サンダーエイジ

韓国のアイドルとか音楽についての自分が後で読み返ししたい記事のふんわり訳と覚書。

【ize訳】SM VS YG│②NCT U、NCT 127、NCT DREAM中間評価


SM VS YG│②NCT U、NCT 127、NCT DREAM中間評価
2016.08.30

http://m.ize.co.kr/view.html?pDepth1=i2101&no=2016082807517238751


 イ・スマン会長が直接プレゼンテーションをした、国内では一度も試行されていないメンバーの構成と変更や拡張が自由なグループである。デビューから世界市場への進出を標榜している。 SMエンターテイメント(以下SM)のニュージェネレーションNCTはいくばくかのアイドルグループよりも派手に登場した。 NCT UとNCT 127、NCT DREAMまで1年もたたない時間に順番にデビューしたこのグループは、どの程度のクオリティを見せてくれているか。 3つのチームを介してNCTの現在を診断した。

 


NCT U、高い参入障壁

特徴:NCTのすべてのユニットを意味する。メンバー構成が違ってもユニットであれば、無条件にチーム名はNCT Uとなる。

メンバー:「the 7th sense」ではジェヒョン、マーク、テン、テヨン、ドヨン、「WITHOUT YOU」でhsジェヒョン、ドヨン、テイル。二つは明らかに異なるユニットである。

 

 自然でありながら洗練された衣装、メンバーたちの個性を際立たせるよりもそれぞれの雰囲気を表わしたティーザー。特定のキャラクターを作り出す他のアイドルグループとは異なり、NCT Uのキャラクターは、あえて言うとファッショングラビアのようなスタイリッシュさそのものだ。
タイトル曲「セブンスセンス」もチームの具体的な顔を描いて表さない。 「OPEN YOUR EYES」という一節が繰り返されるだけで何らかのストーリーや聞き手を設定していない曲は独り言に近く、歌詞を全体的に強いて読み取ろうとしてもメッセージを把握するのは容易ではない。特に脈絡のない衣装と曲、舞台を通じてNCT Uが標榜するのは「よく理解することはできないけれど、somethingに見える」という雰囲気であり、ベース中心のサウンドはまさにこのファッショナブルなメンバーを目ででの感覚に集中するようにようにミニマルに構成されている。だからNCT Uは一度見れば忘れられなくなり、独特の趣に強く没頭することもできる。ただし、多少マニアックなコンセプトにより参入障壁も高い面もある。
 一方、「WITHOUT YOU」は、メンバーと女性の四角関係を示すようなミュージックビデオ、共に生きていこうという歌のメッセージ、ロックバンドのように演出されたステージなど、さまざまな要素がいずれも確実に浮き彫りにされずび混ざりあっている。新しいものと一般的なものを平気で一度に見せてくれたわけだ。
このような試みをすることができているSMの底力はすごいが、巨大なプレゼンテーションをバックに登場した最初の挨拶にしては少しずつ惜しい。 「第七の感覚」の新しさと「WITHOUT YOU」のこなれた感じを一気に見せることができる方法が必要ではないかというには、無理な要求だろうか。


NCT 127、目に見えない文字

特徴:ソウルを基盤に活動するグループ。 「127」は、ソウルの経度を意味する数字だ。

メンバー:テイル、テヨン、ユウタ、ジェヒョン、ウィンウィン、マーク、ヘチャン

 

 ヒップホップをベースにし、ステージを燃やすかのように襲いかかってくるようなボーイズグループの市場はすでに飽和状態だ。古くはBIGBANGとB.A.P、block.Bがおり、新人ではMONSTA XとIKON、何よりも国内はもちろん海外でもしっかりと定着した防弾少年団が支えている。このような状況においてヒップホップベースの「消防車(ソバンチャ)」を持って出てきたNCT 127は、それ自体が手ごわい試みだ。
「消防車」は「一緒に楽しもう」というニュアンスを抱いているだけでNCT 127が一体どんなグループなのか説明しておらず、イライラするような状況にある女性にメンバーがホースで水をかけて冷やすという内容のミュージックビデオは、ジェンダー問題に鈍感であるという議論に包まれたりした。 「ぴりっとするこの音楽お前の心をぱっと燃やす」「この空間は爆発する10秒前」などの歌詞は、熱い雰囲気を作り出したり聞く人まで揺れるようにさせるには力不足であるという点も問題だ。ヘチャンが残りのメンバーたちの足の上に乗っかるパフォーマンスをはじめ、NCT 127が難しい振り付けを熱心によく消化しているということは明らかだが、余裕が映えるべき歌で新人の「大変さ」が浮き彫りにされている事が良いシグナルなのかは知ることができない。いや、そもそも「消防車」は新人にふさわしくないコンセプトだったのかもしれない。レザーの衣装や色とりどりなヘアカラーのように、見かけのスタイルだけで新しいチームのキャラクターを整えて出す事はほぼ不可能だからだ。


NCT DREAM、「少年」時代の最後の王

特徴:10代のメンバーだけで構成されたグループ。平均年齢は満15.6歳であり、1999年生まれの最年長マークを除いたすべてのメンバーが2000年代に生まれた。

メンバー:チョンロ、ロンジュウィン、ジェミン、ジソン、ジェノ、ヘチャン、マーク。これにより、マークは今までに発表されたNCTのすべてのチームに属している唯一のメンバーとなった。


  NCT DREAMは近頃セブンティーンを皮切りに徐々に流行中のボーイズグループのトレンド、つまり「無害な少年」の年齢ラインを最初から下げてしまったグループだ。 小柄な身体能力とやせた体に短い半ズボン、あるいは可愛いユニホームを同じように着てキャッキャと笑う7人のメンバーたちの姿は、あえて歌の中のキャラクターを参考にしなくても「少年」っぽさを鮮明にしている。

 タイトル曲「CHEWING GUM」もまた繊細にコントロールされているが、うっかりガムを踏んでしまい犯人を探し出す過程で始まって、愛の感情を軽快に告白するにいたった歌詞は少年・少女の話だからこそ可能なアイデアを賢く利用している。 更にコミック「PEANUTS」のキャラクターが大きく描かれているにも関わらず過度に誘っては見えないグッチのコレクションを基本にした衣装、自分たちを監視していた大人の男性に意地悪く報復するミュージック・ビデオの場面などは、NCT DREAMに若くて可愛いがただ甘ったるいだけではないイメージを同時に付与したりもする。 そしてこのすべてのイメージは大きく風船ガムをふくらませているメンバーたちのいたずらな顔に集約されている。 グループのキャラクターは一つの場面としてまとめることができ、舞台ではただ幸せそうな雰囲気を描く。 キャラクターとファンタジー。 アイドルの最も基本的な要素を持っているという点でNCT DREAMの出発は注目に値する。 ただし「大人のファンとしてこれらをどういう気持ちで見るべきなのだろうか」という悩みも同時に始まったが...