読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

サンダーエイジ

韓国のアイドルとか音楽についての自分が後で読み返ししたい記事のふんわり訳と覚書。

【ize訳】国民プロデューサーさん、僕だよ僕!

【ize訳】国民プロデューサーさん、僕だよ僕!
2017.03.15

 

http://m.ize.co.kr/view.html?no=2017031416307275722


視聴者の投票を通じてボーイズグループのメンバーを選抜するMnet「プロデュース101シーズン2」(以下シーズン2)のテーマ曲「僕だよ僕」は、ガールズグループのメンバーを選抜した前回の歌「Pick Me」とは違って聴こえる。 「僕だよ僕」も同様に、歌詞に「Pick Me」を入れて連続性を強調するが、「僕だよ僕」の話者は「Pick Me」とは違い、愛情を告白する相手に対してタメ口だ。 また、「Pick Me」が出演者たちを「私たちは夢見る少女たち」と規定していたのに対して、「僕だよ僕」はタイトルからして出演者をそれぞれの個人として規定している。 そして歌詞の中の男性は自らを「今夜の主人公」だと規定している。 女性の出演者たちは夢を借りるために「Pick Me」を叫ぶが、男性出演者は、既に主人公である自分を「Pick Me」してくれと言う。

 

「Pick Me」は話し手を少女と規定して、好きな相手に対して「抱きしめてください」と言い、相手の愛を望む。 一方「僕だよ僕」は「おかしくなった 僕にはまったんだ」「君の心を盗むのは 僕だよ僕」のように自信満々な態度で自分の感情を相手に伝えている。 人気ガールズグループとボーイズグループの歌詞とキャラクターを考えれば容易にわかるように、「Pick Me」と「僕だよ僕」にはガールズグループとボーイズグループの典型的な歌詞が含まれている。 昨シーズンと同様にMnet「M Countdown」を通じて公開された「僕だよ僕」の初舞台で、出演者たちはリフレイン部分で腕をぐんぐん伸ばして激しい動作を消化したりもした。 人気ガールズグループとボーイズグループのキャラクターがまったく違うということを考慮すれば、その違いを反映したものといえる。 このプログラムが「プロデュース101」でなければ、の話だが。


「シーズン2」のホームページに掲載されたアピール動画で、出演者たちは「国民プロデューサー様」たちに自分への1票を訴えている。 「僕だよ僕」の典型的なボーイズグループキャラクターは、このように「プロデュース101」の枠組みとぶつかる。 「僕だよ僕」がEDMスタイルの編曲を持ってきて、出演者全員で同じ踊りを踊るのは「Pick Me」と同じだ。 しかし、振り付けの前半部はビートに一つ一つ手と足がついていかなければならない反面、後半はボーイズグループがよく見せがちなダイナミックな動作が中心となっている。 振り付けの流れが次々と変わるだけに、出演者たちが消化することは容易ではない。 一番レベルの高いA級出演者たちも、動作が一致しない、ダンスのラインが異なっているように見えるなど、ボーイズグループが見せるべき長所が消えた。 昨シーズンの「プロデュース101」とボーイズグループの典型的な要素を交えながらも、むしろボーイズグループとして十分にアピールしなければならない部分は逃している。

 

「僕だよ僕」ステージのエンディングでのMnet「スーパースターK」で「ヒップホップ大統領」として話題になったチャンムンボクの登場は象徴的だ。 「Pick Me」のエンディングにはチョンソミーイムナヨンーチェユチョンが登場してそれぞれ異なった魅力を持ったルックスの出演者たちを強調した。 一方、「僕だよ僕」でかなりの長髪で唇をそっとかんだ表情を見せてくれたチャンムンボクは公開後、どのような意味であれ笑いを起こした。 ボーイズグループは外見とは別に明確なキャラクターを通じて人気を得ることもある。 キャラクターが明確なチャンムンボクもそのような意図で登場したものでもある。 しかし韓国では、男性はボーイズグループとリアリティ・ショー、さらには韓国のすべての大衆文化コンテンツで様々なキャラクターと成長ストーリーを与えられる。 ハンサムではなくても成功した男性芸能人の例は女性に比べてはるかに多い。 だとすれば視聴者が「プロデュース101」見なければならない理由は何なのか。 さらに言えば、このショーのターゲット視聴者層はH.O.T時代からボーイズグループのファンダム活動を学習した女性たちだ。

 

