サンダーエイジ

韓国のアイドルとか音楽についての自分が後で読み返ししたい記事のふんわり訳と覚書。

【channel YES】パク・ヒア「ステージの上のアイドル」⑤今、J-HOPEの希望

パク・ヒア「ステージの上のアイドル」(最終回)今、J-HOPEの希望


次に彼が何と言ったかは秘密にする。(もちろん、本には書いてある!

(2019.08.16)


http://m.ch.yes24.com/Article/View/39577

 

チャンネルYESはK-POPのアイドル専門ジャーナリスト、パク・ヒア氏の新規コラム「パク・ヒアのステージの上のアイドル」を5回にわたって連載します。「パク・ヒアのステージの上のアイドル」は著者であるパク・ヒア氏が出会ったカラーのあるパフォーマンスを見せてくれるアイドル5人のミニインタビューと、彼らに会った感想を盛り込んだコラムです。  「パク・ヒアのステージの上のアイドル」は8月23日に発刊予定の『ステージの上のアイドル』を土台に新しく書かれたコラムです。

 

数日前、防弾少年団は、デビュー以来初めて2ヵ月間の休暇を公表した。芸能人が「私はこれから休みます」と公開的に話すのは非常に珍しいケースだ。しかし、防弾少年団BTSになって以来、彼らの世界は韓国の芸能人とも違った様相を呈するようになった。休む期間を公表し、職業人ではなく20代の青年としての人生を尊重してほしいという言葉が必要になるほどに有名になってしまったのだから。

 

ー今や防弾少年団は、世界で最も人気のあるボーイズグループになりました。でも、メンバーの皆さんは忙しすぎて、人気を実感できる暇もないんじゃないでしょうか。

 

「ただその場でやるべきことをしてきただけで、楽しみながらやってきたんです。ところが、そうした時間の間に想像もできないほどたくさんのことが起り、自分でもわからないうちに今のような感謝の気持ちを抱く状況に置かれていました。たまに自分でも信じられません」

  

いつかはきっとうまくいくと、また「ぶつかりそうだったらもっと強く踏みしめて」と希望を歌っているような彼らの歌詞には、楽観と悲観がほぼ同じように共存した。割れて壊れるという悲観と硬くなった中身は残るだろうという楽観的な視点。BTSにとっての希望は、いつも負わなければならない何かがある、そんな両面のコインのようなものだった。そして、防弾少年団のスタートからBTSの未来まで、その名前からして希望を語る人がいた。どんな場所でも"I'm your HOPE,you're my HOPE,I'm J-Hope!"と自分を紹介してきたJ−HOPEの事だ。

  

ーストリートダンスで主に消化するジャンルを学び、そのソースを活かしてK-POPアーティストになったというのがユニークな部分ですね。

 

「デビュー前は『ストリート』というジャンルが、またダンスをしてきた事自体が、アイドルグループとして活動するようになった時に広々と大きな役割をすると思っていたんです。全く役に立たないという事はないですよ。でも、K-POPの振り付けにおいてはそれが全てではありませんでした。自分が持っているスキルフルな部分をステージと融合させるには制約が多いことに気づいて、最初はそこで非常に当惑して、いわゆる『メンタル崩壊』が来ました」


ひとりだけに与えられる時間にたくさん語ってくれる人は、インタビュアーの立場からすればとてもありがたい人だ。そのような面で、J−HOPEは非常にありがたいインタビュイーだった。彼には今の成功にいたるまで地道な練習で過ごしたダンスチーム時代があり、防弾少年団になるための練習生の過程があった。そして、防弾少年団が世界で最も人気の高いボーイズグループになるまでに努力した時間もあった。私は彼に聞くことがたくさんあった。

 

ー「HOPE ON THE STREET」はチョン・ホソクの悔しさを相殺しようと計画した感じですね。

 

「正直に言ってそれが正しいです。僕も自分がやってきたことを多くのファンの方々と大衆の皆さんにお見せしたいですが、そのような機会があまりないんですね。また踊ってみたい、そんな幼い頃の気持ちをまた感じてみたかったんです。そして自分のダンスをもっとたくさんお見せしたいと思いました。それでそういうコンテンツを作り始めたみたいです」

 

その中でも最も聞きたかった話のひとつが「HOPE ON THE STREET」だった。NAVER Vアプリ防弾少年団のメンバーたちがさまざまな個人やユニットコンテンツを披露する際、J−HOPEは「HOPE ON THE STREET」という名前で、自分が好きなダンスやダンサー、これから踊りたいダンスについて語った。ひたすら「ダンス」にのみ集中した彼のコンテンツは、アイドルコンテンツとしては異例の、楽しみよりは専門性に基づいていた。持ち物が多いこの人は、ファンに少し違う方式で自分の過去と現在、未来を説明していた。

 

「ステージの上のアイドル」の中のJ−HOPEのインタビューは、防弾少年団BTSのJ−HOPEのインタビューでもあるが、実はチョン・ホソクという人に会った私の感想も混ざっている。7人の防弾少年団のメンバーたちはデビュー前から音楽を作って、演技をして、すばらしいダンスを踊るなど、各自の歴史を持っている。しかし、その中でも、毎回「防弾少年団の希望」だけを語っていたJ-HOPEの歴史は乏しく、彼を中心に、すなわちチョン・ホソクを中心に再編してみることは私にとってはとても意味のあることだった


そこで尋ねた。

 

ー最後の質問でこれを必ずお聞きしたかったんです。ダンスが持っている力とは何だと思いますか。

 

「まあ、一番シンプルだけど難しい質問ですね(笑)」

 

次に彼が何と言ったかは秘密にする。もちろん、本には書いてある!紙を1枚1枚めくりながらJ−HOPEの言葉を噛みしめれば、いつの間にか彼の回答を予想することができるだろう。「防弾少年団」を心から愛するチョン・ホソクが希望する、未来の自分はどうなっているかまで。


J−HOPE、LEO、ホシ、チョンハ、イ・チェヨン

五人のパフォーマーが描く人生はどんな姿だろうか

 

"ステージの上のアイドル"は現在世界的に最も人気のあるK-POPボーイグループからデビューしたばかりのガールズグループに至るまで、今現在のK-POPパフォーマーたちの生き方に関する宝庫である。  2019年ビルボードミュージック・アワーズでトップソーシャル・アーティスト賞に続き、トップデュオ・グループ賞を受賞したボーイズグループ防弾少年団(BTS)の代表ダンサーJ-HOPE、「コンセプトアイドル」VIXXのメンバーであり、ミュージカル俳優、ソロパフォーマーとして活動中のLEO、SEVENTEENの三つのユニットの中でパフォーマンスチームリーダーを務めているホシ、Mnet「プロデュース101シーズン1」で最終11人に選ばれてI.O.Iとしてデビューした後、成功的なソロキャリアを続けているチョンハ、「プロデュース48」でデビューし、韓国と日本で活発に活動中のガールズグループIZ*ONEのイ・チェヨンの話を描いた。