サンダーエイジ

韓国のアイドルとか音楽についての自分が後で読み返ししたい記事のふんわり訳と覚書。

【idology訳】地下アイドル列伝:開始に先立って

【idology訳】地下アイドル列伝:開始に先立って

 

by #KPOPアティテュード
2018/02/23
http://idology.kr/9916

 

K-POPのどこかには位置するようだけど、なんとなく目立たないグループ。そのようなグループはいくつかの音楽を、どのような活動をしてきたのでしょうか?

 

1.
以前idologyに「インディーズアイドルは可能か」という文章が載ったことがありました。(인디 아이돌은 가능한가 ① | Idology.kr) 資本が少なくても、あるいは自主的にもアイドルになることができるかという面白い内容でした。 もちろん韓国で自主的にアイドルになったケースはまだなかったり、あったとしても知っている人が非常にごく少数のグループだと思います。 代わりに資本規模が小さいというケースはたびたび発見することができます。 練習生期間が平均2年の5人組アイドルをデビューさせるのにかかる費用は、少なくとも15億ウォン程度という某新聞記事がありました。 これを基準にすると、事実多くの場合が後者なのかも知れないという考えもします。根本的に資本集約的産業人のアイドル産業において、企画会社の資本規模は活動と直結しています。 大型企画会社も投資誘致なしでアイドルを制作して活動させることはなかなか難しいことではないでしょうか。つまり、資本が少ないほどメディア露出の頻度が低く、アルバム発売も少なくて、イベントを中心とした活動が多くなります。

 

2.
「地下アイドル」という表現を聞いたことがあるかも知れません。 地下アイドルはメディア露出もなくライブハウスあるいは公演可能なvenue(会場)で公演活動やファンイベントを中心に活動する、日本のアイドルを指す名称です。 地域を基盤として活動する場合が多く、「ローカルアイドル」、または公演を中心に活動するので「ライブアイドル」と呼ばれたりもします。 メディア露出がない場合がほとんどであり、マーチャンダイズの販売で収益を出す構造ですが、「チェキ」と呼ばれるポラロイド写真やTシャツが代表的な商品だしうです。男性アイドルは大手企画会社が市場を独占してきた傾向があり、「地下アイドル」に区分されるアイドルは主に女性グループとも言います。 地下アイドルとして活動して人気を得てメインストリームに進入した事例もありますが、デビュー当初のAKB48を地下アイドルと見るなら最も有名な事例とみなすことができますね。 Perfumeが挙げられる場合もあります。 両グループ共に地下アイドルに正確に合致していたのかは確信しにくいですが。

韓国にも、日本のこのような地下アイドルと若干似た形のグループがいます。 メディア露出が少ないか、持たない状態で多様なイベントに安価に出演したり、インターネット放送にして活動をしたりするやり方です。 日本とはいろいろな面で異なるが、最も大きな違いを挙げるならどうしてもライブハウスを基盤として活動するケースがあまり無く、マーチャンダイズでは収益を期待しにくいという事でしょう。低資本アイドルを制作するJSエンターテインメントが代表的な例であり、チッケム(直撮り=ファンカム)で有名になったBAMBINOやLAYSHAをデビューさせた会社です。 韓国の場合は公演の目的自体がイベントに向けている場合が多く、音楽活動自体を重要視していない様です。そのためか、少なくないグループの振り付けや衣装がやや扇情的な方です。 ファンカム文化が広がるようになり、扇情性がもっとひどくなったとも言えます。

 

3.
この連載で取り上げたいグループは、タイトルからも分かるように「地下アイドル」に分類できるグループです。 「地下」という単語は、多少否定的に認識されかねず、使用するには少し慎重になります。しかし、日本と同様に地域や活動範囲特に決まっているものでもなく、「ローカルアイドル」「ライブアイドル」と呼ぶことはできないでしょう。 あるいは日本で使用される他の名称である「インディーズアイドル」なのかなとも考えてみましたが、韓国で「インディーズ」という単語が使用される文脈を見ると、適切でない単語選択かも知れません。 結局、「地下アイドル」と呼ぶことにしました。KPOPのどこかに存在しているようだが、なんとなく目にはつきにくいグループ。そのようなグループたちはどんな音楽を、どのような活動をしてきたのでしょうか。

 

4.
この連載はとてもゆっくりと非定期的に連載される予定です。 しかし、連載終了を宣言するまではやや遅くても連載が中断された訳ではないので、関心がある方はその都度掲載された時に読んでいただければ幸いです。 1話は悲運のコンセプトドル、SIXBOMBです。 連載開始します。


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チッケム(직캠)=직접(直接)캠코더(カムコーダー=ビデオカメラ)の事。ファンが直撮りしたいわゆるファンカム映像。

 

