJTBC [シュガーマン]に固定MCとして出演した。そしてYGは2NE1と同様のスタイルを打ち出した新人ガールグループBLACKPINKをデビューさせた。

 

イ・ハイ
正規1集アルバム以後3年ぶりに帰ってきたイハイもIKONのように3月と4月にかけて、新しいアルバムをハーフアルバムとフルアルバムに分けて公開した。ハーフアルバムのダブルタイトル曲である「ため息」は、[Mカウントダウン]とSBS [人気歌謡]で1位を占めたりもした。一方、相次いで公開されたフルアルバムの「MY STAR」では、話題性が分散され大きな成果を収められなかった。以降は国内の活動ではなく、中国、台湾をはじめマニラ、香港までアジアショーケース公演を行い、アジア圏進出に集中している。

 

楽童ミュージシャン
デビュー後、約2年ぶりに発表した新しいアルバム[思春期上(思春記上)]のタイトル曲「RE-BYE」がTWICEの「CHEER UP」と1位、2位を争って音源チャートで強い姿を見せてくれた。またVアプリの放送を開始し、MBC EVERY1 [週刊アイドル]に出演してこれまでの空白期の物足りなさを打ち明けたりと活発な活動をしており、KBS [ユ・ヒヨルのスケッチブック]で新しいコーナーである「作詞の末裔」のレギュラーになり、親しみがありながらも実力のあるシンガーソングライターという1面を加えた。

 

BLACKPINK
2010年から着実に話が出ていた「YGガールズグループ」がいよいよ6年ぶりにデビューした。 YGは去る6月、新しいガールグループBLACK PINKのデビューを予告し、「最もきれいな色に見えるピンク色に、軽く否定する意味の黒を加えた」と名前の意味を明らかにした。 8月に公開されたブラックピンクの新曲「口笛」と「BOMBAYAH」は、彼らのグループ名のように、従来YGの色を代表的に見せてくれた2NE1のようなイメージをもとにしながらも「オッパ」と叫んでより一般化された魅力をアピールするガールズグループの姿を見せてくれた。デビュー14日目に[人気歌謡]で初の1位を占めてガールズグループの中で最短期間でのTV音楽番組1位記録を更新し、25日からはNAVERとYG公式ブログを介して日常的な姿を盛り込んだ「ブルピンTV」を公開した。新人をまっとうにローンチさせるYGらしくも良い成績である。

 

文 コイェリン 

校正 キムヨンジン

 

 

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タイトルの기(キ)は「基」(化学構造の単位)か「旗」(旗印)のどちらか判断がつかなかったのでそのままにしました。

しかしライターさんはWINNERが今年、韓国で初のコンサート及び国内ツアーをやったことを忘れているようですね…(元記事にあった年表図には載っていました)