サンダーエイジ

韓国のアイドルとか音楽についての自分が後で読み返ししたい記事のふんわり訳と覚書。

【お知らせ】Real SoundでBTSについて色々書きました(2019年上半期1〜6月)

Real Soundさんで書いたBTSこと防弾少年団に関する記事まとめです。上半期でまとめるつもりでしたが、個人記事シリーズが7月にまたがったのでそちらのみこちらにまとめておきます。


映像から日記、ウェブトゥーンまで BTSが『花様年華』で展開する“二次元と三次元の融合”

LINEコミックで「花様年華」のコミックが始まったタイミングの記事だったと思います。その後の展開を見るとSticky Monsterとコラボして花様年華フィギュアを出したり、ゲームのグッズでイラスト絵のグッズを出したりと、自社アイドルの二次元化にはやはり積極的なようで。SMEイラストレーターコラボとはまた違った「拭いきれない二次元オタ臭」を感じ取ってしまうのは自分が二次元オタだからかもしれない。

(でも韓国のファンでもパンPDはOTAKUだからさ〜って言ってる人いた...)


BTSアメリカのポップカルチャーの一部に ボーイバンド=男子アイドルグループの歴史から考察

New Kids On The Blockが出した「Boy In The Band」の歌詞にBTSが登場っていう流れでの記事でした。欧米圏での「アイドル」の歴史に関する文献はちゃんとしたものが殆どなかったんじゃないかと思うんですが、ちょうどこの後イギリスでボーイバンドの歴史と男性性に関する研究本が出ていました。よくブリティッシュインベイション以来という流れでビートルズと比較される事が多かったように思いますが、ビートルズはデビュー当時は完全な「アイドル」でしたけど、今までエンタメの歴史上にはっきり足跡を残している理由は当時の「人気」だけじゃなくて、後世にも残る「楽曲」そのものを数多く残したからなんじゃないかと思います。「人気」というのはその時の瞬間的な体感の比重が大きいけれど、楽曲の方はいつまでも残りやすい、という事なのかもしれません。


BTSの“黄金マンネ”ジョングク、なぜ人気メンバーに? アイドルグループの側面リードする活躍ぶり

BTSの個人メンバーに関する記事が日本の音楽系メディアでは殆どないので、という流れで依頼があったシリーズです。とりあえずファンの間で人気の1・2位を争うであろうジョングクから始めましたが、View数が良かったようで全員やる事になりました。

記事が載ってしばらくしてから韓国のNaverに載った記事で引用されたらしく、後でも引用が伸びててびっくりしました。海外ファン(英語)の反応を見てみたら韓国ではジョングク個人の能力が低く見られてる!みたいな意見が結構あってそうか...?と思ったりもしました。個人インタビューの機会はラップラインとかよりは少ないと思いますけど、デビュー当時なんかは韓国ではジョングク一点人気ってくらい人気ありましたが(もちろん今はもっとばらけてるでしょうけど)のファンからしたらまだまだ外部からの評価が足りないって永遠に感じるのかも。でも彼らの場合デビュー時から一貫してファン向け活動な感じなので、そもそも外部から評価される機会自体が少ない感じですけどね。ソロ音源にしても商業的にリリースされる事がなくてフリーなので、そうなると韓国ではファン以外の一般層に届く機会はぐっと減ってしまいますし。


BTSの“4次元”キャラ V、味が際立つボーカルと自然体なパフォーマンスに迫る


日本では今はひょっとしたらテヒョンの方が人気があるのかもしれない。ルックス以外でも独特の魅力があるのは間違いないと思うんですけど、それを自分で言語化するのが難しかったです。個人的には以前より落ち着いたキャラクターというか、しっとりした雰囲気になってきた感じがします。アートに目覚めたから...?