SIXBOMBというと2012デビューで結構経歴は長いけど、昨年メンバー全員が整形して、しかそれをコンセプトとして(!)カムバした、あの。

面白そうなので記事がアップされたらシリーズで訳したいと思っています。

【国民日報訳】盲目的熱狂を批判的支持で…ファンダムの進化

【国民日報訳】盲目的熱狂を批判的支持で…ファンダムの進化

 

2017.08.29
http://m.kmib.co.kr/view.asp?arcid=0923805784&code=13180000&sid1=ent

 

ファンドムが変わっている。 H.O.T.・Sechskiesが主導した1997年と大型新人ボーイズグループWANNA ONEが登場した2017年。ファンドムはこれまでどれだけ変わったのか。 第1世代ファンダムは公式ファンクラブを中心に全国的な位階がはっきりしていた。 しかし、最近のドムは非公式ファンクラブが幅を利かせ、活動の様子が多様化した。 1997年のファンドムが10代中心だったならば、2017年のドムは20∼30代が前面に出て地下鉄のお誕生日おめでとう広告同様の「物量攻勢」をさらに活発に繰り広げている。

 

20年前と比較すればファンドム文化がさらに過熱された面もある。 WANNA ONEやガールズグループI.O.Iと同様に最初から決まった期間のみ活動するいわゆる「期限つきアイドル」が出始め、ファン活動の密度が一層濃くなったからだ。 これらのファンの集中した火力が既存の所属会社アイドルの座を脅かしながら、ファンドム間の競争が過熱したのだ。 このような多くの変化を貫いている最近のファンドム文化の大きな特徴は、専門知識と批判性に要約される。

 

専門家水準「ホムマ」の登場

非公式ファンページを管理する「ホムマ(ホームページマスター)」が登場し、ファンドムは本格的に専門化された。 彼らは性能の良い別名「バズーカカメラ」で、アイドルの写真と映像を直接撮ってインスタグラムやツイッターなどにリアルタイムにアップする。 写真を「グッズ(記念品)」や「スローガン(応援道具)」にして販売することもある。WANNA ONEのホームマスターのあるツイッターユーザーは「歌手の広報に向けて、あるいはファン活動を活発にする時に生じる費用を賄うために商品を製作する」と説明した。

 

マスコミ対応をしたり、法的措置を取ったり、外国語の広報資料を作ったりもする。 Mnet「プロデュース101シーズン2」の1位カンダニエルと2位のパクジフンの一部のファンはデビュー曲「Energetic」の舞台で応援する歌手の分量が少ないと不満を吐露した。 ファンは最近Daumのアゴラ(フォーラム)に放送局と所属会社を相手に「カンダニエルの分量にインパクトある振り付けを入れて、曲の振り付け動線を変更してほしい」と請願した。 一部は、プロモーションビデオのメンバー別の分量を分析して抗議資料を配布したりもした。

 

アイドルファンは20年間、各種の葛藤を経験し、集団的な経験を積んだ。 例えば、ボーイズグループEXOファンの経験はWANNA ONEファンの経験でもあるということだ。 アイドル専門のウェブマガジン「idology」のミミョウ(本名ムンヨンミン)編集長は「海千山千の人が多芸多才になるのと似ている」「アイドルファンドムの歴史が20年になっただけに、謝罪文の作成要領や訴訟のために資料を収集する方法などのノウハウがファンドム全般に集団的に共有されている」と分析した。

 

崇拝はやめ、批判するファンダムの誕生

#1 ガールズグループMAMAMOOの一部のファンはこの3月コンサートで公開された映像がアフリカ系外国人卑下ととられかねないと指摘した。 所属事務所は映像を再編集すると約束した。

#2 ボーイズグループVIXXのファンたちは1月、所属ラッパーであるRAVIが歌った曲「BOMB」のミュージックビデオの一部が女性嫌悪と性商品化と捉えられかねないと指摘した。 RAVIと所属事務所は謝罪文を掲載して該当シーンを直ちに削除した。

#3 ボーイズグループ防弾少年団のファンの一部も昨年と今年初めに歌詞の問題点を批判した。

 

最近、ファンドム内に批判する文化が生じた中で、ファンの間で摩擦が起きることもある。 彼らは「カパ(까빠=까면서 빠는 팬=好きなのに晒すファン)」と呼ばれ、攻撃を受けたりもする。 大衆文化評論家ハジェグンは「最近のアイドルファンドムはスターを崇拝するのではなく、育成するという態度を持っているためにスターに社会意識を持つように強調しているのだ」と説明した。 そして、「このようなファンとアンチのアイデンティティは正反対」であり、「無条件にけなそうとするアンチとは違って、愛情を基本的に持っているというのが違う点」と分析した。

 