昨シーズン、制作陣は女性の出演者たちを休む間もなく泣かせるという虐待的な状況に追い込んだ。 しかし、それにもかかわらず出演者たちはどうであれ、状況を突破して見せて票を得た。 女性だけで構成された100人余りの出演者たちがガールズグループのデビューを夢見ながら数々のストレスに耐え、成功に至る過程は韓国の大衆文化のコンテンツでは珍しい風景だった。 それが正しいかどうかに対する問題とは別に、昨シーズンの「プロデュース101」はガールズグループの市場に多くの変化を起こした。 反面、男性たちがしたいことに向かって競争する姿はいつも見てきたのだ。 他に違いがあるとすれば、彼らを評価して票を入れる「国民プロデューサー」の多数が女性だという点だけだ。 男性が女性に票をくれと、切実にこだわるのはあまり見ない姿だ。 しかし、制作陣は「僕だよ僕」においてこのような特性を反映しない。 その代わりに従来のボーイズグループのキャラクターを踏襲し、むしろボーイズグループが見せるべき要素は逃している。

 

もちろん、制作陣にはこれよりもっと多くのカードがあるだろう。 しかし、「僕だよ僕」だけを見れば、製作陣が描くボーイズグループがどのようなものなのかを知りたくなる。 出演者たちは群舞を合わせず舞台のエンディングは感動より笑顔でピリオドを打っており、EDMスタイルの編曲と「今夜の主人公は僕だよ僕」という歌詞はデビュー前のボーイズグループとは程遠い。 製作陣はこれでもリアリティーショーだけをすればボーイズグループが人気を得ることができると思っているのだろうか。 そうなら、それはボーイズグループの消費者たちをあまりにも簡単に思っているのではないか。 今は一票を得るために何でもしなければならない時期のはずなのに。 ちなみに2008年にデビューしたSHINeeは今も群舞をナイフのように合わせている。

 


文|カンミョンソク
校正|キムヨンジン

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

タイトル直訳だと「プロデューサー様」になると思うんですが、元祖国民プロデューサーの某ドルマスターリスペクトの意味で「プロデューサーさん」にしてみました。

「プロデュース101」シーズン2に関してはまだ全員のプロフィールも明らかにされてない段階なのでなんとも言えませんが、同じルールだとしても女子バージョンとはまた違う趣になりそうですね。それこそアイマスと乙女ゲーの違いというか。

 

しかしこれだけは言えると思うのは、今や別に男性グループだからといって群舞をびっしり合わせるだけが売れる条件ではないし、もっといろいろなスタイルの人気の出方があるのではないかという事です。
カル群舞はアイドルにとって確かに大きな武器でありアピールポイントではありますが、逆にぶっちゃけ割と飽きられやすいというか目に慣れるのも早くて当然と思われやすい特徴ではあると思いますし、若さの特権とばかりに刹那的なものも感じてグループの消費スピードが早くなる気もするのでそればっかりに注目するというのも面白みに欠けるというか。それこそ目の超えたドルオタ女性にとっては、ダンスの揃い方よりももっと大事な惹かれるポイントというものがあるはずだと思います。

逆にTVの企画として大衆的人気を目指すとしても、一般層に認知度が高い若手の男性アイドルグループは最近は群舞が売りではないところも結構ある気がしますし(WINNERやiKON、Block.Bなどなど)ドルオタ以外の韓国の一般層を見ると、勿論ダンスがカッコよく揃っているビジュアルに素直にひきつけられる人たちもいれば、逆に訓練して揃ったダンスをやる事自体が個性を殺してるみたいでダサい(特に男性は)という考え方の人たちもいるでしょうし。

シーズン1のように能力別ヒエラルキーに分けて競わせるのであれば、同時に複数のグループが出来上がっていく特徴を生かして色んなスタイルや雰囲気のグループが見られたら面白いだろうなと思いますが...

 

ちなみに話題になっているチャンムンボクですが、所属してるONOエンタ(アウトサイダー主催の2TAKとかTYMEEの所属事務所ですね)のVアプリアカウントをたまに見てまして、ちょっと前にムンボクのお料理動画(トックのスープを作っていた)が上がってしかも三つ編み姿だったので「アイドルかよ!!」ってツッコんだ事があるので、根本的にアイドルの素質はかなりあるんじゃないかと思います。
(己のお料理動画を堂々とアップできるメンタルって、個人的にはある意味ダンスよりも歌よりもルックスよりも愛嬌よりもアイドルらしい要素だと思うのですが...)

しかも意外と踊れるんですよね...BLACKPINKの火遊びなどを踊っている動画もあります笑