BTS ジミンが表現する、“感性的”なダンスとボーカル リスナーを盛り上げるブースターとしての役割

ジミンの顔になりたいって整形したイギリス人男性がいたり、何回もアメリカで殺害予告されたりと特に海外では熱狂的なタイプのファンがついているのかなぁと思ったのですが、この辺のエピソード全部なしにしてくださいと言われました。そりゃそうか。


BTS、デビュー6周年までの背景 “グループ内のバランサー”ジンが果たした役割

デビュー当時はもっとおとなしい感じでしたが、年々おかしな動きというか強引だったり愉快な部分も出てきていて楽しそうで何よりです。海外ファンは彼の俳優キャリアを事務所が破壊していると思ってる人も多いみたいですが、どこかのインタビューで昔は俳優やりたかったけど今は他にも興味がいっぱいあるし、特にこだわってないと言ってたような。勝手に髪の毛切ったりダメと言われてたっぽいVlive中の飲酒もしてましたし、性格的に自分が本当にやりたかったらなんとしてもやりそうです(個人の感想です)


BTS SUGA、“沼”と呼ばれる所以は? ラッパーとしての実力とグループ内での役割に迫る

人気上位メンバーというわけではなくてもコアな太客がついてる人というイメージです。(他に言い方なかったのか)

2015年くらいまではもっとギラギラとんがってた感じですが、年々好々爺化している気がします。やっぱり嫌っちゅうほど売れたからかな。個人の感想です。


BTS J-HOPE、“スマイル・ホヤ”と呼ばれた理由 ダンスをベースにした音楽的才能に迫る

わたしの記事管理ミスにより初稿を読んだ人には意味がわからない部分があった事でしょう...すみませんでした。ミックステープの内容だと個人的にJ−HOPEが一番好きです。他の2人と違ってダンスをメインにやってて後から音楽を勉強したからか、こだわりがいい意味で薄くてトレンドの入れ方が上手い感じがしますし、ダンサブルで歌詞の内容もポジティブで無心で楽しく聴けます。「KPOPアイドルへのインタビュー」を読んだ感じではそこまでズレた内容になってなかったようなので少し安心しました。


BTSのリーダー RM、グループの歩みと重なる成長 知的なイメージと“破壊王”のギャップも魅力に

結構うかつみたいな事を書いたらトルツメされてしまいました。そりゃそうか第二弾。

昔から誰よりもクサい事を言うのに躊躇がなく、普通の同い年くらいの人なら照れちゃって言えないような愛の言葉やシリアスな話を真摯にできる(乙女ゲームイベント...)のがここにきて欧米圏ではものすごい強みなのではないか、という気がしています。ある程度年齢を重ねた本当に大人のオタクに人気があったり、欧米圏でセクシーとみなされてたり(brainy is new sexy)for president ジョークが出るのがわかる気がします。


記事の裏話というよりただのメンバーへの個人的イメージになった。この個人記事のシリーズの後、他の媒体(モ○ルプ○スとか)も防弾メンバーの個人記事を出していたのを見かけたので、今後増えたりするのかなとか笑

しかしこうして見ると今年は特に防弾関係記事多かったですね。自分でも編集さんに理由を尋ねたたことがあるのですが、実はあまり防弾について書ける人がいなくて...との事でした。アメリカのチャートに載るようになってから日本国内のKPOP以外の音楽媒体でもとりあげられる機会は増えましたが、やはり防弾に関しては韓国のアイドル・音楽業界やファンドムについての知識がある程度はないとどこかピントの外れた話になりがちなのと、初期から流れで追っているという人を探すのが難しいのかもしれません。実際アメリカでも突然人気が出たというわけではなく積み重ねがあると思うんですけど、チャートの順位だけ見ても理解しづらい人気の出方ですし、アイドル業界に限らずファンドムの傾向やバズり方って中にいたりリアルタイムで感じないと分かりづらい事が多いなと、他のファンドム見てても思います。

(長年ビルボードチャートを淡々と見ているチャートマニアの方の分析のほうが納得するようなものだったりして)


色々とそういう事情もあり、自分に記事がまわってくる事が多かったようです。アメリカでの防弾の見られ方みたいな記事を書いた時は特定の思想がある方々に「所詮KPOPファンの書いた記事だから信用できない」(KPOPある程度知らなきゃ逆に書けないのでは?)とか言われたり、「金をもらって書かせたんだろう」(正直お金払ってあの記事だったら特に賞賛も持ち上げてもいないので怒られそう)とか、記事中でこの件には触れないでくださいとか言われる事はあるけど実際そんなんありえんですよ...というような事を言われたりもしてたみたいなので、世の中いろんな人がいるしツイッターはありえない事を断言する人もいっぱいいるんだなと勉強になりました。