このようなファンは所属会社や同じ歌手を応援するファンをも批判の対象にしているところもある。 ファン活動を途中でやめた=「タルドク」したり、2組以上のアイドルを好きな掛け持ち=「ギョムドク」は通常攻撃対象になりやすい。 最近、ボーイズグループiKONの公式ファンクラブは所属会社YGが「メンバーたちの健康を考慮しない過度なスケジュールを強行する」等理由でYGで製作するすべてのグッズのボイコットを進行すると宣言した。 これもやはりファンたちが歌手を育てるという意識で起きた現象と解釈される。

 

文=グォンジュンヒョプ記者gaon@kmib.co.kr、

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「アイドルを育てる」の概念が日本とだいぶ違うような...元々日本より距離が近くて崇拝意識は低そうなのに、そこにこういう意識までが加わるというのは余計過干渉になりそうな気も。韓国における家族とか親子のあり方をそのまま反映しているみたいで興味深いけど、リアルの家族や親との関係もあるのに仕事の場でもこれじゃ大変そうですね。

【国民日報訳】[ミミョウのアイドル列伝]SEVENTEENは実験中、KPOPだから可能であり、しかしK-POPとは違う

【国民日報訳】[ミミョウのアイドル列伝]SEVENTEENは実験中、KPOPだから可能であり、しかしK-POPとは違う

 

2018.2.12
http://m.kmib.co.kr/view.asp?arcid=0923900219&code=13230000&sid1=kmi

 

のびのびとして攻撃性のない清涼感で
デビューとともにアイドルグループの新しい道を提示
ミュージカルのようなステージに様々なジャンルを取り入れ、2016年末に「重くなった」コンセプトに挑戦
昨年荒いロックサウンド・ボーカルも披露
リスク許容し、継続的な変化を追求

 

2015年「ADORE U」でデビューしたときのグループSEVENTEENは新しい傾向の総決算のように見えた。のびやかで攻撃性もなく「きれいな言葉」だけを言う少年は、まるでガールズグループの「清純」を翻訳したかのようだった。フリーデビュー活動を通じて強固なファンドムを確保したのも新しかった。アイドルに興味持つ人にとっては誰にとっても爆発的だった。ボーイズグループ市場の流れも、SEVENTEENが指した方向とかなり似たように流れて行った。

 

これまでの話だと、SEVENTEENがトップに君臨していなければならないようだ。 しかし、そうはならなかった。 「MANSAE」「PRETTY U」「VERY Nice」などは皆良い反応を得て説得力も高かった。 SEVENTEENの魅力を形容する「爽やかさ」がまるでボーイズグループの流れであるように多くの人々の口に登ったのを見てもそうだった。 実際に、SEVENTEENはファンドムを着実に増やしながら成長してきた。 しかし、大衆的な波及力はいつかからか停滞するような姿を見せた。

 

2016年末「BOOM BOOM」と昨年の「泣きたくない」は、すべて印象的な曲だったが、なんとはなしに重たかった。愛の歓喜の前でひたすらウキウキとし、精一杯笑いを作った姿とは違いがあった。アルバム収録曲も複雑で構成が難しく、少し負担になった。情緒も暗かった。イメージの変身というだけで説明するには、どこか釈然としなかった。 「爽やかさ」という表面的なキーワードの裏に一体何があったらこれだけとんでもない方向を選択する必要があったのだろうか。強力なファンドムの支持があるからこそ可能な選択だった。

 

SEVENTEENはメンバー13人を舞台装置のように活用して演劇的な性格が強調されるパフォーマンスを表現している。メンバーたちは演技するように歌い、背景や画面効果を振り付けに演出したりする。一本のミュージカルを見るようだ。それが彼らの「無害であること」に華やかな生気を与える。たくましく、しかしただ「きれいな」少年の姿を表すものでもある。それ故に彼らの選択は、初期の成功の秘訣であるダイナミックで活気に満ちた構成という最も重要な「技術」だけを維持し、これによって新たな姿を見せることだった。

 

その核心技術を音楽に適用すると、ひとつの曲の中で様々なジャンルが歌謡曲と絡み合いながら頻繁に雰囲気が切り替えられるという点である。作品はステージの上で初めて完成される。彼らの頭の中でステージはまるでミュージックビデオのように、複数の「シーン(場面)」で構成されているもののように扱われている。そして、それぞれの「シーン」に必要なジャンルを急いで引用してくるというやり方である。 KPOPだからこそできる特徴だ。また、パフォーマンスを直接実行する人がステージを最も中心に置いて作り出す事で可能なのである。自作曲を書くアイドルは多いが、このような方式はKPOPでも珍しい。

 

1年余りの時間がこれを適用するための実験だったとすれば、昨年末に発売された「拍手」は暫定的な結論である。ダイナミックなロックサウンドと俺様っぽいボーカル、「爽やかさ」はない。しかし、変化する曲をぼんやり追っていくと、いつのまにか彼らが誘うままに手を打ってしまっている。去る5日、スペシャルアルバム「Director's Cut」を通じてタイトル曲「THANKS」を発表して活動しているSEVENTEENがこの実験に最終的に成功するかどうかは、もっと見守らなければならないようだ。 しかし、多少危険があっても新たに発展していく意志は注目に値する。 それがKPOPであるからこそ可能だったし、またどのようなKPOPとも異なるものに向かっているからだ。

