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サンダーエイジ

韓国のアイドルとか音楽についての自分が後で読み返ししたい記事のふんわり訳と覚書。

SMとYG 記事感想その1:Kドルの「売れ方」

 

nenuphar.hatenablog.com

 

 

 Kドル業界をビジネス面から見る時に双方チェックするべきと言えるSMとYG特集でした。同時に見ていると片方だけ見るときよりも韓国芸能界の仕組みに対する視野が広がる感じのする、対照的な2社ですね。

 

 個人的には「強固なペンドムを着実に作り上げ、世界的なコンサート動員と音盤が売れない時代に相当な数を売り上げる音盤強者SM」と「一般的認知度が高く、ドルオタ以外の純粋に楽曲に惹かれて買う層が世界的に厚い音源強者YG」というイメージがありました。アーティスト数ではYGよりも多くペンドムも強いSMが音盤売り上げでは韓国内シェア1位ですが、アーティストは少ないながらも1曲があたると大きいYGが音源シェアでわずかにSMを上まわり1位という近年の傾向でしたが、ここに来てSMがSTATIONを通して音源が売れる他社アーティストと組んで音源を出しまくったり、逆にYGの新しいグループ達はクリエイティビティは変わらないながらも以前よりはペンドム形成を意識した正統派アイドルの趣をもってたりしますし、双方今までとは違う要素を取り入れつつあるのかなぁという気がします。
(正直SM STATIONがローンチされて毎週曲を出すと公開された時はそこまでして音源シェアを伸ばしたいんだ…数撃ちゃあたる方式…でも社内コラボとかもっと気軽に出たらいいなと思ったものですが、リリース曲は若干思ってたのと違いました。もっと会社内のユニットなんかが多いのかと思ってました)

 

 SMのアイドル育成ノウハウは今やほとんどのアイドル系の中小事務所が取り入れて成功している感じなので、「KPOP」以降のKドルのイメージを作り上げたのはSMなのかもしれません。イスマンはJニーズ事務所のノウハウを参考にしたらしいですが、それを言ったらYGはL○Hか…?

 

 一方でYGメソッドを取り入れて似たような形の成功を収めた事務所は今のところセブンシーズくらいなのかなと。2016年上半期のGAONチャート音源ダウンロード販売数のうち、男性アイドルグループで1番売れたのはblock.BのTOYで678,030ダウンロード(2位はWINNERのSENTIMENTAL/602.383DL、3位はEXOのMonster/392,596DL)だったそうですが、一方でZICOのソロ曲である「너는 나 나는 너」(Break Up 2 Make Up収録)は1〜6月でトータル1213,155DLとグループで出した曲の2倍近く(!)売れています。ソロアーティストとしてもこれはちょっと異例なレベルの売れ方ではないかと思うのですが、おそらくジコがブロビのペンドムに収まらず、一般層に「ヒップホップアーティスト」として売れているからではないでしょうか。むしろ男性アイドルグループには興味ないような層にもソロアーティストとして売れている結果ではないかな?

 女性アイドルではもしかしたらヒョナと4MINUTESがこのような関係だったのかもしれませんが、ZICOとブロビはプロデューサーとプロデュースされる側という関係なので関係性としてはBIGBANGとG-DRAGONに近いのかも。しかしGDソロですらBBの売り上げは超えていないので、ZICOのミュージシャンとしての人気は凄いんだなと思いました。

 

 SMだと唯一音源が音盤くらい長期に渡ってよく売れるのは現状では少女時代のテヨンくらいのようですが、彼女もまた、ペンドムには属しない一般層にも歌手として人気があるという事なのかもしれません。「I」とかカラオケで歌ったらとても気持ち良さそうです。難しいだろうけど。