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サンダーエイジ

韓国のアイドルとか音楽についての自分が後で読み返ししたい記事のふんわり訳と覚書。

【ize訳】SMエンターテイメントの1年

【ize訳】SMエンターテイメントの1年
2016.12.28

 

http://m.ize.co.kr/view.html?no=2016122510347221570

 

2016年SMエンターテインメント(以下、SM)は、グループEXO、SHINee、REDVELVET、NCT U、NCT 127、NCT DREAM、S.E.Sなどを活動させた。 テヨンとEXO-CBXのようなソロとユニットもあった。 そして今年の2月3日から「SMステーション」を通じて1週間に1曲ずつデジタル音源を発表している。 この中にはMBC[無限挑戦]を通じて会ったユ・ジェソクとEXOの「Dancing King」ようなイベント性の音源もあったが、少女時代のメンバーユリとソヒョンの「Secret」のように振り付けとセットを作ってミュージックビデオまで製作した場合もある。 他の曲も制作費の違いはあれ、すべてミュージックビデオを作った。 普通の会社なら所属歌手のタイトル曲でやりそうなことを、SMは元々していたかのように1週間に1回やってみせた。

 

ヒョヨンの「Mystery」は今SMが何をしているのかを示している。 アルバムを出さない曲に振付とミュージック・ビデオをつけて、何週間か放送活動まで行う。 1週間に1つずつ出るデジタル音源に対するこのような投資は、非効率的なこともある。 しかし、強いスタイリングと振り付けを盛り込んだ「Mystery」はダンスバトル番組Mnet[ヒットザステージ]でヒョヨンが見せてくれたカリスマ的なダンサーのイメージを持っていくことができるはずだ。 少女時代のメンバーのうち、個人活動が多くない方であるヒョヨンには新しいキャラクターを付与し、少女時代のコンサートでも「Mystery」を披露することができる。 目先の損得計算では損害が出る恐れがあるが、代わりに新たな領域を得ることができる。 それが成功しようと失敗に終わろうと、この1年間のSMは着実にこの方向に動いた。


目新しいことではない。 SMはH.O.T.が成功した後は神話とS.E.Sをすぐにデビューさせ、東方神起の成功以降はSUPER JUNIOR、SHINee、少女時代、f(x)が相次いでデビューした。 その後はこれらのグループのメンバーうを基にして手におえないほど多くのソロとユニットを作った。 単一チームやコンテンツなら、SMがいつも1番をとることはできない。 しかし、SMは人材と資本への持続的な投資でライバルたちの間を勝ち抜いてきた。 ただ、変わったのは投資の方向だ。 東方神起以降、SHINeeをデビューさせたような事は新しいグループをひとつ作ることだ。 一方、SMステーションは音源流通が可能なプラットフォームである。 NCTはそれぞれ違うグループたちを結ぶ一つのブランドだ。 それだけより多い人材と資本が投入され、収益構造も変わる。 SMステーションが成功すれば、SMはすべての所属歌手にソロの曲を歌わせる事が可能であり、すでにSMステーションに参加したユン・ミレのように他の会社のミュージシャンたちまで集めて来ることができる。 NCTが東方神起やEXOのように成功すれば、SM所属の数々の練習生たちがすべてNCTのブランドで全世界で活動することもできる。

 

昨年と今年YGエンターテイメント(以下YG)を取り巻く状況の変化は、今SMがなぜこのような選択をすべきかの理由だ。アイドル的な要素に全体的なトレンドを結合させるというのはYGならではの競争力だった。BIGBANGと2NE1が代替不可能な存在であった重要な理由だ。しかし、今ではYG以外にも防弾少年団やZICOがいる。iKONとWINNERがデビューの頃の期待ほど成功していないのは国内の活動を多くしていなかったことが大きいが、彼らに期待することを他の会社でも行うことができるという点も重要であった。そして今、多くの企業はSMのノウハウを分析してSMのようにコンテンツを作る。 SMはまだ1等であるが、その格差は過去よりもかなり減少した。むしろ圧倒的な差があるのは、資本の規模と人材のノウハウだ。他の世界中のいくつかのエンターテイメント会社も今SMのように多くのチームを絶えず活動させながら一定レベルの完成度を維持し、その間に1週間ずつ新しい音源を発表することはできない。その結果、ゲームのルールは変わる。 NCT所属のグループのいずれかが成功した場合、他のグループも成功確率は上がる。逆に、多くのグループの中のいずれかが成功する確率も高くなる。


今年初め、SMのイ・スマン、総括プロデューサーはSMステーションとNCTをすると公言しており、SMはこれらを1年間やった。 それだけ気力が抜けたか、むしろもっと力がついたかは彼らだけが知っているはずだ。 限界がある人材と資本をどれだけ投入できるかも未知数だ。 しかし、選択をしないこともできない。 競争者たちが追いついてきている。 やっていたことをそのまま行うのか、崩れるのかふんばるのか、それとも新たな収益構造を見出すだろうか。 そしてSMは、ひとまず未来に対するビジョンに対して過去20年余りの間に稼いでおいたものを投資する事にした。 持ちこたえるか超えないか。 どちらにしろ、2017年ごろにはわかることだろう。

 

 

文|カンミョンソク