 

ミミョウ<大衆音楽評論家・作曲家>

【ize訳】女性ソロ歌手│②チョンハ・ヒョナ・スジ

【ize訳】女性ソロ歌手│②チョンハ・ヒョナ・スジ

 

2018.02.06
http://m.ize.co.kr/view.html?no=2018020523157219163&pDepth1=i2101

 

近来、今まで以上に女性ソロ歌手たちが活発に活動する現在、6人の女性ソロ歌手について「ize」記者パクヒア、音楽評論家キムユンハ、コラムニストファンヒョジンなど3人の女性が文章を書いた。

 

 

チョンハ、踊る鯨の登場
チョンハはI.O.Iの「ドリームガールズ」ミュージックビデオで足首と手首の巻いていた包帯を放り投げてダンスを踊った。 これはチョンハがMnet「プロデュース101」ファーストシーズンで積み重ねたキャラクターでもあった。 彼女は最初からダンスが上手い事で注目を受け、アイドルであると同時にダンサーとして注目された。 I.O.Iの活動が終わった後、ソロとしての彼女の姿はこの延長線上にある。 新曲「ローラーコースター」で彼女はI.O.Iの時とは違って、大胆な蛍光色のマニキュアとスタイリングで自由奔放な雰囲気を出しながら、ダンスに特化した自分のキャラクターを思いきり見せている。 「Why Don't You Know」で手足を使い床を活用して体を動かしている姿は、近頃デビューするアイドルたちが見せる事が出来ない姿でもある。 また、一般的な音楽番組の舞台だけでなく振り付け映像と縦割のダンス映像などで絶えず自分の踊りを強調して、カメラも動きを追えないほどのディテールでスピーディーな動作を表現している。 それだけに彼女が舞台の上で踊るときには、カメラもクローズアップよりは彼女の体全体と動線を追ったりする。

 

チョンハが構築したキャラクターは、それ故に特別だ。 彼女は大衆に知られた瞬間からダンスによってキャラクターが作られ、その特徴を維持しながら自分だけのアイデンティティとして取り上げられるようにした。 自分が得意な領域を通じてイメージを構築し、最近では稀な新人ソロ歌手として確実に定着した。 彼女が「ローラーコースター」で軽いジェスチャーを取りながら「LOOK」と言う時に、自らが望むものをひとつずつやっていく20代の女性たちの姿がオーバーラップする。 ダンスひとつで十分だ。 そう語る事ができる新人のソロ歌手が登場した。

 

文 パクヒア


ヒョナ、ステージのナルシスト
「Lip&Hip」はタイトルからして明確だ。 唇とお尻、つまり誰かを誘惑することに最も多く使われる身体の部位2箇所を正確に見るように指している。これは、これまでヒョナが見せてきたステージの核心を要約したものでもある。 ミュージックビデオでも挑発的なイメージを盛り込んでいく。 ヒョナはさり気無く胸の谷間を見せ、カメラはしばしば非常に短いハーフパンツに隠された彼女のお尻をクローズアップする。 このプロモーションビデオは比較的おとなしい衣装を着てバックパックを背負ったヒョナが、お尻の部分が破れているジーンズを着て部屋を出る場面で終わる。 しかし、曲のメッセージを最も果敢に伝えるのはどうしてもステージの上のパフォーマンスだ。 ヒョナは目にホットピンクカラーのアイシャドーをし、カメラを見つめながら舌で手のひらをなめて両胸を手で支え、絶えず尻を振る。 いわばヒョナのセクシーパフォーマンスは、大衆的に適正に受け止められるラインを何でもないもののように超えてしまう。

 

ヒョナはいつもそうしてきた。 自分がきれいでセクシーだということを知らないふりをして見る人の視線を誘導するのではなく、私はまさにここがセクシーなんだと、だからよく見ろというように、脅威的であるほど自信にあふれるパフォーマンスをしてきた。 Wonder Girlsとして活動していた時代から今まで、一様に舞台の上で上品ぶることはなく、自ら「パルガヨ(赤いよ)」と宣言するかのように、唇とお尻を突き付けて胸を出す。 同時に彼女の歌は誰かに認められたいとか愛されたいとは話していない。 愛する人のせいでますますもっと子供になるみたいだと言っていた「BeBe」が、ディスコグラフィーの中でむしろ例外的であるほどだ。 「もう少しセクシーに マインドはさらに大胆に/私は私 今日はちょっと出来そう」という「Lip&Hip」の歌詞のように、私は私であるだけでセクシーで綺麗だし、自らもその事実を当然知っているというようなナルシシズム的な態度。 このようなヒョナに対して、刺激的だとか大変心配だと評価するのは、どれだけ野暮なことなのか? 大抵のミュージシャンが直接書いた曲で自分を表わすとするなら、ヒョナは同じコンセプトを固守する方式で、自らがどのような女性なのかを表現している。 そして、依然としてそれでもまだ「このような」アーティストはヒョナだけなのだ。

