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サンダーエイジ

韓国のアイドルとか音楽についての自分が後で読み返ししたい記事のふんわり訳と覚書。

【ize訳】SMと「知っているお兄さん」が出会うとき

【ize訳】SMと「知っているお兄さん」が出会うとき
2017.04.05


http://m.ize.co.kr/view.html?no=2017040421287290130

 

JTBC「知っているお兄さん」の出演者のうちカンホドン、キムヒチョル、ソジャンフン、イスグン、キムヨンチョルはSMエンターテインメント(以下、SM)及び関連系列会社、またはMYSTICエンターテインメント(以下、MYSTIC)所属だ。 「知っているお兄さん」のチーフプロデューサーで、JTBC退社後も制作に参加しているヨウンヒョクPDもMYSTIC所属だ。 SMがMYSTICの持株28%を取得し、筆頭株主になった効果はこのように即時に出ている。MBC「ラジオスター」やはりMCのうちの半分が両社に所属している。 もちろん、長期的には両社所属のミュージシャンたちの活動がもっと期待される可能性もある。 だたひとつだけは確実な事がある。 そのミュージシャンたちも「知っているお兄さん」と「ラジオスター」のような芸能プログラムが必要だ。

 

「無限に挑戦」、KBS「ハッピーサンデー」の「1泊2日」のような人気の週末芸能プログラムは固定の出演者中心だ。ナヨンソクPDが率いるtvNの芸能番組も同じだ。 MBC「夜」の「覆面歌王」は、一度出演すると再び出演できるかは曖昧である。芸能プログラムは多いが話題になるプログラムは少なく、その中でミュージシャンが出演するほどのプログラムはより多くない。ところが「知っているお兄さん」と「ラジオスター」は、ゲスト中心のプログラムであるうえ、話題性が高い。プログラムが起こした議論とは別に、「ラジオスター」でのゲストの発言は翌日ポータルサイトのメインを飾る。去る3月25日「知っているお兄さん」に出演したガールズグループGirls Dayの映像は、ネイバーTVキャスト公開直後のリアルタイム映像視聴上位を独占した。人気ミュージシャンも、所属会社と放送局の関係に基づいて芸能番組出演が困難な場合があることが厳然たる現実だ。このような状況で、SMとMYSTICのミュージシャンは少なくとも不利益なく両方の番組出演を打診することができる。

 

赤い頬の思春期は「知っているお兄さん」や「ラジオスター」に出演していなくても音源チャート1位に上がった。しかし、彼らが歌ではなく自分自身を世間に知らせる為には人気芸能プログラムへの出演が必要だろう。DOK2をはじめとする人気ヒップホップミュージシャンたちも、Mnet「SHOW ME THE MONEY」出演の前と後では話題性が異なっている。それ位に公演やCFなど、音源販売以外の売上高は爆発的に上昇する。ある大手芸能事務所の関係者は、「現在の音楽業界で最も大きく安定した収益は海外を含めた公演市場で発生する」とし「そのためには韓国で最低でも数千人以上の観客を集めることができるほどの人気がなければならない」と述べた。最低でも数千人が見に来るような公演になるには、それだけ多くの人が公演にお金を出すくらいそのミュージシャンの事を好きにならなければならない。人気芸能プログラムは、ミュージシャンの認知度はもちろんキャラクターまで与えることができる。韓国で積んだ人気が海外公演の土台になるのはもちろんである。 SMとMYSTICの戦略的提携で、両社のミュージシャンは自分たちの音楽をより多様な方法で試すことができる。人気芸能番組制作に利益を出すこともできる。しかし根本的に、これは音楽と芸能プログラムを結合させたビジネスモデルの完成に近いものである。

 

SMとMYSTICの前にすでにFNCエンターテイメント(以下FNC)が、ユジェソク、チョンヒョンドンなどを迎え入れた。 YGエンターテイメント(以下YG)は最近、人気の芸能番組PDと契約した。 SMはMYSTICとの提携により、一気に人気芸能プログラムへの彼らの影響力を強化した。3社はすべて所属の人気グループが海外進出を介して得られた莫大な収入で俳優と芸人を迎え入れており、さらには番組制作に必要な基盤まで用意した。そして、再び所属のミュージシャンがこのプログラムを通じた広報の機会を得るだろう。今はSMのアイドルグループが「知っているお兄さん」や「ラジオスター」に出演する程度のことができる。しかし数日後には地上波や総合編成、またはケーブルチャンネルでSMやYGが製作した新しいバラエティ番組が放送されることもありうる。あえてMnetなどの音楽専門ケーブルチャンネルの力を借りなくても、という意味だ。そして偶然にも、YGは最近ネイバーから1000億ウォンを投資された。 YGのミュージシャンは、今後ネイバーをプラットフォームに同じ所属事務所のPDが制作する芸能番組に出演することもあるだろう。

 

もちろん、SMやYGの歩みがエンターテインメント業界の支配者になる為の唯一の答えではない。結局、勝負は所属ミュージシャンが海外でどのように大きな売上を上げるかによるだろう。芸能プログラムは輸出に限界がある。ドラマは海外での反応が以前とは同じではないうえ、主要な輸出国であった中国との関係が悪化した。結局、成功の鍵はどのように収益性の大きなミュージシャンを誕生させるかにある。ただしSMやYGは音楽業界をTVエンターテインメント業界と結合し、それらにとって最も有利な状況を作って行っている。そして、他の企業には選択の瞬間が残った。MYSTICはSMとの戦略的提携を通じて、より多くの影響力を持つようになった。これは、ある程度所属芸能人らのラインナップが整った会社がすることができる選択肢の一つである。しかし、もしもこれを望まないならば、またはそもそもこのような機会もない会社であれば、どうすればいいのだろうか。果たして韓国の音楽ビジネスが今後SMとCJ E&Mとネイバーを通じなくても、何かできるのだろうか?これまでもそうだったが、今後はさらに不可能かもしれない。


文 カンミョンソク
校正 キムヨンジン


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2年くらい前にYGが構成作家もできる芸人さんたちを複数迎え入れてましたが、こういう事のための準備だったのかなという記事でした。
(すでに「コンノリペ」はYG製作のバラエティだった気がしますが)
SMが大物MCを連続して迎えたのに対してYGはコンテンツを製作する作家から迎えたという違いが面白いですね。FNCはMCもできる人気芸人さん寄りかな。

 

しかしネイバーから1000億投資はすごいですね。YGは数年前にはルイヴィトングループからも投資を受けてましたが。
そういえば数年前に各韓国TV局が国内へのYoutubeでの配信をやめて全部ネイバー配信に切り替えたというニュースを見ましたし、動画配信を制するものがなにがしかを制するのかな...。