 

文 ファンヒョジン(コラムニスト)

 

スジ ー I、Me&Myself、SUZY
スジの2枚目のミニアルバム「Faces of Love」が残す印象は独特だ。 最大でもミディアム・テンポ以下で全般的に落ち着いてトーンダウンされた曲は大きな印象を残すことができず、指の隙間から流れていく間の瞬間瞬間がやけに輝く。 アルバムのタイトルに忠実に従って恋に対する変奏を多様に展開させた歌詞のせいか、すぐその光の源に目が届くようだ。 輝くものは、ほかならぬスジそのものだ。

 

それが何か大した事なのかと思うかもしれない。 私たちはすでに1枚のアルバムを掌握する、きらめいて美しい魂をあまりにもよく見てきたではないか。 ただ、今回の場合は事情が少し違う。 ややのっぺりした印象のアルバムは、そのアルバムのカバーを飾っているのが、その歌を歌っているのがスジであるという事で自らの存在価値を証明している。 厳しいトレーニングを経て齢16の年にガールズグループメンバーとして芸能界にデビューし、以後、スクリーン、ブラウン管、音楽放送を全方位に行き来している芸能界のブルーチップ。人々が言うとおりに国民の初恋にもなったが、「私は男がいなくてもよく生きる」と挑発的な表情でカメラを正面から見つめるような事もする、若くて眩しい青春スターのペ・スジ。 タイトル曲「Holiday」を通じて披露した米国LAロングビーチを背景に実際の休暇のようにゆったりと撮ったミュージックビデオも、ソファーひとつ気楽な雰囲気を演出したステージも、そのような流れで見ると十分に納得できる。歌の中で、舞台の上で、スジは敢えて苦労して仮想の何かを演技する必要がない。 大衆が最も望むのは、そしてスジ自身が最も輝くのは、他ならぬ今を生きている24才のペ・スジをそのまま表した時だ。

 

昨年、某ファッションマガジンとのインタビューでスジが最も多く使った単語は「自然に」だったという。 仕事も日常も、自分で逆らうことなくいずれも自然である事を望むという彼女に、歌手なのか演技者なのか、正確な所属を明らかにせよという質問ほど無用なこともないだろう。 一時代を代表する歌も、週末の映画館を熱く盛り上げる映画も、道を行く通行人の視線をふとストップさせる広告も、すべてスジだから可能なのだ。自らの青春と人気をありのまま肯定する自然さ。スジが歩く歩み。ひとつひとつに感じられる、最も強烈なエネルギーだ。

 

文 キムユンハ(音楽評論家)

 

ブルーチップ=優良株式銘柄のこと。

【ize訳】女性ソロ歌手│①BoA・IU・ソンミ

【ize訳】女性ソロ歌手│①BoA・IU・ソンミ

 

2018.02.06
http://m.ize.co.kr/view.html?no=2018020523127279616

 

近来、今まで以上に女性ソロ歌手たちが活発に活動する現在、6人の女性ソロ歌手について「ize」記者パクヒア、音楽評論家キムユンハ、コラムニストファンヒョジンなど3人の女性が文章を書いた。


BoAのキーワード
ドキュメンタリー「Keyワード#BoA」はこれまでBoAが発表した曲の歌詞を選び、それに合う話をボアが聞かせるというやり方で行われる。 その中でも「Valenti」の中の「君が眺めた私の姿」という歌詞は20年に近い経歴を持つ女性ソロ歌手BoAの人生を集約した一行だ。 SHINeeのKeyと飲食店の話をしながら「個室がない店であまり食べたことがない。何か不便だよね」と言ったり「全てが完璧なので、私がミスをすれば大変なことになると思った」と日本活動の時の気持ちを話す彼女は他人の視線を気にせざるを得なかった人だった。 さらに、BoAは好きなゴルフについて「『ミスを減らすゲーム』だ。 精神的な部分や性格的な部分でも成熟しなければ上手くできないスポーツ」と説明する。 何もかもがスーパースターとしての人生に忠実な姿だ。

 

しかし、「Keyワード#BoA」は大衆の前で歌手兼30代の女性としてのBoAをすべて見せている。 幼い時から活動をしてお金を稼いだ彼女のことを「男性たちはあまり良く思わないようだ」や「男性のとって初めて見たときの姿が女性の一番きれいな姿」と自らの状況を男性の視線で眺めたりもする。 この姿を見たKeyは「Kiss My Lips」で活動していた時「出来るだけ大衆に女性らしさを示そうとすることに対する渇望があるのか(と思った)」と、暗に感じている強迫観念があるのか知りたがったりもした。 BoAほどの事を成し遂げた女性も、無意識に男性たちの視線を意識する。 その事実がBoAを含め、数多くの男性の連帯の間で生き残らなければならない30代のビジネスウーマンたちの現実を照らす。

 

そして新曲「NEGADOLA」が出た。 彼女はこの歌の中の男性に神経質に「子供ね」と呟き、カメラの前で印象づける。まるで私がする話にけちをつけるなと言うように。彼女はスターとして他人の視線を気にしているようだが、自分がしたいことを果敢に行動に移した。 すでに30代になったスターが女性として、ミュージシャンとしてやりたいことを始めた。 過ぎ去った時代にやってきたことと同様、これからもすることが増える事を願う。

 

文 パクヒア

 
IUの今
IUは早く大人になりたい少女だった。 「Good Day」ではオッパを愛する少女だったし、「You&I」では愛する人と共にいるために「時計をもっと早く進めて」「瞬きする間に大人になるよ」と歌った。 これは可愛くて愛らしい「国民の妹」としてのポジション、つまりいわゆる「おじさんファン」との距離を念頭に置いた企画のように見えた。 しかし、昨年4月に発表した正規4集「Palette」の最初の曲「この今」で未来から飛んできたというIUは言う。 「あそこも実際馬鹿たちだらけ 違う とても輝くのはむしろ Now now now」。ファンタジーの世界から、そして国民の妹のキャラクターから抜け出したIUは最早ミュージシャンであり、20代の女性で、現実を生きる人間として直接曲を書いて自分の感情と物語を聞かせてくれる。 25才の自分、愛に対する懐かしさ、別れの後に努めて淡々としていようとする心、酒に酔った時の混乱などのジャンルと同じくらいに多様な素材を盛り込んだ「Palette」の収録曲は、IUの今を構成しているわけでもある。

 

最近発表したリメイクアルバム「花しおり 2枚目」でIUは自分が好きな過去の歌たちを再び歌う。彼女は原曲の歌手たちの感情を模倣する代わりに、今自分が感じる通りに各曲をカバーする。 収録曲「早瀬」に対する説明でIUは「(チョンミチョ)先生が初めて歌われた昔の『早瀬』と、何十年後かに再び歌われた最近の『早瀬』は、その音声に盛り込まれた感情から物語まで確実に違うアプローチのように感じます。機会があれば私も長い時間の後にこの曲を必ずまた歌ってみたいです」と書いた。 時間の流れによって人は変わるもので、だとしたら重要なのは、今現在ここにいる自分がどんな人であり、どのような考えや感情を感じるかだ。 そして皮肉にも、IUがリアルな自分を露出すればするほど、見ている方は彼女がどんな人なのかをぼんやりと想像するだけで、一言で定義したり、完全には把握できないだろう。 考えてみれば当たり前なことだ。 コンセプトやキャラクターに閉じ込められない人間を、完璧に解釈するのは不可能だからだ。 私たちができるのは今現在、また後の日の進行形のIUが、自然に生きて変わっていく姿を見守ることだけだ。

 

文 ファンヒョジン(コラムニスト)


ソンミ、注目される女の子
いつでもどこでも注目される女の子。 2007年、グループWonder Girlsのメンバーとしてデビューして以来、ソンミの人生はこの一言で定義することができる。 デビュー当初、グループの中での適切なポジションを探すためにしばらくの間停滞した時期を除けば、ソンミは同年代を集めたグループの中でも、ソンミ個人でも、いつも華やかなスポットライトの中にあった。 信じられないほど長い手足や秘密めいた雰囲気を持ち合わせた、簡単には掴まえられそうにない人。

 

次のステップを絶えず気になるようにするソンミのこのようなキャラクターは、ただのイメージだけではなく実際のキャリアにもつながった。 「Tell Me」「So Hot」「Nobody」などの相次ぐヒットで盛んに人気街道を走っていたデビュー4年目に学業を理由に活動の中止を宣言したことも、同じ所属会社を通じてソロ歌手の姿で歌謡界に復帰したのも、5年ぶりに同じグループに再合流してベースを担いでステージの上に立ったのも、いずれもソンミだった。 2017年、この10年間身を寄せていたJYPを離れ、新しい巣から発表した「ガシナ」で再び歌謡界の頂点に登ったのは、ただすごいという他には表現できない結果だった。 1年、いや、わずか1カ月先も簡単に予測できない、時にはひとこと、時には表情ひとつのためにトップから奈落に落ちるのが常である韓国芸能界で、めったに見られないこのような強靭な生命力。ここに彼女の性別とアイドルという出身まで加えると、これはむしろ奇跡と呼んでもいい結果だ。

 

こうしたソンミの成功談がいずれも正攻法による結果という事実は、ソンミという女性ソロアーティストに対して今より高い評価が行われなければならないという当為性再確認させる。 デビューからこれまでソンミが歩んできた道は、一様に速く楽な道とは程遠いものだった。 自分だけのテンポに合わせて走ったり歩いたり休んで再び動き始めたソンミが、大衆に明確に残したひとつのイメージは、まさに「ステージ」だった。 優雅であり同時に危険な「FULL MOON」のステージが残した強烈さ、同業の歌手はもとより、一般人まで先を争ってコピーすることに忙しかった「24時間じゃ足りない」、「ガシナ」に向けられた熱い反応は、ソンミが舞台を通じて吹き荒らしたカリスマ性に対する誠実な反作用に違いなかった。 生まれつきの才能を友として、自分だけのスピードで自分だけのものを作る方法を知っている女の子。 彼女が10年を超える時の間、注目されざるを得ない理由だ。

 

文 キムユンハ(音楽評論家)

【京郷ニュース訳】[インタビュー]「セクシャルマイノリティの新人歌手Hollandです」

【京郷ニュース訳】[インタビュー]「セクシャルマイノリティの新人歌手Hollandです」

 

記事入力2018.02.04 09:27
最終的な修正2018.02.04 09:54
http://m.khan.co.kr/view.html?artid=201802040927001&code=940100&med_id=khan

 

中学生時代、自分のセクシャルアイデンティティが人とは少し違うと感じた。 社会が「規定した」枠組み通りなら、彼は異性愛者であるべきだった。 しかし、そうではなかった。 数十回、数百回悩んでも彼は同性愛者だった。 最も親しいと思った友達に悩みを打ち明けた。 もしかしたら、悩みを分かちあう事はできなくても理解してくれることができるのではないかと考えた。 彼の期待は間違っていた。彼は3年間、校内暴力の犠牲者として暮らさなければならなかった。 毎日何度もセクハラを受け、いわれのない暴力を受けた。

 

ランチタイムさえ自由ではなかった。 自分をいじめる同級生に会うことを恐れて、給食室にさえも行くことができなかった。 子供達は放課後ひとりで残っている彼のもとを訪れ、再び暴行した。 倒れた彼の首に縄跳びの紐を掛けて教室を何周も引きずり回した。友達は首を締められたまま紐に縛られて振り回される彼を笑って見ていた。彼らにとって彼は友人ではなく、ただの「奇妙な」おもちゃだった。 彼は自ら命を断ち切ろうとしたりもした。 しかし、彼に「君は間違ってない」と言ってくれる人がいた。 彼は再び生きてみることにした。 そして自分の物語が込められた歌を世に出した。 新人歌手Holland(コテソプ・22)のファーストアルバム「Neverland」だ。 彼はインタビューで「一人で悩んで苦しんでいるセクシャルマイノリティたちに、自分の存在自体だけでも希望になってほしいというのが唯一の願い」と話した。

新人歌手Hollandに最近、ソウル中区京郷新聞社の前のあるカフェでインタビューを行った。

 

ー歌のタイトルは「Neverland」です。 特別な理由がありますか。

「既成世代の視点から脱し、偏見なしで暮らせる場所はある意味ではピーターパンの中の『ネバーランド』なのではという考えからタイトルにしました」

 

ー「僕がおかしいのか、誰がおかしいのか。すべてが僕が思ったのとはかなり違っていた。でもそれは当り前なのかもしれない…(中略)...窓の外に出て虹を探して」という歌詞を見ると、ご本人の話を盛り込んだようです。

「すべて自分の経験から出た歌詞です。 作詞を専門的に習った事はないけれど、率直な思いを込めたかったんです。友達に秘密でしたカミングアウトが校内暴力につながり、僕は今もうつ病と対人忌避症や各種のトラウマを経験しています。 自分と似たような傷を持っているセクシャルマイノリティたち、校内暴力の被害者たちに『あなたも堂々と外に出て活動することができる、あなただけの声を出すことができる』という希望を伝えたかったんです。 『歌詞が恥ずかしくてムズムズする』というような反応もあったんですが...(笑)」

 

彼は現在ソウル芸大の写真科在学生だ。 校内暴力を受けていた時期、彼は自分の視線で見られる世の中をカメラに収めていた。 写真は彼の疎通のための窓口だった。 平凡な大学生として生きてみても、友達から受けた暴力は彼にとって依然として消えない傷だった。 傷に打ち勝ってこそこれから前に進むことができると思った。 校内暴力の加害者は、依然としてさり気無く世の中を生きていくのに、被害者たちが息を殺して苦痛を受けている現実を認めたくなかった。 加害者に、そして彼と似たような経験をした被害者たちに対して声をあげる方法は歌しかないと思った。 彼は、芸能事務所に曲を送って肯定的な回答を受けた。 2ヵ所では最終契約書にサインだけをしないで残しておいたりもした。 しかし、彼が「セクシャルマイノリティとしてのアイデンティティを明らかにして自分の信念を曲に表現したい」と言うと、皆が難色を示した。 未だ大韓民国の社会でセクシャルマイノリティにアルバムをリリースさせるところはないと。

 

ー事務所に所属されていませんね。

「所属事務所を持たずに1から10まですべて自分1人で準備しました。 そのために曲の完成度の部分では惜しさがたくさん残っています。 しかし、これから一緒に意味を分かち合う事が出来る人々に出会って引き続き練習して努力していけば、僕がしたい話をもうちょっと完成度の高い曲に盛り込むことができるだろうと思っています」

 

ー 一部ではセクシャルマイノリティという事実を明らかにしたこと自体が「ノイズマーケティング」なのではないかという指摘もあります。

「歌唱力や曲の完成度のせいでそういう言葉は十分に出てくる可能性はあると思います。 周囲でも『君がセクシャルマイノリティだと明らかにすれば、一時的に関心はもらえるが多くの危険にさらされる可能性も大きい』と心配されたりしました。 しかし、僕は自分がセクシャルマイノリティであるという事実を隠したくなかったんです。 校内暴力を受けた経験も、さらに時間が経てば薄れていくこともあるでしょう。 しかし、今この話をしなければ自分自身が今後さらに一歩も進むことができい気がしました。校内暴力の加害者として名指された人たちも、アイドルや俳優として世に出て見事によく活動しています。 セクシャルマイノリティであり、校内暴力の被害者であるというのが歌手になれない理由にはならないと思います。 僕はセクシャルマイノリティたちに「あなたたちは何も間違っていない」というメッセージを伝えたいだけです。 カミングアウトに伴う責任感もあります。 セクシャルマイノリティであると明らかにした以上、行動ひとつひとつ、一言にも注意しながら活動しなければならないかもしれません。 しかし、最近はファンからより多くの慰労と力を受けています。 彼らから『ありがとう』というメッセージを受け取るたびに、自分の選択が間違っていないと思います」

 

ーこれからもセクシャルマイノリティがもっとたくさんメディアに露出されなければならないと思いますか。

「これが是非の問題ではないのだという点を知らせたいです。 親や周囲の大人たちがセクシャルアイデンティティに混乱を経験する子どもたちに『(セクシャルマイノリティである事は)悪い事なんだ、間違っているんだ、正すことができるんだ』と教育する場合が多いです。 悪いと思っている方たちはなぜ性同一性の『違い』を『悪』だと認識するのか、もう少し深く考えたらどうだろうと思います。 セクシャルマイノリティたちがもう少したくさんメディアに露出されれば、社会的に公論化される機会も多くなるでしょう。メディアに露出されるセクシャルマイノリティたちは性的な部分だけを強調されたり、逆に面白がられたりアブノーマルな恋愛をする存在と映っています。ただ一人のアイデンティティであるだけであって、他の異性愛者と変わりない平凡な人間なんだという概念がより受け入れられたらと思います」

 

ー曲への反応はどうでしょうか。 ミュージックビデオはわいせつ判定を受けました。

「南米、ブラジルiTunes Store全体のチャートで1位になった事もあります。 ある瞬間からかブラジルのファンたちが関心をたくさん持ち始めました。 オーストラリアでも良い成績を出しています。 韓国での反応は実はよくわかりません。 これからもずっと曲を出しながら活動しなければいけませんね。ミュージックビデオは…監督との最初のミーティング時に監督のお話で『韓国映像審議基準だと同性間のキスは19禁、異性間のキスは15禁』というのがあり、その話を聞いて必ずミュージックビデオの中にキスシーンを入れなければならないと思いました。 最初はキスシーンはありませんでした」

 

ーこれからの活動に残された課題がありますか。

「実はまだ両親に自分がセクシャルマイノリティであるという事実を話していません。 記事が報道される頃には両親に申し上げなければならないのではないでしょうか(笑)」

 

<文 リュインハ記者・写真ウチョルフン記者 acha@kyunghyang.com>

【おしらせ】Real Soundさんで記事を書かせていただきました

こちらでお知らせするのをうっかり忘れていたのですが、Real Soundさんにお声がけ頂いて韓国の音源・音盤チャートについて書かせていただきました。

 「デジタルに強いTWICEと巨大なファンドムを持つBTS (防弾少年団)  韓国での音楽消費を考える」というタイトルの記事です。

 

 

記事タイトルは編集の方がつけてくださいました。自分のブログやツイッター以外で文章を書かせて頂いたのは初めてなので勝手がよくわかっていませんでしたが、無事に掲載していただけまして安心しました。